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人前で緊張しなくなるすごい方法

ーーーーーーーーーーー書籍情報ーーーーーーーーーーーーー
書籍名:人前で緊張しなくなるすごい方法
著者:伊藤丈恭
レポート作成者:太田吉則
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◆選定理由

私は10月までに『人前に出て話しても、緊張せずリラックスして
自分の言いたいことをスムーズに話せるようになる。』を達成する必要があるので、

私は10月から現場に出て、マーケターとして仕事をするので、
お客様の前で緊張して、上手く説明や提案できないことはあってはならないと思う。

しかし、今の私は人前で説明するときなどは、緊張して顔が火照ったり、
練習ではうまく言えていたのに本番になったら飛んでしまうことがある。

会社概要の説明も少し離れてきたけど、緊張してしまって、呂律が回っていなくて言葉に詰まってしまうことがある。

現場に出て最前線でやっていくためには、そういった事を今のうちに克服して慣れておいた方が良いと思う。

緊張を緩和するためには、場数も必要になってくるけど、場数以外にも
緊張を緩和させられる方法もあると思い、この本を選択した。


◆そもそも緊張とは何者か?

医学的には、脳内ホルモンの一種である。

ノルアドレナリンが過剰に分泌されることで、自律神経のバランスが崩れてしまった状態をいう。

その結果、心拍数が上がり、胸はドキドキし、手足や声は震え、冷や汗が出たり、顔が火照ったりするといった、様々な症状がもたらされる。

「あがり」や「テンパり」だけが緊張ではない。
人前に出るのが怖いといった「不安」や「ビビり」も、緊張から生じる症状である。

共通して言えることは、「素の自分」に比べて、情緒不安定で、心は委縮し、判断能力にも著しくかけている状態。

よく一流のスポーツ選手や俳優は、「緊張しているからこそ実力を発揮できる」と言った話を聞く。しかし、一流の人たちの「緊張」とは、どちらかというと「集中」といった方が適切。

これは違う言葉で「ゾーン」という。

こういった話を根拠に「緊張を力に変える」と言ったことを提唱する人もいるが、そんなことは凡人である私たちにはできない。


◆本番前に別人になると緊張は勝手にとれていく

「伊藤式・緊張撃退メソッド」は、「素の自分」から「別の自分」に自動的に切り替えてしまうことで、「緊張しない自分」になることができる。

つまり、別人になってしまえば緊張しない、というわけ。

性格そのものは変えられなくても、本番前にこのメソッドを行えば、その瞬間だけは、別人になれる。人前で話すのも、会議に出るのも怖くない人になれる。

世の中には「これで緊張が取れる」とばかりに、「目的に向かって集中しよう」「誰もが緊張すると思え」など気休めのようなことで、「内面(メンタル・心)」を直接操作しようとする方法がある。

しかし、メンタルは自分の意思で操作できるものではない。

そんなことができたら、この世のだれもが一流の俳優になれる。

では、どうすればいいのか?

考えるより先に行動すること、たとえ気分がともなっていなくとも、そう見えるように体を動かしたり、声を出したりすることで、心は勝手にその動きや言葉が示す状態に誘導されていく。

考えるより先に行動している私の経験談
       ↓
落ち込んで下を向いているときに、鼻歌まじりに上を向いて歩いてみたら、それだけで気持ちが楽になったことがある。

「伊藤式・緊張撃退メソッド」は、思考をいったん停止し、
「緊張している人が絶対しない行動」によって、心を楽しませる。

すると、心は勝手に「緊張」から「楽しい」に誘導されていく。

緊張しているとき、人は楽しくない。
その逆で、楽しいとき、人は緊張していない。


◆「伊藤式・緊張撃退メソッド」のやり方

➀笑い方7変化
さまざまな笑い方をすることで、「脳を楽しくする」のが目的。
緊張時、人は「楽しくない」状態ですが、ムリヤリにでも笑っていると、いつのまにか心まで楽しい状態に誘導されていく。

➁ジブリッシュダンス
「ジブリッシュ」とは「めちゃくちゃ言葉」という意味。
きちんとした日本語を話さなければという常識や理性から解放されて、「緊張しやすい自分を壊していく」のが目的。

➂悪役レスラー登場
悪役レスラーになりきり花道を歩くふりをする。
ジブリッシュで自分を壊した後、「別人になる」ことを目的としたパフォーマンス。人前では使わないような激しい言葉を吐くことで、緊張を寄せ付けないテンションになれる。

➃その場ダッシュ
すでに緊張はほとんど取れていますが、現場での締めとして、その場で駆け足をしているつもりでモモ上げダッシュを行う。体に意識を向け、心が緊張に向かわないようにする。

・本番直前の4つのお守り
➀~➃のメソッドで、緊張とは無縁で本番を迎えられるはず。
しかし、本番では何が起こるか分からない。
現場に着いたとたんに頭に血が上がってきてわけが分からなくなってしまうかもしれない。そんな緊急時のための対処法。

いずれも体に意識を持っていくことで、心に興奮がいかにようにするのが狙い。


◆「伊藤式・緊張撃退メソッド」を行うときのコツ

「緊張をとろうと思わない」こと。

緊張をとろうと意気込んでしまうと、逆に緊張を呼び込んでしまう。とにかく「何も考えずに、体を動かし、声を出す」ように心がける。素の自分とは異なる言動を行っていけば、自分の心も「緊張しない」ように誘導されていく。

あがり症だったり、ビビりだったり、心配性だったり、人の性格は一朝一夕には変えられない。

しかし、緊張する場面でこのメソッドを継続して行っていくことが大事。

別人のように変われるのは、その時、その瞬間だけ。
でも、継続して行っていくことで、だんだんと「性格」まで少しずつ変化していく。


◆本番に備えての練習では目標のハードルを低くして楽しもう

本番に備えて練習することは必要。そしてその際には、どんな気持ちでいるかも大切なこと。

真面目で誠実な人、つまり緊張しやすい人ほど出来について確認し、上手くできていないことが分かると落ち込んでしまう。

そうなると、練習に身が入らなくなってしまい、たとえ緊張は無事にとれたとしても、本番での成功はおぼつかなくなる。

ぬけぬけとウソをつけばいい。
たとえ噛んでしまったとしても、
「俺、上手くできてるじゃん」と。

ところがまじめで誠実な人は、自分にすらウソをつくことが許せない。そして、できていない自分を追い込んでしまう。

そんな気持ちでいてはことがうまく回らないばかりか、緊張を呼び込んでしまう。

プライベートであろうとビジネスであろうと、大事なことを迎えるにあたっては、練習が必要なことは言うまでもない。

でも、だからといって身も心も捧げるように真面目一本やりになるのはよくない。

◆「自分なんかうまくいくわけない」というネガティブ思考が緊張しないためのコツ

本番前日の夜などは、否が応にも緊張が高まってしまうのは間違いがない。

準備を尽くしていたとしても、「これで大丈夫」「きっとうまくいくだろう」という気持ちにはなかなかなれない。

そんな時は、「どうせ自分なんかうまくいくわけない」とかんがえるようにするといい。

「うまくやってやろう」などという向上心は、緊張感をあおるだけ。

練習だけは何度も何度して、「どうせ自分なんかうまくいくわけない」は、最終結論というよりも、始めるための合図として思う。


◆会議で急に指名されたとき頭が真っ白になったらどうするか?

「時間稼ぎ」がおすすめ。

たとえば、「急なことなので考えがまとまっていないのですが」とか「思い付きに近いかもしれませんが」などと、とりあえず何か言って時間稼ぎをする。

そうしているうちに頭の真っ白な部分が少しはおさまって、次の一言が出てくるもの。

一番よくないのは、「困った!」「まずい!」などと、自分が急に指名されたことと向き合ってしまうこと。

そうすることでますます緊張が高まってしまう。

時間稼ぎができた後は、意外とスムーズに自分の言いたいことが出てくるもの。


◆スピーチ中に言うことを忘れた!どうすればテンパらずにすむ?

スピーチやプレゼンで話しているとき、突然言うべきことを忘れて頭が真っ白になってしまうことがあるかもしれない。

そういうときは、「思い出そうしないで、飛ばしちゃってOK」

セリフを思い出そうとすると、「しまった!早く思い出さないと」という焦りもあってますます緊張してしまう。

だったら思い出すことを諦めて、次へ行ってしまう。
たいていバレないものだし、そう思った方がスムーズに事を進めることができる。


◆緊張する性格を無理に変えようとしない。 「変わりたいという気持ちだけ」ゆっくり持とう。

変わろうとするポジティブさは大事だが、急がずに緩く目標を持ち続けることが、緊張に身も心を蝕まれることなくうまくいく秘訣。

集中しようとして、かえって力んではいけない。

心は直接操作できないから。 そうではなく、気をそらすことで間接的に心を誘導することが大切。 


◆感想

この本を読んで実際「こんなので本当に緊張が取れるのかよ」と思ったが、
部活をしていたころを思い出すと伊藤式のようなメソッドを行っていた。

大事な試合前はとても緊張していたので、大きな声で叫んだり、
全力でモモ上げダッシュなどをしていた。そうすると、心が落ち着いた経験があるので、やはり、普段とらない行動をとることで緊張は緩和されると思う。

来週にはアワードと社員旅行があり、私はその両方で漫才をする予定。

今までに人前で漫才をした経験はないので、とても緊張すると思うし、
「噛んだらどうしよう」「ネタが飛んだらどうしよう」などの不安がある。

この本には、「絶対成功させてやろう!」などの強い気持ちで臨むとかえって緊張がとれないと書いていたので、「みんなに笑ってもらえると嬉しいな」くらいの軽い気持ちでいることにする。

この漫才の経験は自分の結果目標の「人前に出て話しても、緊張せずリラックスして自分の言いたいことをスムーズに話せるようになる」の大きな糧になると思うので、ラスト1週間全力で練習していく。

そして、伊藤式・緊張撃退メソッドを使って、普段の自分とは違う人になって緊張を緩和させる。

この機会に自分なりの緊張との向き合い方を考えて、何をしたら自分は緊張せずに良いパフォーマンスができるのかを見つける。

◆どう行動するか

従兄弟は漫才の大会によく出ているのですが、従兄弟も元々緊張しいでした。しかし、今は全然緊張しないそうなので、なぜか聞いたところ、「場数を踏むことで慣れた」と言っていました。

「何回くらい漫才をしたら慣れた?」と聞いたところ、「20~30回くらいしたら慣れた」と言っていました。

現実的に今の私が漫才を20~30回やるのは難しいですが、
「会社概要の説明」「余興」「同期に読んだ本のシェアをする」など人前に出て話す機会はあります。

そのため、私は10月までに20回以上、人前で話す機会を作ります。
今からだと週2回ほど行う必要があります。

今週はアワードの余興と社員旅行があるので、
今週は2回漫才をして、人前で話す機会を作ります。

来週以降は「会社概要の説明」「同期に読んだ本のシェア」などをして、
人前で話していきます。

行動目標

➀22卒で一番元気、明るい、存在感が大きい人になる。
➁広告運用を自分一人で一通りできるようになる。
➂人前に出て話しても、緊張せずリラックスして
自分の言いたいことをスムーズに話せるようになる。

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