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登り階段と下り階段どっちがきつい?

登り下り、どっちがきつい?


…どっちもたい!   という声が聞こえてきそうな笑

実際のところどっちがキツいんでしょうか?答えは方法によるかもしれません。…っというのも、登るときと下るときで筋肉の使い方が全然違うんです!

登りも下りも、どちらも主に大腿四頭筋という筋肉が働いております。太ももの前側にあるでっかい筋肉です。



求心性収縮と遠心性収縮

筋肉の働き方(収縮)にも色々ありますが、分け方の一つとして求心性、遠心性とありまして。

求心性収縮は筋肉を縮めながら働く、ダンベルを持って肘を曲げ力こぶを出すときのような感じですね。それに対して遠心性収縮は筋肉を伸張させながらも働く、ダンベルを持ちながらゆっくり肘を伸ばすときのような感じですね、あーきつ。

想像してわかるように、てか、わたくしもあーきつと書いちゃいましたが、遠心性収縮の方が、同じ重さだとかかる負担は大きいんですね。

これをイスからの立ち座りで例えて話します。色んな関節の運動が絡むので表現は難しくなりますが、主として働く大腿四頭筋で考えると、イスから立ち上がるときは求心性収縮、ゆっくり座るときは遠心性収縮となります。

ここでですけど、わざーーとらしく、ゆっくりを強調しちゃいましたが笑、疲れてるから、ゆっくり座るなんてやってらんねぇ!…といって尻からどーんと座りたくなる時もあると思います。

その時の大腿四頭筋は求心性遠心性もなにも、働くことを放棄してますので収縮0となり、筋肉の負担はないです。その代わり…


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