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社会人1年目の教科書

◆選定理由

入社してから約5ヶ月がたった。最近は会社にも徐々になれてきて、入社した時ほどの情熱やエネルギッシュが少し落ちてきた気がする。実際にチーム朝礼でも22卒は合宿から帰ってきた時と比べて、元気、情熱が少なくなってきていると言われた。だから、もう一度、新卒1年目の今の自分に何が重要で大切なのかを認識して行動していこうと思い、この本を選んだ。

本書では仕事に対してのメンタル面、どう行動していくべきかが書いている。だからそれを参考にしながら、もうすぐ現場に配属されるので、大きく成長できるようにしていく。


◆伸びない人はスマートさにこだわる。
 伸びる人は泥臭いことをしっかりやる。

どんな仕事でも、それがたとえ一見つまらない仕事であっても、やる気があり、そこに自分なりの意味付けをすることができれば、やりがいのある仕事にできる。

情熱があれば、泥臭い仕事も嫌がらずにできる。
たとえば、営業の仕事として「飛び込み営業」がある。飛び込み営業は相手も忙しく、会ってもらえないことも多く、窓口で邪険に扱われることも多い。そのため、そういう仕事が嫌だからといって、飛び込み営業をせず、「そんなの電話かメールのほうが効率いいし、スマートだよ」と考えてしまう。

しかし、労力を使うこと、体を使うことで、初めて会得できる仕事のコツもある。若いうちはそうして仕事に情熱を燃やすことが大切。仕事で大きな成果をあげようとするときほど、周囲の人に動いてもらわなければならない。
それには「情熱」や「やる気」が絶対条件。


◆伸びない人は大きな仕事をやりたがる。
 伸びる人は小さな仕事を一つずつクリアする。

仕事をしていくにあたって、自分のやりたいこととは違う、初歩的な作業をやらないといけないことが多い。たとえば、家電量販店に勤めて、テレビを売りたいと思っても、最初は品出しからスタートをして、なかなか販売業務をやらせてもらえないことが多い。

しかし、仕事には段階があり、会社は将来的に難易度の高い仕事ができるように、様々な経験を積ませようと考えて、最初は基礎的な仕事をさせます。そうした基礎的な仕事がしっかりできるかを会社は見ている。

小さな仕事だとバカににしないで誠心誠意やっていると、それだけでも小さな信用を積み重ねることができる。


◆伸びない人は雑用を渋々やる。
 伸びる人は雑用から仕事の基本を学ぶ。

入社すると、多くの会社で研修が行われる。その時には、コピーを取る、ワードやパワーポイントで資料をつくる、調べ物をしてレポートをつくるといったことが仕事の大半となる。それを「コピーなんか自分の仕事じゃない」と言うのは、大切な仕事のイロハを学ぶ機会を自分から放棄しているようなもの。

たとえば、野球では延々とグラウンドを走ったり、何百本も素振りをしたりする。これが基礎体力の強化となる。それができてはじめて、グラウンドでノックを受け、フリーバッティングができる。

仕事でも全く同じで、「コピーを取る」「資料を作る」「調べ物をする」が仕事の基礎体力をs作ることになる。それができるようになってはじめて、現場に出ていくことができる。

コピーを取るにも、やり方によって明確に差が出る。ある人は何も考えないで動きますが、できる人は「このコピーがなんのために必用か」を考えてコピーを取る。「縮小するのか、拡大するのか」「縮小するなら二分の一にするのか、四分の一にするのか」など、考える点はいくらでもある。

できる人は、仕事の成果物を「使う人」のことまで考えて仕事ができる、これは、誰がどのようにそのコピーされたものを使うのか、目的がわかっていなければ、判断できない。目的を知って、そのために何をどうすればいいか、一つ一つ考える。そうすることで、難しい仕事もできるようになる。

基本トレーニングを怠ったアスリートが結果を出せた例はない。そして一流と二流の違いは、日々の小さなトレーニングを誰だけ本気でやっていたかの差でしかない。


◆伸びない人は目標を目安と考える。
 伸びる人はゴールから逆算して目標を設定する。

目標の重要性をわかっていない人は、目標のことを単なる目安か、反対に実体のない夢物語のように考えている。目標とは、目の標と書くので、目に見えるものでなければならない。つまり、具体的なものでなけれなならない。

新人が社会人5年目の先輩の姿を見て「この人みたいになりたい」と思うのであれば、その人を模範にすればいい。その理想像と、いまの自分との間にはギャップがある、その差を過不足なく見積もって、差を埋めるための道筋を逆算する。そうすると、課題が出てくる。

「3年後にあの先輩のようになるには、2年後にはここまで成長しなければならない。1年後にはここまでできるようになっていないと無理だ」ということがわかる。つまり、3年後が見えたら、2年後はどうか、1年後はどうなっていなければならないか。そのために、半年後は?3ヶ月後は?じゃあ今日はここまでやらなければ…と考えることができる。


◆伸びない人は仕事に急いで取り掛かる。
 伸びる人は仮説を立ててから取り掛かる。

入社してから3年はとにかく言われたことをやりなさいといっても、単にがむしゃらにやればいいというものではない。頭を使ってやれば、その分効率的に成長を早めていくことができる。

頭を使うには、たとえば「この仕事で上司は何を求めているのか」とか、「納期までの時間をどうやって配分して使うか」とか、仮説として想像してからスタートしてみるといったことが必要。

伸びない人はただ単にがむしゃらに動いているだけの人が多い。伸びる人は、仮説を立ててから取り掛かり、考えながら動く。ただ動くのと、考えながら動く。この違いははっきり出てくる。

何もわからない状態では、仮説の立てようもないので、本当の最初は言われた通りにやって見る歯科にと思うが、それに慣れてきたら、仮説を立ててやってみること。

「上司が求めているものは何か」を知るためには、上司の立場に立って考えてみること。上司には上司の目標があり、そのために部下を動かそうと考えている。


◆伸びない人は会社以外では勉強しない。
 伸びる人はたまたま入った食堂でも学びを見つける。

会社にいる1日8時間だけ仕事のことを考えていればいいと思っている人と、いつでもどんなときでも何かを学ぼうと考えている人では、成長スピードはかなり違ったものになる。

たとえば、飲食店で昼食を食べるときでも、仕事お終えて飲みに行った居酒屋でも、そのお店がどんな人をターゲットにしようとしているのか、それに対して客層はどうなのか、メニューの内容や価格設定はどうなのか、それぞれに全て理由や原因があることがわかってくる。

どんなビジネスでも、様々な点を考え、工夫をこらしている。そこに自分の仕事にもヒントになることが必ずある。


◆伸びない人は仕事で必要な知識があれば十分と考える。 
 伸びる人は教養こそ仕事の鍵と考える。

今の時代では商品で差別化することがなかなかできない。スマホでも家電でも車でも、ほとんど機能的な違いはない。そうなると、どこで買ってもほとんど同じということになる。なのに、どうしてそこで買うのかというと、それは営業マンの魅力に他ならない。

もちろんこれは営業マンに限らない。どんな仕事をしていても、その人に魅力があるからこそ、仕事を頼もうと考えるもの。教養は表にはなかなか出てこないものですが、その人の人間性を支えているようなもので、言動の端々に深みが出るもの。教養のある人は、「人間」という物をよく理解しているので、様々な場面で多様な解決策を提示することもできる。

経営者や管理者層になると、特に教養が必要だと言われるが、すべての社会人が深い教養を身につけることが必要。だから、社会人1年目から、仕事の知識・ノウハウをえるだけでなく。教養を深める癖をつけておいた方がいい。

「この人と仕事がしてみたい」と思ってもらえるようになるためには、やはり深みのある人間になること。深みのある人の話はもっと聞きたいなと自然に感じるはず。人間の薄っぺらさは、深みのある人前ではバレてしまうもの。

教養を身につけるには、やはり本が最も信頼性が高く、手っ取り早くて効率的である。しかし、本を読むのは仕事にどう関係してくるのかイメージしにくく、単に「面白いだけ」のゲームなどに流れていく。

本は安くもないし、1冊買ったら全部読まないともったいないと思って、読みきれない本が溜まってしまうかもしれない。そうではなく、本をもっと気楽に手にとるといい。

最初から最後まですべてを理解しようとする必要なはない。その本が面白くなかったら、途中でやめていい。

教養というのは、昨日今日、本を読んだからといって身につくものではない。長い間の積み重ねがあってこそ、身につくもの。だから、20代前半のうちから教養を高めるような本を読んで差をつけておけば、その差はあとになっても簡単には埋まらない。


◆これからの行動

この本で一番重要しされていたのは、
どんな仕事でも情熱を持って、その仕事にやる意義を見つけ、考えながら取り組むことが大切ということだった。

私は今資料作成の課題が残っている。先日NNGでも指摘されたが、他の研修に比べて資料作成に関して軽んじていて、重要視していないと言われた。

確かに、他の広告文やクリエイティブに比べてこれからの業務に直結するイメージがないので、軽んじていた。

しかし、この資料作成でも、考え方を変えれば、どのように作成をしたら講師陣はOKを出してくれるのか。どのように作成したら、23卒は一発で理解できるようになるのか。など単に作成するのではなく、相手の立場に立って進めていくことで、単に資料作成をするよりかは遥かに意義がある内容になってくる。

だから私は、そういったことを考えながら、
この1週間で、他の業務もしながら資料作成を必ず質の高いものにして終わらせることにする。

月曜日に、康太さんの資料作成を修正し再提出する。
火曜日に、康太さんの合格をもらえたら、青塚さんの資料作成の修正し提出する。
水曜日に、青塚さんの資料作成合格をもらう。
木曜日に、康太さんに自分の作成した拓也さん、青塚さんに資料の最終チェックをしていただき、修正点があったら修正する。
金曜日に、すべてを提出し合格できるようにする。


◆結果目標

➀22卒で一番元気、明るい、存在感が大きい人になる。
➁広告運用を自分一人で一通りできるようになる。
➂人前に出て話しても、緊張せずリラックスして自分の言いたいことを
スムーズに話せるようになる。

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