note感想🌟　30歳になるまで生きていると思わなかった

明確に死にたい理由なんて無い。

増える無数の傷。

普段の明るい顔の陰にある闇。

「どうして？」

まなさん自身もわからない。

どうして、否定、してしまうのだろう。

自分を大切だと言って欲しかった。

かけがえのない人だと思って欲しかった。

ありのままを認めて欲しかった。

よくがんばってきたね。

生き抜いてきたね。

闇のトンネルを歩いて

道を踏み外さずに、生きてきてくれて、ありがとう。

あなたは素直すぎるから

優しすぎるから

もっと、わがままなら

もっと、自己中なら、そんなに悩まなくても良かったのかもね。

言葉で切り刻まれて

ずっと、耐えてきたね。

真面目なんだ。

真面目すぎるんだ。

いい加減になろう。

呪縛から抜け出そう。

生きづらさを抱えながら生きてきた、あなたの声に、今、たくさんの人が癒やされてる。

生徒会長として全校生徒の前で挨拶をする、マイクを握る手首は傷だらけだったし、いつも誰かが怒っていた家で、明るく振る舞っては自室に戻り、大きなため息をついた。　

無数の傷に小さな花を

大きなため息に安心を

こうあるべき姿を求め続けて、見失っていたのは自分が自分であること。

そのまんまで良かったんだよ。

そのまんまなんだから。

嘘ついたら、つらいからね。

違う自分になろうとしたら、本当の自分が悲しむんだよ。

痛みにずっと耐えて、耐えて、耐えて

そして、トンネルを抜けたんだ。

限界を前にしてもなお、4年の付き合いになる彼氏の前でも、幼稚園からの友達の前でも、もちろん家族の前でも「こうあるべき姿」を崩せなかった。「助けてほしい」けど「自分を理解をしてくれる人なんていない」その狭間で心がちぎれそうだった。わたしが死ぬことで、やっと自分のことを理解してもらえるんじゃないか、とさえ思ってた。

わかってあげられなくてごめんね。

まなさんの心の叫びが、時を超えて伝わって、時間差はあるけど、ゆっくり癒やされたらいいね。

つらかったんだね。

わかってもらえなかったね。

その中で生きてきた強さは、まなさんの誇りだよ。

いつか、誰かが、気付いて、助けてくれる。わたしはずっとそんな夢を見ていた。そんなことを期待していたからこんなにずっと辛かった。

自分の人生は誰かに期待するものなんかじゃなかった。自分の人生は自分の足で進んでいかなきゃいけないという意味をその時初めて知った気がする。

苦しみの泥の中からきれいな花が咲いた。

まなさんの一歩は、新しい人生のはじまり。

変わらなきゃ。自分はどうせ自分で死ねない。生きるしかない。

初めて「死」ではなく「生きる」ことにベクトルが向いた。

神様もお祝いしてくれてるよね。

よくがんばったよ。

まなさんの優しい声に毎日、救われています。

佐藤まな【おやすみラジオ】