2020/04/25

勉強、食事、ギター、簡単な掃除。静かで穏やかな毎日が続いている。時間があるというのはもちろんだが、生活の中に他人が介入してこない、ということが何よりも自分を落ち着けている。それほど他人と関わるのが自分にとってストレスであるということが、改めてわかってしまった。お金の心配をしなくてよければ、そして世間の現状を一切無視してよければ、誰とも会わず一人で一日中好きなことをしていられる今は、とても理想的な生活だ。

よく「夢が無さそう」と言われる。なりふり構わず何かにしがみついて、がむしゃらに生きているようには見えないからだろう。他人にそういうところを見せたくないから見せていないだけで、やることはやっている。私自身が知っていればいい。ただ、結婚したいとか稼ぎたいとか、安定したいい生活を送りたいという欲求はまるで無い。自分の尊厳を保ち、許せることだけをして、優雅に贅沢に生きていきたい。たとえ貯金がほとんど無くても、明日には仕事を失うかもしれなくても、自分に誇りを持ち、芸術を楽しめていたらそれだけでこの上なく贅沢である。優雅である。自分を騙し、精神を殺して、社会的な成功を掴んだところで、さっさと死んでしまいたくなるだけだ。そんなのは絶対に嫌だ。音楽の、言葉の、血流と色気。それらを愛している自分自身を誰よりも大事にしようと思う。それらを操り、また新たなものを作り出せる自分自身を愛したい。そうあれるためだけに生きていたい。

とにもかくにも勉強と訓練、あとどうしようもない怠惰。

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