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階層の少ないアウトラインでタスク管理する

たとえばこれは、今日(7月9日)午後2時のぼくのタスク管理用のアウトライン。

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階層構造なんてほとんどみえないし、項目の内容のレベルも、ことばづかいもばらばら。でも、たとえばここ数日という期間限定なら、ぼくにとってこれ以上のものはないくらい、しっかりと機能する。

午前中に大きな仕事をひとつ終えて、その項目は今日の日付をつけて、左のサイドバーに置いてある「logs/notes」に放りこんだ(やったぜ!)。

上から2番目の「312」は『Pharo by Examples』というテキストブックのページ番号。今朝,ここまでよみ進んだという覚え書き。Smalltalkという言語処理系を、このテキストをよみながら学んでいる。

何の数字か今日のぼくにとっては自明だし、明日までしか必要ない数字だから、これ以上の説明は不要。

「07/09/2021」などうしろに日付のついた項目は、きのうや今日に決まった約束の期日のメモ。時間のあるときに日付順にならべ明日以降のものは「future」の項目に放りこむ。

上から6番目の「○○スゲ」は、おとといの植物調査の手伝いのときに教わった植物の名前。下の「マスクサに似ている」も、そのメモのつづき。

これは、今夜にでも少し図鑑をしらべなおしたりして、もう少し情報を加えたら、おとといの日付をつけて「logs/notes」に放りこむ。それ以上の整理はしない予定。

もちろん,将来、○○スゲの研究プロジェクトを始めるなんてことになったときは、「○○スゲ」というキーワードで関連のノートを集めて、按配しなおすことになる。

このあと、事務連絡をいくつかすませたあとに「かーそる原稿の校正」をやって、それからずっとつづけているSmalltalkについてのフリーライティングのつづきを思いっきりかいて(これはほんとに愉しみ)、大切な約束のしごともすすめる予定。

終わった作業には日付をつけて、「logs/notes」に放りこむ。終わらなかったものは、そのままそこに残しておく。

夜、シャワーでも浴びたあとか、明日になったら、まず「future」を開いて、やくそくの期日などを見直したあと、「present」のいちばん上に今日のフリーライティングをして、それをみながら今日(明日)やりたいこと(できるだけ3つから5つにしぼる)を順番にならべる。

階層も少なく、項目の内容もかき方も不ぞろいに見えるかも知れないけれど、こうした状態でも安心して置いておけるのが、アウトライナーのすばらしいところ。

そのおかげで、タスク管理のアウトラインとしても、ぼくにとってはかなり完成形にちかい「型」として役立っている。





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