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GOBO読書会の様子をチラっとご紹介いたします📖

GOBOでは不定期的にオンライン読書会を開催しています!
今年はこれまで1,4,5,6月に開催しており,直近の6月の回で
「GOBO食と農の読書会」として2年半で開催回数が20回に到達しました✨
ちょうど3か月に2回くらいのペースで開催していることになりますね💡
この読書会はもともと「GOBOゼミ」という企画から派生したもので,
「GOBOゼミ」時代に開催した読書会や本をベースにした回を含めると,
GOBOではさらに多くの本を,「次世代と食と農を面白くする」ためのヒントとして吸収してきたことになります。

今回は,そんな読書会のうち,最近のものとして,4月開催回と6月開催回の様子をちらっとお見せいたします🌱

『撤退と再興の農村戦略』(2024/04/07開催)

4月は,以下の本を課題図書に選び,読書会を開催しました.

林直樹 (2024)『撤退と再興の農村戦略:複数の未来を見据えた前向きな縮小』学芸出版社

4月時点ではまだ出版されて日が浅いながらも,GOBO事務局メンバーの注目も高かった同書をいち早く読んで読書会を開催したい!ということで,開催に至ったわけなのですが,皆様にとっても注目の本だったこともあって,「望外の喜び」としか言いようのない事態が生じます…!

なんと,著者の林直樹先生にお越しいただけたのです…!
大変ありがたいことに,これまでも著者の方をゲストにお招きする形で読書会を開けたことが4回ほど(4回も!!!)あったのですが,
GOBO事務局のメンバーの誰も直接の面識のない著者の先生にお越しいただけたのはおそらく初めてのことでした。
林先生にお越しいただけるということもあってか,大変多くの方にご参加いただけて,GOBOの読書会としては最大クラスの規模,(途中参加等も含めて) 19名の方にご参加いただくにぎやかな読書会となりました!

終盤頃にパシャリと記念撮影!(途中で退出された方と一緒に撮り忘れたことが悔やまれます💦)

多くの方にご参加いただきつつも,せっかくなのでお一人ずつの感想をフカボリするのが我々GOBOの読書会。さらに,林先生にもコメントを頂戴するなどして,予定を大きくオーバーしながら(進行がうまくなかったのは今後の大反省材料ではあります…💦)も,大充実の読書会となりました!!!

参加者一人につき,ひとつずつ,特に関心の高い論点をあげていただいて,それを一つずつみんなで共有していきました。そのなかで,たとえば以下のような論点が挙げられました!

  • 再興へ期待する辛さ

  • 農村における成功とは何か?

  • コーディネーターの重要性

  • 納得感のある撤退に向けての支援

いったいどんな話なんだろうと思ったかたは,是非我々と同様に『撤退と再興の農村戦略』を手に取って読みながら考えてみてもらえればと思います♪ 読んだうえで参加者が咀嚼をして提示された論点もあるので,読書会でのクロストークを再現はできませんが,それぞれの論点を考えるうえでの十分すぎるヒントと現状を知らせてくれる,とっても充実の一冊で,是非お勧めしたい本です!

『日本の未来は島根がつくる』(2024/06/22開催)

6月は以下の本を課題図書に選び,読書会を開催しました!

田中輝美 (2024)『日本の未来は島根がつくる:人口減少時代の地域づくり69のヒント』山陰中央新報社.

テーマ的には4月の本と似ていますが,これは4月の読書会を経て,さらに農村の課題を深めたいと思ったメンバーがこの本を選書したため。かならずしも地域や農村の課題ばかりで読書会を開いているわけではなく,例えば5月は「冷凍食品」を取り上げた本で読書会を開くなど,食や農に関する本を幅広く取り上げて読書会を楽しんでいます♪

さて,6月は4月とは打って変わって,4人の参加者でじっくり読書会を楽しみました😊
実はGOBOの読書会としてはこれくらいの規模感で開かれることの方が多いのです。少人数だと,今度は一人ずつの感想をかなりしっかり深められるので,これはこれでとても別のベクトルで充実な読書会を開催できます📖✨

少人数でじっくり感想を深めるのも,読書会らしくていいですね🎶

この回の課題図書は,タイトルにもある通り69の事例が紹介されていて(もともとは新聞の連載で紹介されていたもの),それぞれの参加者が特に興味を惹かれた「推し事例」を紹介し,それを起点に感想を拡げたり,自分たちが参考にできそうなポイントなどを話し合ったりしながらあっという間の2時間弱でした✨

人口減少時代の地域を盛り上げたり課題を解決したりと,どの事例もこれからの日本に当てはめて考えられる面白い事例ばかりです!また,同じ著者による取材の賜物だからだということもありますが,ある事例で出てきた主体が別の事例にも関係していたりして,そこもまた,地域の盛り上がりを支えるネットワークのようなものが垣間見えて,読みながら楽しいポイントです!

参加者の多くが「推し事例」としてピックアップするものが被っていたりするのも共有していてとても楽しかったポイントですが,あえてそれについて紹介をするのは差し控えて,皆さんにも是非同書を手に取ってもらって「推し事例」を探しながら読んでみてもらえたらいいなぁなんて思います!

みなさんも読書会に遊びに来てみませんか…?✨

今回の投稿では,GOBOの隠れた(!?)人気企画である読書会から,最近の2回を取り上げてその様子を簡単にご紹介いたしました!
GOBOが読書会をやっているのは知りながらもまだご参加いただいたことのない方に,そしてそもそもGOBOが読書会をやっていることをご存じなかった方にも,読書会の楽しさの一端でも伝わっていれば幸いです…!

この記事を書いている今は,GOBOの月例ミーティングの直前(あと30分でミーティングが始まるというタイミングです…!)で,このあと開催するミーティングでも次回の(そして次々回の!)読書会の開催について話し合う予定になっております!
また近日中に読書会のご案内ができるかと思いますので,どうぞお楽しみに…!

そして,食と農に関わるなるべく広範な本を取り扱って,なるべく多くの方に興味を持ってもらおうとしている読書会ですので,「これぞ!」という興味のある本が取り上げられるのを楽しみに待っていただければと思いますし,また読書会で取り上げてほしい本についてのご要望も歓迎でございます…✨(お応えできる範囲でお応えしたいと思っています!)

読書会にご参加いただいた方を対象に,小さなコミュニティも運営しておりますので,まずは一回遊びに来てみてください…!

お待ちしております!

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