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dialogue担当スタッフの紹介 第一弾

今回はオンラインで対話を提供するサービス dialogueの担当スタッフと対話テーマを紹介するシリーズの第一弾です。

このシリーズでは各スタッフの自己紹介と、dialogue=対話ができるテーマのラインナップを示します。

ご自身の興味関心にあったテーマや、感性が合いそうなスタッフを選ぶ際に参考にしてください。

第一弾はdialogueの代表の庄司です。

〜自己紹介〜

氏名:庄司洪大
所属:京都大学教育学研究科

ヨガや仏教などの東洋的な修行への関心から、心と体の関係を扱う感情心理学を専攻する研究者を志すも、その道は挫折。現在は探究的な学びのファシリテーションやギフテッド教育に取り組む。鯨取りを生業とする家に生まれるが、家業はそっちのけで自由に生きています。

〜担当テーマ〜

以下が庄司の対話セッションで提供できるテーマになります。

捕鯨問題から考える「動物の利用」の是非
捕鯨について皆さんはどんな意見を持っていますか?
「鯨を殺して食べるなんてとんでもない!」
先進国においては、そんな反捕鯨を唱える意見が実は多く存在しています。

こんなことを言われると、日本人としては違和感を持ち、以下のような考えを抱くかもしれません。

「あなた達も牛や豚食べているではないか」
「自分の正義や価値観を他者に押し付けるのは間違っている」
「鯨だけ特別扱いするのは差別だと思う」

しかし実は反捕鯨側も、↑のいずれの主張に反論できる彼らなりの論理を持っています。

このテーマでは、捕鯨問題を切り口として、環境問題、生物多様性、動物の権利、ヴィーガニズムなどに視点を広げつつ、捕鯨問題の本質、さらに言えば人間同士の争いの本質に迫ります。

仏教思想と人間の幸福について考える
〜世界一幸せな国 ブータンの事例から〜

世界一幸せな国と言われるブータンですが、決して経済的に裕福な国ではありません。経済的に貧しくても、足るを知ることで精神的な豊かさを得られる、そんな仏教的な思想をブータンという国は体現していました。

しかし2019年の調査ではその幸福度が下がってきている事実を知っていましたか?
社会のグローバル化、情報化が進み、他国のより裕福な暮らしへの欲望を掻き立てられたことがその原因ではないかと言われています。

果たして、それは本当なのか?
だとすると、どのような経済発展を目指すことが善いと言えるのか?
仏教思想、資本主義、ウェルビーングなどの多様な視点から、人間の幸福について一緒に考えましょう。

学歴主義って必要?

日本は学歴社会だと言われますが学歴で評価する社会を皆さんはどう思いますか?

学歴が保障するテストで高い点数を取れる能力が、社会にとってどのように役立つのか?

アメリカのように、テストの点数だけではなく、ボランティア活動や部活での成績も考慮に入れた入試制度の方が良いのか?

これらを議論しながら中で、勉強することの意味や、そもそも勉強とは何か?というところまで考え直してみましょう。

そこから教育のあり方、学校のあり方について思索を深めていければ幸いです。


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