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絆。Welcome back your Hometown!

ウエールズ代表誘致のおはなし⑨

そういうわけで、無事にウエールズが北九州市でキャンプをすることになった。
小倉北区で自動車整備会社を営む海原六郎さん(小倉高校→日本体育大学ラグビー部)は、自分のミニクーパーをウエールズ仕様にしてしまった。もちろん自腹。ウエールズ関係者は大変驚き、喜び、SNSで発信し即座に本国で話題に。


北九州では試合は無いけれども、ウエールズのキャンプがある。九州内の試合会場(福岡・大分・熊本)へは新幹線や特急で簡単にアクセスできる。

ラグビーワールドカップ関連でよく言われるのが「レガシーをどう残すか」ということ。

「日本一、ラグビーをする環境に恵まれた街」
北九州に決まってから、ウエールズラグビー協会は交流プログラムにとても協力的、いやむしろ積極的で、小学生向けのラグビークリニックや、審判、指導者向けの研修をとても丁寧にやっていただいている。
ワールドカップ終了後も北九州市とウエールズの交流は続いていく。
交流はラグビーだけにとどまらない。

9/11 小倉城を赤くライトアップ。
ご存知の通り、小倉駅から魚町商店街、市の関連施設どこに行っても「ウエールズを応援しよう!」のメッセージ。街中が真っ赤に染まっている。

「Welcome back your Hometown!」

何度も北九州へ訪れてくれているウエールズラグビー協会のひとりグレッグ(焼酎が苦手なので私はショウチュウと呼んでいる)にそう言うと、満面の笑みでサムズアップ。「そうだよ、帰ってきたぜ」というようなこと言っていた。(たぶん)

↑一番左がグレッグ(ショウチュウ)

ここで改めて紹介したいのが、三浦室長率いる北九州市国際スポーツ大会推進室の皆さん。
最初は私もいろいろアイデア出してたりしたけど、もうとっくにぶっちぎりの仕事ぶりで私の出る幕全く無い(笑)。近くにいる私が唖然とするような勢いです。
本当に、本当にありがとうございます。

いよいよ9/14(土)にウエールズの選手一団が北九州入り。
そして9/16(祝)の公開練習。14時から。
たぶん、この何年かの関係者の努力が報われる最高潮の瞬間がここ。
熱い思いの詰まった公開練習は、ミクスタを真っ赤に染め上げたい。

※2019年9月16日、大盛況のもとにウエールズ代表の公開練習は実施されました。公開練習以降のおはなしはまた次回。

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