見出し画像

「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」感想

こんにちは、みゆこです。
今回は「ミッドサマー」で気になっていたフローレンス・ピューが新作に出ると聞いて観に行ってみた感想です。
もともと好きな若草物語に、エマ・ワトソンにメリル・ストリープが出るなんて見るしかないじゃなーい!!


プロローグ


始まりはどこかの街、編集部に原稿を持ち込む一人の女性。
ポスターだけ見て観に行ったクチなので誰が誰を演るとか知らんかったけど、これは……ジョーだな!!!(確信)
で、原稿のことで編集長?とジョーでやりとりが始まるんですが、どうやら若草物語の原稿を持ち込んだようです。
でもジョーが若草物語を書くシーンなんて原作(1作目)にあったっけ…??と原作小説派のわたしは混乱しました。
事前情報まったくなしの純粋な感想は、それかな。原作小説で言う「若草物語 続」と「若草物語」のシーンが入り混じってるとわかるまで、頭の中がハテナでいっぱいでした。
大人になった4姉妹と、少女時代のシーンを交えながらこの映画は進みます。


以下ネタバレ含みます。
まずはざっくり4姉妹の感想から。


長女メグ


かわいい。その一言にばかり浮かびました。
エマ・ワトソンの存在はハリー・ポッターシリーズで知ったんですけど、あの頃より一段と綺麗になってます
映画中盤で、見栄のために派手なドレスを着て、「君には似合わないよ」ってローリーに言われるシーンが原作どおりにあるんですけど、
そんなことないよ!
めっちゃ似合ってるよ!!
君に似合わないなら誰が似合うんだよ!!と、大いに憤慨してしまいました。


次女ジョー


髪がふわふわなジョゼフィーン。
女優さんのお名前に聞き覚えが無く、初めて見る方だと思っていたけれど、調べたら「ハンナ」の人でした。シアーシャさんね。うん、覚えたぞ!
とにかく目がキレイな青色。役にも合ってると思う…好き。


女ベス

あんまり目立たないベスの感じがよく出てると感じました。ピアノがめちゃくちゃ上手いです


四女エイミー

はーい、気になってたフローレンス・ピューさんです。
なんかこの人が末っ子ってイメージはそんなに無かったので、うーん?と思いながら見てました。甘えん坊というよりは精神的に繊細そう…と思ってしまうのは「ミッドサマー」の印象に引きずられてるのかもしれません。
でーも可愛いよう。


全体の感想


大人時代と少女時代の対比で物語が進んでいくのは、つまびらかに言ってしまうと難しいなと思いました。
原作小説でも、1作目と2作目ではがらりと雰囲気が変わります。4姉妹中心の道徳的な物語から、ジョーが主人公の家庭的なお話になるんです。
だから、こうして連続的に描かれると、入り込みにくいと感じるのかもしれません。

ただ、この対比はたぶん、ヒロインのジョーが「少女時代は楽しかったな、いまはこんなに辛いけど」と懐古や郷愁に浸っているわけではなくて、
人生を生きているからかな、と。
楽しいこともあったし辛いこともあったけど、私は生きていく。みたいな…

また大人になって見たら印象が変わるのかもしれませんね。

欲を言うなら、もっとエイミーの精神的成長のシーンが見たかったけど…
あとメリルさんのマーチ叔母さんめっちゃよかったです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?