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オリジナル曲集。

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オリジナル曲を集めてみました。 ギターとベースは自分で演奏しています。 ドラムと鍵盤はAI+打ち込み 歌はボーカロイドさんです。 曲を聴いてくれた 全ての方々に感謝します! …
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マイフレンド

マイフレンド 冴えない夢を見た 夜更けの窓辺に 頬杖つく 覚めない夢は 未だ醒めぬまま 夜空に 道標 月明かり 幾千の 星の瞬きを 数えて 揺れる思いを 預けてしまえたらいいのにな 流れ星に乗せ 遥か彼方へと 星の降る夜には 何かが変わりそうで 戸惑うよ 上手く言葉にできなくてさ 星の降る夜には 何かが叶いそうで 頼りないメロディー 掻き鳴らす この両手で 不器用な心そのまま マイフレンド 飾らずに届けるよ今 マイフレンド 簡単な事でさえも 難しく考えてしまうよ 結局さ 分からないのに 難しく考えてしまうよ 揺れる思いを 預けてしまえたらいいのにな 流れ星に乗せ 遥か彼方へと 星の降る夜には 何かが変わりそうで 戸惑うよ 上手く言葉にできなくてさ 星の降る夜には 何かが叶いそうで 頼りないメロディー 掻き鳴らす この両手で 不器用な心そのまま マイフレンド 飾らずに届けるよ今 マイフレンド

僕が嘘つきにならない為に

僕が嘘つきにならない為に(ボーカロイド) 連れて行ってよ ロックンロール 夕暮れの帰り道 はしゃぎ合う 声が響く 春風吹くあの街並み 宝石の様な星空の下まで 本音を隠したジョークに 控えめな夢を そっと忍ばせた 感性が薄れゆく前に 耳を澄ますのさ ほら聴こえてくるよ 繋がっているよ どこにだって メロディーと共に 蘇るよ しがみつくためじゃなく 寄り掛かるためでもないさ 忘れたくないんだ 僕が嘘つきにならない為に 真夏の太陽 木漏れ日のひょうたん橋 賑わう交差点 夜のイルミネーション 不意に誰かに 呼ばれたような気がして 僕は振り返る きっと誰もいないと 分かっていながら 輝いているよ 今でもずっと メロディーはそこに 繋がっているから 必要なのさ どんな時でも 晴れ間の無い空が 続く日々でも 繋がっているよ どこにだって メロディーと共に 蘇るよ しがみつくためじゃなく 寄り掛かるためでもないさ 忘れたくないんだ 僕が嘘つきにならない為に === 『追記』 小学校 校庭 その端っこに 階段状に並ぶ鉄棒があって その裏側に 小規模な森があった。 その森の中には ゾウさんの形をした大きな遊具があって 鼻の部分を滑り台にして よく遊んでいた。 僕の頭の中に浮かぶ風景には そこで遊ぶ僕達の姿がある。 僕の姿がそこにある時点で これは僕の記憶ではないのかもしれない。 でも僕はそういう景色を見ている。 セコイアの葉を擦り抜けた陽光を浴びて はしゃぎ合う声を聞いている。 この歌を聴きながら 僕はそういう画を眺めている。 「思い出」という言葉を使わずに 思い出についての歌を作ってみたかった。 僕には好きな歌がたくさんある。 そして その歌を 聴いている時 口ずさむ時 必ず頭の中には「画」が浮かんでいる。 画は自分が好きだと認識している歌にしか現れない。 それはいつか見た景色だったり 誰かの表情だったり 見たこともない場所や風景だったりする。 その殆どが その歌を初めて聴いた時に 実際に見ていた景色や 当時の心境とリンクしているのだけど 不思議なもので その曲に纏わる自身のあれこれと 必ずしも一致するというわけではなかったりもする。 何の脈絡もない 理解不能な画を 思い浮かべていることも あったりで 更に不思議なのは その不一致に違和感を覚えることもなく 自然とそれを受け入れている自分に 大分時間が経ってから気付いたりすることだ。 「そういや、何でこの画なんだろ?」みたいに。 ただ、不思議ではあるけれど 不快なわけではない。 何故この歌を聴いていると この画が頭に浮かぶのだろう?と 考えを巡らせる時間は 僕にとってはとても楽しいことなのだ。 この歌を聴く時 僕の頭の中には この追記の冒頭に記した景色が浮かぶ。 作っていた時に 思い描いていたものとは 全く違うんだけど。笑 何故だかはよく分からない。 でも なんでだろう?って考えるのは楽しい。 それに 遠い記憶の中にある 自分の知る景色を この曲は 確かに映し出してくれた。 何だかよく分からないけど 接続成功!ってことで。笑 確信ではなく ただ何とな〜く そう感じたという事を ここに記しておこう。

気まぐれな夢

気まぐれな夢(ボーカロイド) 桜散らしの雨が去った後で 雲の切れ間から届く合図 行き先知れず気の赴くまま 雨上がりの道を歩いてく キミとボクが最後に交わした 言葉はなんだったっけかな? 忘れてしまうのは時に寂しいけど 時に救いだったりもするんだ 雨上がりの空気は新たな予感と ほんの少しの感傷秘めて 僕に気付かせようとする 変化と不変のバランスを 気まぐれな夢を見る 好きなことやりたいことも全部 分かっているはずなのにどうして ちゃんとがんばれないんだろう? 言い訳を捨てたのに 時間もないわけじゃないんだけど 自由なんだと理解するほど 僕は空っぽになる 橋を渡る途中で腕時計 忘れたことに気付いた 引き返すにはもう遠過ぎる 場所まで僕はやって来た 不確かな希望とか 不安を断ち切れるとしたら 今よりはマシになれるかな? なんて考えたりするけど 期限切れ?ボロボロな そんなガラクタばかりいつまでも 大切に感じてるこの思いは 嫌いじゃなかったりする 投げ出して逃げ出した 胸が張り裂けそうな夜でさえ スピーカーから流れてくる 音楽はとても優しかった 春の陽に照らされた 散歩道をただ歩いていく この歩幅でいい この調子でいい 感傷と予感に満ちた 気まぐれな夢を見てる === 『追記』 散歩が趣味でよく行くんです。 とは言っても、最近は色々アレなので たまにですが。 ノープランでフラフラと 行きたいところへ 行けるとこまで。 以前はゴールを吉祥寺に設定していたのですが 運動不足解消という目的を兼ねているにも関わらず、フラフラと吸い込まれるように ハモニカ横丁や井の頭公園に立ち寄っては ビール飲んじゃったりなんかして よし、帰りはバス! なんてことが続いてしまった為(←ダメ人間。笑) ここ数年は割と近い範囲を歩くことにしている。 だけど、それもまた楽しい。 色んなこと考えるんです、歩きながら。 正確には浮かんでくるという感覚に近いのかもしれないけど。 楽しいこと 嬉しいこと 嫌なこと 悲しいこと なんでも 色々と。 そうやって歩いている時に よく思うんです。 意外と色んなことが起こってんだなと。 基本前向きに物事を捉える質なのですが かと言って、ポジティブウマシカさんにはなりたくないので 不平不満はあって然るべきというか 必要なものだと思っているフシがある。 反動を得るためのバランス取りというか 二元論的な なんて言うか、そんなアレだ。 時々すごく堕落する。 毎日が単調に思えてしまったり 代わり映えねぇなとかボヤいたりもする 正直に。 つまんないことだって考えたりする。 だけど 気分転換がてらに こうして歩きながら 日々を何となく思い返してみると あれやこれやと 色々と浮かんでくる 全くもって意外に。 都度、気付かされることになる。 色々起こってるじゃねぇかと。 運動によって脳が活性化されるからなのか? 昔読んだアランさんというフランスの哲学者のエッセイで、やたらスポーツを推していたことが 思い出される。 歩くこと(運動すること)によって いつの間にか頭の中で 日々のモヤモヤや問いが 答え合わせされているような そんな感覚に包まれたりして 嬉しくなることがある。 前だけ見てても躓いちゃったりするし だから時々 足元を見てみる。 そこには地面があって そして続く道がある。 僕はそこを歩いている。 地道を行く 地道に行くのだ。 この歩幅でいい この調子でいい 感傷と予感に満ちた 気まぐれな夢を見ながら。 良い週末を!

スパークル

スパークル(ボーカロイド) ロックンロールは 終わらない夏のようだと あの人が言ってたんだ 儚いねとか 言わないでよね ロマンチックでいたいだけ 夢見心地のままでいたいだけ 無責任でいられたらな 自分勝手でいられたらな 綺麗じゃなくても カッコつかなくても 何とかなっても どうにもならなくても 機械仕掛けのこの歌に 温もりはないかもだけど 僕はいつも叫んでいるのさ 終わらない夏の煌めきを 変わって行くよ 自分のままで 変えて行くよ 自分のままで 好きなものはずっと好きなまま 大事なものはずっと大事なまま ロックンロールは 終わらない夏のようだと あの人が言ってたんだ 暑苦しいとか 言わないでよね ありのままじゃいられない キミのその後ろめたさを ボクは知っているんだよ それはきっと優しさだと 続いて行くよ 止まらない 振り返れども 二度と帰らない 彼等や彼女達も キミやボクも それぞれ皆 同じ時の中 変わって行くよ 自分のままで 変えて行くよ 自分のままで 好きなものはずっと好きなまま 大事なものはずっと大事なまま ロックンロールは 終わらない夏のようだと あの人が言ってたんだ だから何?とか 言わないでよね

真夏の太陽

真夏の太陽(ボーカロイド) 木漏れ日のトンネルを 抜けたら光射す世界 鳴り止まない蝉時雨 色彩溢れる道の先へ 公園を抜けていく 曲がりくねった道は 急ぎ足になりがちな私を そっと窘めてくれる 明るい歌口ずさもう 思い巡らせてみても 浮かぶ言葉はいつでも 観念的過ぎてしまう あぁつまらないこんな私を 許して欲しいなんて言えないから いつもこうして自分自身を 許さなければ前へ進めないの そんな言い訳呟きながら 今日もあなたを想う 真夏の太陽の様に 明白な存在でさえ 対峙する対象の裏側には ひっそりとした 影落とすの あぁつまらないこんな私を 理解して欲しいなんて言えないから いつもこうして自分自身を 理解しないと前へ進めないの あぁつまらないこんな私に 微笑んでくれて本当にありがとう 進んで行ける少しずつだけれど あなたに会えて本当に良かった 遠い陽炎に揺れる面影に そっと微笑みを返す