ラボ作り

ずっとやってみたいことの一つに、実験的にものづくりをする場所を作りたいというのがあります。

会社にいると、今の社会状況や会社の立場によってチャレンジすることができるタイミングとそうでないタイミングがあり、チャレンジしてきた人達と保守を優先にしてきた人とギャプが生まれて、失敗をすることの経験値は圧倒的に変わってきます。立場が上ということになると、その人達が経験した失敗を知る機会も少なくなってきます。

そうしたときに、実験的にものづくりできる場所があればいいなと思うようになりました。作るという点で立場が同じ目線になれば、会社とは違ったコミュニケーションが生まれるのではないかと考えています。普段会わない人達が、作りたいことを共有していければ、今自分が経験してきたことにも新たな意味を持てるようになるのではないかと思うのです。

そう考えるようになったのは、長野にいたときの経験があります。空き店舗をリノベーションして、遊べる場所として開いてると、ふと歩いてた人が入って雑談が始まったり、企画し続けることで想像してなかった人達と繋がることがありました。ある人は、それを理由の後付けと呼んでました。ビジョンを掲げて夢を叶えることもあるけれど、そうでないこともある。ただ、何かをはじめてると、その場に居た人にやってみたいことを話している。何かしたい、伝えたいが生まれてくるまで待ってることも良いし、そういうことに気付けることがふえたらいいなと思っているのです。

社会と日常のあいだにあることに気づくこと。ラボ的に探求する楽しさ。そんな場所を作れるようになりたいな。。

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