2020/04/12

4時50分起床。眠る前から降っていた雨は相変わらず降り続けていた。半分眠っている状態の時に揺れを感じた気がしたのでTwitterを確認すると、震度3だったらしい。疫病、地震、雨。こう並べてみるとかなり絶望感があるけれど、自宅に篭っているせいかどれも少しだけ現実味が無く、自分が今この世界に生きているという感覚が曖昧になっている。SNSで知るニュースも、見ず知らずの他人の不満や怒りの言葉も、最初は身近なものに感じられたが、ここまで外界を遮断して生活しているとどうにも触感が掴めない。そして政治を批判するでもなく、ただ無闇に多くの人間に訴えかけるためにポルノ化している言葉たちが目に入ることにも飽き飽きしてしまった。退屈している世間が退屈だ。なにがおうち時間だ。面白くないやつはネットで意気揚々としゃべるな。スマホの電源を切る。

昨夜初めてzoomというものでミーティングをした。とてもやりづらかった。もともとあまり声に出して相槌を打ったり、意見以外で発言したりしないので、ずっと小さな画面で固まってるだけだった。ただこういう事態にはとても有効な手段だと思うので、良いとか悪いではなく自分には向かないな、と思ったくらいです。

この仕事もなく外にも出られない期間に自宅で発酵しきってしまったら本当に元の社会生活に戻れなくなる気がしている。どうしても厭世的になってしまうし、自分が興味を持てる人が身の回りにほとんどいないということが明確になってしまった。とりあえず今年中には今の職場を辞めるだろう。もうあそこにいる意味もほとんど無い。国もアテにできないままで、今後どうなっていくかも全くわからない。イコールどうとでもできる。と、バカだから思っている。

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