見出し画像

「トランスファー市場を振り返る」   2024 Michigan Wolverines Transfer Portal IN編

はじめに

ハーボーさん体制からムーアさん体制に移行した影響でリクルートもやり直しになり、より短期間で決着の付くPortal市場で出遅れたMichigan。
怒涛の巻き返しでDB陣に大量加入させましたが、いぶし銀的なベテラン中堅選手が中心でしたね。


IN

■CJ Charleston★★★ #2   WR 2019

183cm  86kg オハイオ州出身でFCSのYoungstown State Penguinsからの転校。

キャリア通算1,111スナップ(以下オフェンスもしくはディフェンスでのスナップ数)61REC 867YDS 4TD
2023シーズンは514スナップ 33REC 503YDS 4TD PFF OFF64.2 PASS67.4

渋い中堅選手といった感じでしょうか?今シーズンは下の学年の選手とポジション争いをすることになりますが、うっすいWRの層を厚くしてくれる役割に期待です。


■Amorion Walker★★★ WR #1 2022

190cm 81kg CBからWRとなって出戻り。
2023シーズン終了後にMcihigan→OleMiss→Michigan

2023 59スナップ PFF DEF 65.3 RDEF 52.5 TACK46.9 COV 68.1
TKL2 PBU1

過去にも書いたが、フィールド上での感情コントロールが下手でアンネセサリーやトーンティングの反則くらいそうな印象がある。

偏見かもしれんが、SEC顔っぽいんだよね。

■Josh Priebe★★★ G  #68  2020

196cm 138kg 
2020年に3★評価でNorthwesternに入学。2023年にドラフト1巡11位(ガード)でタイタンズ入りしたGのPeter Skoronskiと同期。
2024シーズンからMichiganにGraduateStudentで加入。
2023 3rdTeam All Big Ten
2024    Preseason 2ndTeam All Big Ten

安心のBig10顔(偏見)

■Jordan Whittley DT ★★★ 2013 2018???

185cm 157kg 
サンノゼ州立大(短大)もしくは
Laney Collegeから2018年Oregon State Beavers入団
247とMichiganの公式HPの情報が違って混乱してます。

Laney Collegeっていうコミュニティ・カレッジ、なんか聞き覚えあると思ったら、ネットフリックスかアマプラで密着ドキュメントやってた短大ですね。監督さんの顔が特徴的なので覚えてました。

超アンコ型DT。今年卒業したCam Goodeタイプかな?
OSUでは2019年にわずかに出場機会を得ただけで、それ以降のスタッツは無し。 体重(パンデミック中に激太り)と健康上(心臓に腫瘍)の問題からチームの医療スタッフが練習参加を認めなかったとのこと。

この監督さんがドキュメントに登場してました。



■Jaishawn Barham LB ★★★★ #01 2022

190.5cm 113kg 今年のMichiganポータルNo.1評価。おそらく今期スタメン。

メリーランドからの加入で過去23試合に先発。2度のAll-Big10受賞歴
2023シーズン 478スナップ PFFグレード66.2 runDEF 75.1
42タックル 3サックの即戦力。

一流の方向転換能力をもち、混雑をかき分けてボールキャリアーを見つけるのが非常に上手い NFLドラフトDay2候補!

■Ricky Johnson CB ★★★ 2020

185cm 81kg 
UNLVから加入。キャリア844スナップ 2023は431スナップ PFF DEF63.3

高校時代は110mハードル、300mハードル、走り高跳び、三段跳びも経験。
2024はおそらく、Will JohnsonのバックアップでCB2

■Aamir Hall CB ★★★ 2020

185cm 91kg
2020 RICHMOND → 2023Albany Great Danes → 2024 Michigan
キャリア通算1,982スナップ 
2023シーズンは920スナップ PFF DEF 87.4と高評価。

2024はこちらも、レッドシャツFrのJyaire HillのバックアップでCB2予想

■Wesley Walker S ★★★(移籍時)
185cm 90kg  

カレッジ界のジャーニーマン。
2019 GeorgiaTech
2022 Tennessee
2024 Louisville
2024 Michigan
SECでかなり成功を収めてきた。2022年には、タックル36回、サック1回、インターセプト1回、パスブレイクアップ4回を記録した。昨シーズンは、タックル53回、サック1回、ファンブルフォース1回、パスブレイクアップ2回を記録した。さらに、PFFによると、2023年には349回のカバースナップでタッチダウンを許さなかった。
Rod Mooreがシーズンアウトの負傷をしたため(Keon Sabbも移籍)層が薄くなったSを補う。プレー資格最終年のWalkerだが、現在のところ2番手の椅子を同じく新加入のManghamと争う。


■Jaden Mangham S ★★★(転校時) 2022入学組

188cm 84kg  Michigan Stateからの移籍。高校時代は4★

2022 年のトンネル攻撃には関与なし。

スピードと驚異的なウィングスパンが売り。高校時代は、陸上競技(短距離走、走り幅跳び)と兼部

Michiganは高校時代、マンガムを熱心に追いかけていたが2022年入学のセーフティではZeke Berry★★★★、Keon Sabb★★★★ (→Alabama)、Damani Dent★★★(→Charlotte)が契約したことで勧誘合戦から撤退。
アラバマ、ノートルダム、オレゴンなどの大学からオファーがあったにもかかわらず、地元のMichiganStateを選択。

1年生はシーズン序盤に先発メンバーに加わるが、OhioState戦での負傷しローテーションに降格し、9試合で20タックルでシーズン終了。

2年時には、全試合先発。AllBig10受賞。53タックル4インターセプト。
昨シーズンのMichiganStateはチーム全体が崩壊過程にあったせいか、守備陣が混乱しながらプレーすることが多かった(そうです)。そんな中、「裏を取らせない」「LB陣のミスタックルをカバー」という仕事を着実にこなしたことが好評価につながった。

長身で細長な体格からか、怪我がちの選手というレッテルが貼られているため、24シーズンは体重増トレーニングとローテーション要員での出場が濃厚。
セーフティの層が薄いMichiganStateで体が出来てないうちに先発し、長く引きずるダメージを体に負った印象。

スロットでの起用もあり。

■Hudson Hollenbeck K and P 


Mississippi Stateからの移籍。2022入学組。
高校卒業時には国内で最も有望なキッカーの一人と評価されており、4.5★のキッカー、5★のパンターと評価。2022年度のクラスで総合7位のパンターと評価(5★なのに?)

正直、昨年のスペシャルチームは悲惨な出来だったので、新スペシャルチームコーチのJ.B. BROWNには頑張ってほしいところ。昨年先発のパンターのTommy Domanには正直厳しい評価しかだせないのでHollenbeckにはパンターとして期待したい。


■Dominic Zvada K 2023年入学組

Arkansas State からの移籍。スターター予想のAdam Samahaがスプリングゲームでポカしたので激しいロスター争い勃発中。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?