2020/04/19

いい感じに朝型のリズムに移行しつつある。いくら部屋に日が当たらなくて寒いとはいえ、やはり昼と夜では冷え方が違う。だったらまだ微かに暖かい昼間に起きて布団から出ていた方が気分が良い。別に布団の中に1日いてもいいのだが、ぺらぺらの敷布団一枚なので身体がしんどい。引っ越しの時めんどくさいのでベッドを買わずにいるのだけど、さすがに薄すぎて良くない気がしてきたのでマットレスを追加しようかと思っている。金に余裕ができたらの話。

三文オペラを読んだ。ドレスコーズの三文盤で音楽を聴きながら、原作を追っていった。ひとまず志磨さんの仕事が素晴らしさがやっと理解できてそれが楽しかった。お前は志磨遼平の何なんだよ、という感じであるが、一曲一曲が大変に良くて(特に歌詞)、そしてたぶんこの曲たちに志磨遼平とクレジットされていなくても志磨さんの曲だとわかるような言葉遣いと原作からの物語の読み取り方で、ただの一介のフアンである私が「どうだ参ったか!」と言って回りたい気分になった。つくづく志磨遼平のフアンは幸せですよ。『平凡』から特に顕著に作品に現れている、物語・物事を読み解いて自分の中で組み立ててそれを‘シンプル’にアウトプットする、という力が本当に優れていると思う。この‘シンプル’というのが肝で、理解してアウトプットが出来る人はまあ普通にいるのだけど、いわゆるポップソングの歌詞という形を保ったまま、変に入り組んでいなくてわかりやすい言葉で、そして更に多面的・重層的に意味を加えて歌にしている。深すぎる教養のなせる技だと思う。志磨さん自身の好みもかなり影響していると思うが。とにかく三文盤はそれが惜しみなく発揮されていて本当に素晴らしいです。ヴァイルの方もちゃんと聴いてみたい。

志磨遼平大好きblogと成り果てている。音楽のことについてずっと考えているとどうしても志磨さんに戻ってしまうので仕方がない。ドレスマグはものすごい資料だと思うのでぜひフィジカル化していただきたい。

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