生活密着型音楽 カネコアヤノ
わたしはカネコアヤノが好きだ。今も先月出たばかりの「タオルケットは穏やかに」を歌いながらこの文章を書いている。口から出ている言葉と頭の中の言葉が全く違うので書きにくいったらありゃしないけどなんだか心地がいい。
好きになったのは2020年の4月くらいだったと思う。そのちょっと前からYouTubeで「祝日」のサムネを見て、これは絶対好きなやつだ!と思ってはいたけどそのときはなんとなくハマらず。
コロナの休校期間で、家族でかかって、みんな治ったと思ったらわたしだけまだ陽性で、部屋にひとり暇だったので適当にごろごろ音楽を聴いていた。上半身だけベッドからひっくり返らせて「あ~~~」とか言いながら。
そんな時になんとなく思い出して祝祭を聴いてみたら、な~んかもう本当に良くて。ありがとうございます。窓から入った光が布団に映ってきれいだな~と思ったり、ベランダに出るくらいなら合法だろと思ってレジャーシートをしいて寝っ転がって日向ぼっこしてみたり、やっぱりちょっと寂しくて夜はツイッターでうじうじ言ってみたり、このときの気持ちとうまくマッチしたんだと思う。生活だ~ 部屋で祝祭と燦々をずっと聴いてずっと歌ってた。
いちばん気に入ったのは「エメラルド」で、グロッケンがかわいい。ワンピースが前よりも好きになったのもこの曲の影響な気がする。なんかさあ!感想ってむずかしい!特にないよ、感想なんて、好きって気持ちだけだよ!
あとは「ぼくら花束みたいに寄り添って」が好き。
この「破壊的な気持ち」って言葉、好きすぎる。今まで破壊的な気持ちって言葉は使ったことないけどなんかわかる。だいすき。CDとは違うバージョンをYouTubeにあげてくれるのうれしい〜ありがとう〜
わたしたちへのスタジオバージョンもね、無限アウトロがライブ以外でもたくさん聴けるようになってうれしい。あんなにずっと続けばいいのにっていう音楽はなかなかないですからね さよーならあなたと、踊ってばかりの国のBoyと、フレシノのNo sunとで4トップだなあと思っています
今年の1月にあった武道館もよかったね、弾き語りもバンドセットも
ライブってわたしの好きな人と好きな人を好きな人の人生が交わる日で、はじまる前のそわそわした感じもライブ中にぜんぶを体中に浸み込ませる感じも、終わったあとの無言のよかったなあがふわっと広がる感じも好きだ。
今月末にはZeppツアーがある。あたらしいアルバムを聴いて、眠れない・こんな日に限って・タオルケットは穏やかにがとくに好きだなあと思ったから聴けたらうれしい それと、ラストの曲がアーケードかわたしたちへなのか、さよーならあなたなのかを1日に1回は考えてる。はじめて誰かとカネコアヤノを観るから余計にたのしみ わりと付き合いが長く、音楽がきっかけで仲良くなった人!
武道館弾き語りとうたコンを観たときにカネコアヤノのアコギに鈴がついてるのに気づいて、そのときはあるな〜と思っただけだったんだけど、そのあとアルバムを聴いていたら
これでそのギターについてた鈴のこと思い出した。関係してるかは知らないけど、曲を聴いて何かを思い出したり、逆に生活をしている中で曲を思い出したりするとかなりしあわせだ。これからもお守りにしていきたい。ありがとうね〜
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?