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#5 バケットリストとゴブリン


ゴブリンモード(「ゴブリン」とは、ヨーロッパの民間伝承に登場する伝説の生物・悪魔。気難しく悪さばかりする)はその延長線上にあり、深夜にSNSを延々とスクロールしながらポテトチップスを食べるような自堕落なスタイルのことを指す。

Lobsterr Letter vol.154

バケットリスト・死ぬまでにやりたい100のことリスト、なんていう話しを聞いたことはあるだろうか
「最高の人生の見つけ方」というタイトルの映画で知った人も多いんじゃないかな

やることは至ってシンプルで100個のやりたいことを書き出して実行していく、ただそれだけだ
それだけで生きる希望が湧いてくるし人生が色づいてくる
本当だろうか、本当らしい

やりたいことは何だっていいハワイに行きたいとか、うな丼を食べたいとか、結婚したいとか
大きなことから小さなことまでなんだっていい
途中で別のことをしたくなったら変えても良い

ただ、100個のリストを作り実行していく、それだけだ

映画を見るとわかるが、この施策はとても魅力的に見えるし、本当に素晴らしいものに見える
私も人生頑張ろうなんて思う人もいるはずだ
これを読んでいるあなたも思ったかもしれない

そんなことを思って、淡々と100個のリストを実行できるあなたは強者です

ゴブリンは、100個書いても別にやってもやらなくても良いんだよね〜(鼻ホジ)
くらいのものしか出せない、というか持っていない

100個全部、何もやらずに家でダラダラしていたい、と書くような人間だ

明日やってくる仕事には行きたくないし、今日の風呂にだって入りたくない
今日も結局何もやらなかったな〜と思って過ごしたい人間だ

それがやりたいことじゃない?なんて意地悪な揚げ足取りが聞こえるが違うと断言したい
何もやりたくない、の一つの言語化であり、やりたいわけじゃない

呼吸するのは生命の営みのように
働くは生活の営みである以上、「する」のが通常であり義務、「しない」はしたくないという意思を出す必要がある
義務さえなければやりたくないなんてあえて言わない、ただやりたくないだけなのだから

100個も考えたら本当にやりたいことも見つかるはず!
コーチングをすればあなたの隠れたやりたいことが見るかるはず!
うるさい、やりたいことなんてない

今、この現状が、とにかく幸せなのである

それなりの給料をもらい、それなりに貯金して、1年間は何もしないでも生きていられる、幸せ
やりたいことなんて探させないで欲しい
できなかった時(やらないと選択した時)の劣等感に押しつぶされてしまう

ゴブリンでも1週間に1回くらいは頑張りたいと思ってしまうのだが、ちゃんと頑張らない選択をして、
あ〜危うく頑張ってしまうところだったと反省しています

反省してる!偉い!

あ〜たまには何も考えずに読み返さずに、こうやって文字を書くのも良いですね

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