私が会った時空のおっさんの話

これは私が実際に経験体験した話です。

記憶では小学3、4年生の頃。

放課後同級生のH香と校庭にある
巨大なジャングルジムと滑り台がくっついたような総合遊具で遊んでいた。

どのくらいの時間そこで遊んでいたかは覚えてないが
気が付くと夕焼けなのか空一面が黄色みを帯びたオレンジ色で
不気味に周りの空気さえその色に染まったようだった。

H香と私がそろそろ暗くなりそうだし帰ろうかって帰り支度をしていたら
校庭の正面の門の方から作業服を着たおじさんが現れ
私と友達を見つけると途端に顔色を変え

“なぜ此処にいるんだ!”

その声は頭の中に直接響いてくるように聞こえた
直感的にこれはヤバイと感じて
とっさに私とH香は逃げだした!

滑り台の途中にいたH香は滑り台をザーーーーっと降りて私より先を走っている。
私は走りながら助けを呼ぼうと声を出すが
恐怖からなのか声が音にならない!
『“た!す!け!てーーーー!!!”』
ただただ恐怖で全速力で走る!

作業服のおじさんはすぐ後ろまで追いかけて来ている!!!


その日の記憶はそこまでしか無くて
翌日学校でH香に
『昨日の事覚えてる?怖かったね』と話すと
明らかに怒るような表情を浮かべたあと
怪訝そうな表情をして
『私、しらんよ』と避けられた。

確実に体験した記憶なのに
彼女のその後の対応、、。。。
どういうことなのか
真相は未だに不明なままです。
夢なのか?いや、それはない!

自分ではリアルに体験したことですが
おそらく他人に話すと明らかにおかしい話なので
今までこの話を話した事があるのは友人数人程です。

その後小学校高学年になると
インターネットが普及し始め、
2ちゃんねるなどの掲示板で時空のおっさんの話を見かけるようになって
私の体験との合致点が多いことから
あの時、違う次元(時空)に迷い込んだんだと自覚しました。


本を読まないので文章力が乏しいのですが
最後まで読んでくださった方、
お付き合いいただきありがとうございました。

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