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第42回日本看護科学学会学術集会 その2

こんばんは。広島で食べた牡蠣のことが忘れられない齊前です。
 
この度、第42回日本看護科学学会学術集会の若手最優秀演題口頭発表賞を受賞しました。そこで、今回は受賞における正直な気持ちを書こうと思います。
 
 
 
正直言うと、感謝と恥ずかしい気持ちが混在している状態です。
 
 
まずは、感謝。
これは竹屋先生を筆頭とした先生方、研究室の皆様に対する感謝です。
 
竹屋先生には、研究対象者の選定と明らかにしたい結果という研究の根幹に係るアドバイスをいただきました。
特に研究対象者となったMultimorbidity(同程度の重篤性を持つ複数の慢性疾患を有する状態)は、先生のアドバイスなしに思いつかなかったですし、このおかげで本研究の意義がより高まったのは間違いないです。
ありがとうございました!
 
 
また、研究室の皆様。
僕のパワポを見るとてんかん発作が生じるという専門家の意見(竹屋先生)があるほど、僕のスライド作成スキルはひどいものです。自身の発表を控えているのにも関わらずギリギリまで修正してくれた彼女たちに改めて感謝です。
勿論、それ以外にもデータ収集項目や統計解析など数えきれないほどのサポートをしていただきました。彼女たちのサポートがなければ受賞をすることはなかったです。ありがとう!
 
 
 
次に、恥ずかしい気持ちです。
上手く言語化できないですが、自分の気持ちと社会的な評価とのギャップが強くて恥ずかしいという感じです。
この研究は約5年前、臨床現場にいる時に抱いたクリニカルクエスチョン(臨床疑問)から始まりました。随分と時間はかかりましたが、自分の仮説が数字に表れた瞬間は凄く嬉しかったです。ただ、その瞬間だけで。正直、自己満足で終わった感も否めません。臨床にいる方からしたら「そらそうやろ」と思う結果だと思います。そのような研究がこのような評価を受けていることに恥ずかしいなと思うというのが正直な気持ちです。そういう意味でも、竹屋先生の元で社会にインパクトを示せる介入研究をしようと思いました。
 
また、臨床現場という「社会」と「知」の探究の場である大学が相互作用するような環境を作ることができれば、研究が推進し、看護学の発展に寄与するのではないかという気持ちが強まりました。
 
そのあたりに関してはまた書きます。
とりあえず報告でした!

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