見出し画像

北方領土を訪問したときのおはなし①

2011年7月。

私は日本政府とロシア政府の間で合意した「ビザなし交流事業」の訪問団の一員として北方領土の国後島と択捉島を訪れた。

当時、私は公益社団法人日本青年会議所(日本JC)の主権国家確立委員会の委員長を拝命しており、日本の領土領海問題や外交問題、主権意識の向上のための運動に取り組んでいた。

2010年9月に起きた、尖閣諸島海域における中国漁船と海上保安庁の衝突事故が起きたばかりであり、日本人の領土領海意識が一段と高まってきている時期でもあった。


日本人の領土領海に関する意識を向上する手段を考えるうち、

「白地図に日本の国境を正しく描ける日本人はどれだけいるだろう?」

という疑問にたどり着き、上記の「領土・領海検定シート」を考案した。

どうですか?日本の領土がどこまでか正しく描けますか?


この「領土・領海検定シート」を活用した「領土・領海意識醸成プログラム」を全国各地で実施した。


「日本の領土をしっかり守らないといけない!」と言う方でも、白地図に正しく国境を描けない方は多く、改めてこの運動の意義を感じました。

このプログラムは日本JCが主導して、2012年以降も全国各地で開催されました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?