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【必見】マーケティングを勉強する必要とは?【この本で理解できる】

もし、「マーケティングを知ることでライバルに差をつけて勝てる。」と言われたら、みなさんはマーケティングを勉強したいと思いませんか?

しかし、マーケティングってどこから勉強したらいいかわからないし、どういう勉強をしたらいいかわかりませんよね。

しかし安心してください!
今回はこの『はじめての「マーケティング」1年生』という本を元にマーケティングの必要性をご紹介していきます。

しかも難しい単語をできるだけ省き、絶対に覚えておくべきたった2つの基礎知識だけに絞りました。

この記事をきっかけにマーケティングの重要性をぜひ知ってください。

それでは早速どうぞ!

マーケティングはなぜ必要か?

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そもそもなぜマーケティングを勉強したいと思いましたか?

・なんとなく必要だと思った
・知っておくとカッコ良さそう
・周りが知っているから

まぁきっかけはなんでもいいのですが、マーケティングを勉強ことで『お客様のニーズに応えられる商品を提供することができる』ようになるのです。

マーケティングとは?の回答はさまざまあって、経営学の父と謳われたピーター・ドラッカーはこう言っています。

マーケティングの理想は、販売を不要にすることである

と。

また、世界一のマーケティング学者と言われているフィリップ・コトラーは

売り込まないマーケティング

を提唱しています。

つまりこの言葉から

『お客様のニーズ正しく応えていくことで、お客様から求められる状態にする』

というものが、マーケティングの意味なのではないかという考えに辿り着きました。

例えば、日本一量の多いラーメンを作るお店を構えたとしても、ダイエットをしている人に売り込んでも喜ばれることがないのは火を見るより明らかですよね。
このようなミスマッチを事前に防いだり、逆にどこで誰にどのように売るとお客様に喜ばれるかを知ることができるのです。

もしこの記事を読んでいただいているみなさんが、商品を売ってお客様に喜ばれたいというのであえば、マーケティング能力は身につけておくべきスキルと言っても過言ではないでしょう。

マーケティングを知らないと起こる3つの悪影響

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では、もしマーケティングを知らないでいるとどうなるか考えてみましょう。
思い浮かびましたか?

もしまだ思い浮かばない人のために、マーケティングを知らないと起こる3つの悪影響を取り上げてみましたので、このような事態に陥らないように確認しておきましょう。

お客様が来ない

まず考えられるのはお客様が来ないという悪影響です。

マーケティングの一環としてあるターゲティングができないため、売りたい商品をお客様のニーズに合わせて提供することができません

つまりターゲットにしたいお客様がどんな悩みを解決したいかがわからないため、正しく商品を訴求することができずお客様が遠のいてしまうのです。

先ほどのラーメン屋の例で言うと、日本一量の多いラーメンをダイエットしている人に向けて販売しているような状態です。

本来、正しくターゲティングできたのであれば、狙うべき対象は『昼は肉体労働をしている職人さん、夜は帰宅途中の運動部』と言ったところでしょうか。
これだけでも、日本一量の多いラーメンは売れそうな見込みはありますよね。

しかもクチコミ次第では、新規のお客様も来そうな予感がプンプンしてます!

このように、マーケティングを知らないと売れるべき商品なのに、お客様が来ないという現象になってしまうのです。

商品が売れない

次に、売りたい商品が売れないという悪影響です。

どんな商品がお客様のニーズに応えられるのかを知っておかなければ、お客様は商品を買ってくれることはありませんからね。

こちらも日本一量の多いラーメンを例に挙げて考えてみましょう。
マーケティングをせずにラーメンの売り出しをした場合、少食の人や美食家の人にも売り出してしまう可能性が出てしまい、満足度の低いラーメン店となってしまう可能性があります。

しかし、大食いの人にフォーカスしたマーケティングができていれば、お客様のニーズを的確に捉えた日本一量の多いラーメンを提供することができ、満足度の高いラーメン店になるでしょう。

このように誰のどんなニーズに応えることができる商品かを見極めて、正しく商品を提供することができないと、どんなにいい商品でも売れない状況に陥ってしまうのです。

売るべき商品がわからない

そしてマーケティングができていないと、売るべき商品がわからないなんてことが起こります。

『誰のどんなニーズを満たすことができるか』がわからないまま商品を売り出していても、自己満足の商品になってしまい欲しい結果を得ることはできないからです。

今回も日本一量の多いラーメンを例に出して考えましょう。
例えばマーケティングができておらず、有名デートスポットに出店してしまった。
そうなると、なかなかお客様が入ってこない様子がイメージできますよね。

つまり見込みのお客様のニーズを、日本一量の多いラーメンが満たしていないから起きてしまっています。
現地のお客様はおしゃれで雰囲気の良いレストランを求めていると予測できますからね。

これではいくら頭を捻ってもお客様にあった商品が作れませんよね。。。

しかしオフィス街や駅の近くだったらどうでしょう?
お客様になる人は増え、ニーズに応えられる商品を提供することができそうですよね。

つまりマーケティングをしないと、お客様のニーズに気づくことができず的外れなことをする羽目になってしまうと言うことです。

マーケティングで絶対に覚えるべき基礎知識2つ

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しかしマーケティング初心者であっても最低限この2つを知っておけば、マーケティングをすることができる基礎知識を紹介します。

既にご存知の方もいるかと思いますが、復習も兼ねて確認しておきましょう。

マーケティングにおける4P

まず知っておくべきは『4P』です。

この4Pとは4つの単語の頭文字を取ったものですが、全て言える方はいますか?

・product(製品)
・price(価格)
・place(場所)
・promotion(販売促進)

この4つです。

この4Pは自社目線で商品を分析するとき使うことができるマーケティング手法です。

例えば日本一量の多いラーメンで考えてみましょう。

まずproduct(製品)は日本一量の多いラーメンですね。
そのほかにもラーメンに関する情報はここに部類されます。

続いてprice(価格)。
仮定として一杯1,000円としておきましょう。学生割引などの金額についての特徴はここに部類されます。

そしてplace(場所)。
これはどこで売るかです。〇〇大学の近くで、駅からもオフィス街からもアクセスがいい場所などは、ここに部類されます。

最後にpromotion(販売促進)。
どのように宣伝していくかですね。例えば口コミやチラシ、招待割引券の発行など、販売戦略についてはここに部類されます。

このように自社の商品について4つの項目ごとに分析していくことで、自社の特徴を掴むとともに強豪と差別化するポイントを作っていきます。

つまり4Pは自社目線で商品の分析をすることで、競合との差別化を図るマーケティングです。

マーケティングにおける4C

続いて2つ目は『4C』です。

先ほど紹介した4Pと似ているのですが、似て非なるもの。
4Cはお客様目線で商品をみたとするマーケティング手法です。

4Cも同様に4つの頭文字を取ったものになります。

・customer value(顧客にとっての価値)
・customer cost(顧客の負担)
・convenience(利便性)
・communication(コミュニケーション)

この4つです。

こちらも日本一量の多いラーメンで解説していきましょう。

まずはcustomer value(顧客にとっての価値)では、お腹いっぱいラーメンを食べることができることが挙げられます。

続いてcustomer cost(顧客の負担)では、一杯あたりに1,000円かかることが挙げられます。
量に対して安いと判断されるのか、いくら量が多くても1,000円は払えないのか。そういった分析をすることができます。

そしてconvenience(利便性)ではアクセスのしやすさが部類されます。

最後にcommunication(コミュニケーション)では、店構えや雰囲気などリピートにつながるかが部類されます。

このように4Cはお客様目線に立って商品を分析するマーケティング手法となりますので、お客様のニーズに応えやすくなります

マーケティングは奥が深い

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上記で説明した4Pと4Cを駆使することで、主観的・客観的な視点でマーケティングをすることができます
そうすることで、お客様が求めているものを提供しやすくなっていくのです。

さらに、もっとマーケティングについて知ることで、『ファイブフォース分析』や『SWOT分析』などのマーケティング手法を知ることができ、強みや弱みをいろんな角度から知ることができます。

つまりマーケティングを学ぶことで、お客様に提供できる価値はどこの誰にどのように役立てられるかを知ることができるのです。

さらにターゲティングという言葉を使っていましたが、細かくターゲティングできるように、『ペルソナ設定』という言葉も学んでいくことになるでしょう。(ここでは割愛させていただきます。)

ただ1つ言えることは、勉強するだけではなく実際にやってみることが1番の学習です。
マーケティング手法の定義や概念はあっても、マーケティングには正解がなく修正を繰り返していくものですから!
実践あるのみですね。

マーケティング1年生におすすめの本

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とはいえ、せっかくマーケティングを勉強したいのだから1冊くらいは参考書を持っておきたいところですよね。

そこでぼくが実際に読んで、マーケティングの基礎を勉強した本を紹介します。
それがこちらです。

こちらの本は、1人の主人公がマーケティング部門に所属が決まったところから物語が始まり、担当になった商品の売り上げを上げていくストーリーとなっています。

9つの章に分かれていて、各章でマーケティングの本質を学びながら読み進める本となっています。

さらに各章の最後には、まとめとして物語の企業が例になってマーケティング分析されていますので、自分の商品に置き換えてすぐにマーケティングを実践していくことができます

学びながら自分で実践していきたい人にはおすすめの本でしたので、マーケティング初心者やもう一度マーケティングを学びたいと言う方はぜひお試しください。

まとめ

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いかがでしたでしょうか?
マーケティングが必要な理由が、わかっていただけたでしょうか?

もちろんこの記事で完璧にわかる必要はありません!

この記事をきっかけに、マーケティングの重要性を知っていただければ嬉しいです。

そしてマーケティングをやりつつ勉強し、みなさんが作った商品をお客様に満足してもらえるように提供できればと思っています。

今回の記事で紹介した4Pと4Cは、マーケティングをする際に十分使えます。
しかしマーケティングの基礎知識にすぎませんので、さらに知識をつけてライバルに差をつけられるようにしてしまいましょう。

みなさんのマーケティングがうまくいきますように!

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