旅行ゴミをキーホルダーにする
旅行先で買った切符、地域限定のお菓子の袋。もう使えないからゴミには違いないのだけれど、捨てるとなるとちょっと寂しい。
そこで今回はこの「旅行ゴミ」を身近に留め置く方法として、キーホルダー化をお勧めしたい。
必要な道具はこんな感じだ。
・穴あけポンチ
・はとめ
・菊割り棒
・木づち
・下に敷く板
・キーホルダーの金具
下に敷く板はあってもなくてもいいし、木づちの代わりにハンマーでも良い。要するに気兼ねなく叩ける環境があれば良いのだ。
道具がそろったら、実際に作ってみよう!
旅行ゴミを用意したら、キーホルダーにしたい部分をトリミングする。
伊豆諸島のお土産、くさやのパッケージを例に使う。
このままでもいいが、断面を内側に織り込むことでクォリティがグッと上がって楽しい。
織り込んだ後がこちら。
次に、穴あけポンチを使って穴をあける。できるだけ端を狙った方がいい。
その穴にハトメを通して、裏側に菊割れハトメ用手打ち棒をあてる。
最後に、叩く。
そうすると、片側が「菊割れ」になり、ハトメが固定される。
これに金具を装着するとキーホルダーの完成だ。
ボールチェーンを使ってみたり、箱状の物をそのままキーホルダーにしてしまうのもかわいい。工夫の余地はたくさんある。
たくさん作りたい人や、アパート暮らしで木槌が使えない人にはハンドプレスをお勧めしたい。ハンドプレスとそれに装着する「駒」があれば簡単かつ静かにキーホルダーを作ることができる。
自作したキーホルダーは、旅行の思い出として保管してもいいし、カバンや筆箱に着けたら会話のきっかけにもなるだろう。
遠くへの旅行がしづらい昨今だからこそ、視点を変えて、近所のスーパーまで、いい感じのパッケージを探す旅をするのも楽しいかもしれない。
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