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AIRA Day3

さて3日目である、とまぁ2日目と同じ書き出しをし始めたのは16時を過ぎてから。
なぜそんなことになったかはまた明日の日記に書くとして、
改めて3日目である。
朝に極端に弱い僕は予定がなければ昼まで寝ているマンでありこの日はそういう日だった。
そして目覚めてすぐに日記を書いた。
そう、「さて2日目である」と。
相変わらず日記というものの正解はわからず出来上がるのはどこまでも駄文で辟易する。
まぁ文才のなさは己の知るところであり仕方ないと諦め、画面の公開の文字に触れた。

この日は9C HOTEL ASAHIKAWAにて開催中のJIN君による『超伝統展』を見ながら13時に仕事が終わる夢子さんと合流。
木板に直接描かれたPOPな色彩と浮世絵の構図による独特の世界観を堪能させてもらった。

この写真はおじいちゃんが魅入っているのがなんだか愛おしく撮ったもの。

夢子さんは息子さんの学校終わりに合わせて帰宅。僕とキョんはAIRA運営メンバーであるアキさんのお店Cafe sunaoへ。
旭川の銀座通りをあるきながら猫に出会った。
野良猫は珍しいらしくなんだかいい日になる気がした。
Sunaoは一日中朝ごはんが食べられるお店。どういう事かはこちらを見ていただければわかる事だと思う。

一点の曇りもない朝食である。美味い。
旭川の街の雰囲気自体もそうなのだが時間の流れがゆっくりになるような感覚を覚える食事だ。
食後には三重県産茶葉を使ったほうじ茶をいただいた。出身地の名前をこんな所で見かけるた驚きの勢いで頼んでしまった。
そちらも言わずもがな美味い。
ほうじ茶ならではの香りにまろやかな茶葉の甘みのする優しい味。書いてたらまた飲みたくなっちゃった。行かなきゃ。
お茶を飲みつつ、キョんとお互いのハンドパンを弾きあったりしていると猟師さんがやってきた。自宅用に鹿と豚の合い挽き肉を使ったハンバーグを作ったのだが味見して欲しいとの事らしい。
運良くそこに居合わせた事でアキさんのご好意で味見をさせていただいた。


鹿肉は臭みが強いらしく胡椒の効いた仕上がりになっているとのこと。
鹿肉初体験の僕はワクワクである。
結果から先に言ってしまおう。
美味い。
もう旭川に来てからその言葉を何度口にしたか分からないが、それでも言おう。
美味い。
牛豚の合い挽きのような重みのある味とは違い、すーーーーっと入ってくる爽やかな味わい。臭みが強いと聞いたので覚悟していたが胡椒と豚肉とのバランスの良さからなのか一切感じることはなかった。
甘いデミグラスソースでいただいたが醤油と生姜なソースも合いそうとアキさんが言っていた。そちらも想像するだけで垂涎だ。
とどのつまり美味しかったと僕は言いたい訳なんだが伝わるのだろうか。
あぁ、Cafe sunaoはAIRAで旭川滞在中のけん玉アーティストの灰谷さんの滞在先でもある。丁度不在時だったのでお会いできなかった。
残念。

sunaoを出て今度はキョんの推しカフェcontainerに向かった。
間口から奥に伸びる縦長の素敵空間。
壁は白。そこにかかる絵はマスターの作品達。
なんてこった。
美味しい珈琲入れられるだけで最高の大人なのに素敵すぎる絵もかけるなんて…。
脱帽の一言に尽きる。
ぜひお店を訪れて欲しい。
そうそう、注文したのはカフェラテとスコーン。

比べるものを置いてないから分かりにくいがカップが大きい。
珈琲………。美味しく入れられる人間になりたいと切に願う。
途中、以前東京で会った絵描きの友達アユと会って話した。相変わらずぶっ飛んでるいいやつだ。恐らく滞在中に写真を撮らせてもらう事になるだろう。外で少し話した後店に戻った。

空もすっかり真っ黒になった頃、containerを出て僕とキョんはライブハウスMosquitoへ。

元々は打ち上げスペースだったところがBARになっている。『ボーフラ』と呼ばれているみたいなのだがまだその辺の仕組みは理解できていない。
ボーフラに集まる人々にキョんが僕を紹介してくれてつつお酒を飲みご飯を食べた。
途中ライブハウスに置いてあったボンゴのチューニングをしたりした。どういう事なんだ。でもチューニング大好きだから楽しかった。

六角レンチがなかったためペンチでなんとか頑張っている様子である。
喋ってはカホンを弾いたりお酒を飲んだり、また喋ってはハンドパン弾いたり飯を食ったり。
楽しい夜だった。
確実に旭川きてから全飲料のアルコール飲料が占める割合が5割を超えている。
東京には太って帰る事になりそう。
旭川はいい街だ。
キョんは明日は仕事だそうだ。
帰宅したのは2:30をまわろうとしているところ。
キョんは大変だなぁなんて事を思いながら眠りについた。昼まで寝る気で。
これが翌日良くなかった。
この話はまた明日。

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