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Podcastの3回転~2022.5.29Twitterスペース『音声発信を楽しむCLUB』感想 -自分なりのテーマを決める-
はじめに
先週日曜日の夜22時~は、こども寝かしつけの合間、conさん主催のTwitterスペースに参加させていただきました(^^)
今朝少し時間があったので、ささっと記録を..と、翌日に勢いで書いたnote。そろそろ出さないと冷めてしまうので、書ききってUPさせていただきます。※スペースでの音声は、1か月視聴可能(6月29日まで聴けるみたいです)よかったら是非。次回は、6月12日夜22時〜とのことです✨
はじまりましたー🎙お気軽に遊びに来てください☺ https://t.co/ub7sG7qy3I
— confeito37@コンペイトウは甘いけど、時々熱い (@confeito37) May 29, 2022
⬆️言語聴覚士conさんの『こえだまラジオ』
⬆️オカちゃんの『聴く時間』
Podcastの現状 各種調査から
Podcast、増えてますよね。私は、2020年4月くらいからVoicyを聴き始めましたが、2021年11月、Voicy緒方社長が雑誌に特集組まれた!って発信されていたのが象徴的かなと思います。(以下、リンク引用)
この日経エンタテインメントに載っていた記事では、毎日1番組以上聴く人は人口の3%というアンケート結果であったと記憶しています。(私は今も3%なのか?もう少し増えてそう)
▲改めて調べると、こんな調査結果がネット上に転がってました。最新の国内統計・分析が載ってたので現状が知りたい人にはオススメです。
前回放送のお話を踏まえ、私からはおすすめポッドキャストというか、自分が聴いてきたポッドキャストの中からいくつか分類して紹介させていただき、対話の前提となる部分を自己開示するのと兼ねて、内省的にもまとめておこうと書いてみることにしました。(思いの外長文になってしまいました。)
いろいろ話しは尽きないことを、共有したいという意味で、結論までもっていきたいと思います。
⬆️2019.6.17時点での放送ですが、いい放送みつけた!Voicy緒方社長と渡邉康太郎さんの掛け合い、深いです。これ聞くだけで、Podcastの現在がよく分かると思います!
私の紹介するスペースで連想していた参考事例▼
◉Podcastの感性と同時代的ドラマ・映画
●『お耳に合いましたら。』|テレ東
◉コロナ時代のデバイスを使ったコミュニケーション形式と俯瞰
▶人生の物語化、自分事に引き戻していい時代、仕事とポッドキャスト、対話の尊さ(相補性のある世界)(特に6話・7話がいいです。泣きました。笑)※有料ですが各種テレビ系アプリで見れるみたいです。
ドラマとPodcastのmashupです。
●『大豆田とわ子と三人の元夫』|関テレ
▶相対的にステイホームでできた、矢印自分方向の感情の俯瞰。『時間は存在しない』|カルロ・ロベッリ は、私の大好きな書籍ですが、坂元裕二監督はこの本に影響をうけて脚本を書いた部分がある。と、どこかのネットのページで語っておられました。(再度探すも見つけられず..)また、劇中にスマホのビデオ通話や、インターホン映像越しのやりとりがあるなど、意図的に時間と空間を意識させる演出がみられます。それは、映像によって、描かれない物語さえも視聴者に想像させる奥行きを生み出しており、それはそのままこちら側の現実の世界に差し向けられていると感じました。
エンディング曲のアレンジが何曲もあるというのもよきですね。とてもリッチな感覚に浸れ、自分と向き合うこともできるダウナーなドラマでもありました。
●『ドライブ・マイ・カー』|濱口竜介監督
▶︎ 演技なのかドキュメントなのか
◉スペースの中で、ご紹介させていただいたNHKの記事はこれです。
私の仮説としては、あまりにも選択可能性が高く、多数のコンテンツに溢れた現代において、人が話していることを聴く行為には、自分の生のスピード感に回帰できる感覚があり、Podcastを聴くことと録ることの両方に、その感覚があると思う。
その現れのひとつに、歩きながら聞き、歩きながら録音する人もいるし、内省するように、自分に語りかける人もいるからです。
Podcastの同時代性
ここまで、Podcastの話なのに、ドラマと映画のおすすめから入ってしまいました💦
これはなぜかというと、ポッドキャストの世界観にも通じる個と個が耳で繋がる=”ながら聴き""隙間時間"ということが、家庭や仕事の隙間(サードプレイス)から生活を変える、微細な内面の変化が外側の世界を変える。
或いは、自分と向き合うこと(内省)で世界を変える。ということが表現された作品なのかぁと思っており、そのあたりが、Podcastを生活に取り入れる魅力の台頭と、同時代的な感性の共通項として見出せるのではないかと思ったからです。
では、やっとPodcastの紹介です。
◉掛け合い系
●ドングリFM|なるみ なつめぐ
▶︎言わずもがな、ポッドキャスト界のヒカキンこと、ドングリFM。
実は、この放送回で、初めてお便り読んでもらえました!笑
3.31放送の、『845 みんなのドングリトラックバックがすごい』は、今のポッドキャスト界を把握し、考える材料としても必聴!いわゆるのらポッドキャスター(一般の方のPodcast)を知る貴重な機会でした。
●マンガ編集者 佐渡島ラジオ|佐渡島庸平(コルク代表)
▶︎漫画編集者佐渡島さんが、日々の越境、出来事と感情をセットで脱力的に振り返る語りが番組になっている。
音声アウトプット、音声ジャーナリングをしている感じ。思考のセルフマッサージができるようになれる感覚を得られます。コルクラボの方?の、軽妙な合いの手により、番組全体が締まり、キレのある本質のクロージングに向かうのが気持ちいいです。素の自分に戻りたい時にオススメ。
●上京ボーイズ|小太り 尾道ミント
▶︎最近聴けてないけど、ポッドキャストを面白がって作っている熱量とトークの絶妙な本音感の表現が笑える。今を生きる若い世代の感性を知れる稀有な内容にもなっている。(私は35歳だけど、もぉおじさんか?笑)ドングリFMへのリスペクトもうかがえる。
●超相対性理論|荒木博行 深井龍之介 渡邉康太郎
▶︎言わずもがな、掛け合い系の代表格。
創発性が裏テーマになっている。聴くだけで、話に入っていきたくなったり、引用力半端ない、スゴ!ってなる番組。
※ちなみに、conさん主催のTwitterスペース、後からちょっと超相対性理論感味わえたかも😊と、思いました。
このアートワークも、知の地平...って感じ、JAZZや瞑想音楽っぽいBGMも耳に馴染みやすい。
あと、オカちゃんが言ってらした、落語的発話の緩急、康太郎さんの話し方、とてもそれありますよね?
康太郎さんのイントネーションの付け方とか、朗読の仕方、ちょっと真似する時あります。笑
●POPLIFE|田中創一郎 水原祐希
▶︎2021Podcastアワードにノミネートされていて知った番組。田中創一郎さんは、業界ではとても有名な方みたいで、くるりの岸田さんもゲストにでていたり、エンタメについて深掘っている。
概要欄の記述が詳細で、情報量が凄く、毎回ゲストの愛が深い番組。
個人的には、カニエ・ウェストについてとても勉強になりました。
●TakramCast|Takram(渡邉康太郎)
▶︎ご存じ、Takram渡邉康太郎さんのJ-waveラジオ番組のノーカット版であるTakramradio(番組は、期間によってタイトルが異なる)私は、Amazonmusicから聴いています。
何故かSpotifyにはなかったからこちらのリンクを。スピナーのサービスだからかなぁ。
個人的に掘り当てた、荒木マスターの登場回を。
康太郎さんの普段から考え抜かれている思索が対談相手のパーソナリティによってさらに化学反応的に引き出される様と引用力に、いつも感嘆させられます。
●GREEN HOUSE RADIO with Shaula|Shaula
▶︎2021年3月で、Shaulaさんの出演していたInterFMの番組とEテレの大好きだった『デザイン・トーク(+)プラス』が終わってしまって寂しかったので、これが始まった時から聴いてます。
とにかくお洒落。そしてシャウラさんは、私と同い年なんですが、もう世界線が違いすぎて..ただ、植物が好きとかそういう共通点もあり、聴くだけで気分が上がるし、気分転換になる美しい番組です。
ジングルやアートワークもお友達のクリエイターが制作されていたり、もう全ての世界感がハンドメイドでもあり魅力的。収録場所もほとんど自宅ではないかな。
これも、対談形式で深掘りで面白い。
◉ひとり語り系ポッドキャスト
続きまして、掛け合いとは対称的な"ひとり語り"独白型のPodcastです。私が自分で細々とやってるのもこの部類に入ります。
自然体で意見を発信している人たち。
1人喋りがお上手な人たち。
●或るレストラン店主の独り言|料理人 髙山大
▶︎感覚的な人、勉強家な人、素直な人。
聴いてて共感できるノリや言語化が多いです。
メゼババに行ってみたい!
●まなざしの革命|ハナムラチカヒロ
▶︎書籍『まなざしの革命』を機に昨年11月頃から開始されたPodcast。私は授業受けさせていただいた経験もあり、とても面白いです。質問にも答えてもらいました。『世界は温度上昇のプラネタリー・バウンダリーを回避できるか?』専門が同じということもあり、追いかけていきたい方。もっと広がっていいと思う。
このあたりから、初めて、Ankerに元からあるBGMみたいなのいい音でカッコいいなぁと知りました。
● Philosophy Gives Directions|谷川嘉浩
▶︎荒木マスターの紹介で教えてもらった京都市立芸大の哲学の先生。同世代でとても感性の鋭い方という感じ。Twitter拝啓するところ、とても忙しそう。
語りが面白いし、声と関西弁と思考が繋がっている感じがして、心地いい。
●思考のハンマー投げラジオ|たてみアキヒコ(語りす図書館)
▶︎荒木マスターbook cafeのコメント欄からプロフィール飛んで見つけ出して、聞き始めた個人のPodcaster。とても親近感を感じさせていただいてます。
Podcastを使った新しい生活習慣、実験的ですが、ジングルやアートワークなどもとてもキレイで、キッチリ魅せるデザインがされている。素晴らしい活動の横顔を見せていただけてる感じです。同時間性を感じる。興味深い。
◉芸能、ジャーナリズム系
固有性、固有の意見、話し方含め、話芸の域にある方達。
●Present time|MEGUMI
▶︎音声を聴くきっかけになった方。最初はTwitterで知った。
音声でしかわからないパーソナリティがあること、自分プロデュース、ブランディングの魅力を教えてもらった。
風の時代だから、新しいことは、やっちゃえでいいんだよ〜て仰っていたのが印象的。海外作品への出演やプロデュース業など、目標を明確にして、言霊的に進む様はとても魅力的。そして私が大好きなKj(Dragon Ash)の愛妻。
●はあちゅうの半径5メートルラジオ|はあちゅう
▶︎老舗インフルエンサーの方、存じ上げたのは、音声聴き始めてからですが、老舗ならではの発信で、とても良情報をくださいます。自分語り、面白いです。
最近の放送で、ネットで繋がる人は、友達ではなく、友達感覚と仰っていたのが勉強になりました。
●もぎけんの脳ラジオ|茂木健一郎
▶︎茂木先生、多動..ですよね。でも、信頼しています。書籍『クオリアと人工意識』も読みました。人間的な人。
知性や品性だけでなく、常識とリテラシーも兼ね揃えてらっしゃる。コメディアンの肩書きもあり、様々なフォーマットでアウトプットされてますが、それぞれに微妙に違う人格が現れてそうで、分人的に使い分けておられるのか!面白い。
●毎朝の思考|佐々木俊尚
▶︎荒木マスターがでてたAmebaTVから初めて存じ上げましたが、現代の「読む力」を駆使しているcuration的にTwitterで良質な記事をシェアしてくださるジャーナリスト。生い立ちとかもとても共感しました。
村上春樹さんがお好きみたいで、そのあたり個人的に響いてます。
●澤円の深夜の福音ラジオ|Madoka Sawa
▶︎語彙にトレンドを感じます。澤円さんのキャラには沢山の秘密がある。隠し味が美味しいVoicy1の長寿番組。
アンガーマネジメントを初めて教えてもらった。
◉本紹介・キュレーション系
●荒木博行のbook cafe|荒木博行
▶︎オカちゃんの言葉を借りると落語家のよう?なリズムよいマスターの語り。
配信はパンクチュアルで、毎朝6時、プレミアムトークは18時。毎回の丁寧なコメント返し、日曜日は相談カフェ、日曜日のプレミアム放送は、『今週の本ズ』など、ルーティンにハメやすい、ハマりやすい 笑。哲学的な放送も多めの1番好きなチャンネル。
スイス留学もされていたホンモノのクリエイター、執筆家兼、現役の大学教員でもあり、大企業のHR経験者でもある。人脈も豊富で、対談もとても勉強になります。
システム、構造化が得意なマスターがつくる番組に、私は行きつけになっています。
マスターに1on1してもらえてるかのような、丁寧なコメント返しもとても魅力高い。マスターのファシリ力、集中力、シャープで勉強になります。
他のリスナーの方の体験含めた多視点のコメントも、とても勉強になります。
●ラジオ『ブックテラス』|まいととあやなる
▶︎まいとさんは、のらなのか?笑
のらっぽいけど、かなりプロデュースに力入れ、さながら先行セミプロのようなパーソナリティの強者的番組。
選書やトークも面白い。『まなざしの革命|ハナムラチカヒロ』のレビューが上がった時は痺れました。
歴史が大好きだそうで、年間500冊読みながら、アウトプットも多めだし、Podcastやアウトプットのプラットフォームがある前から本が好きだったんだろうな〜凄いなぁと思います。
●マグの一冊|本紹介チャンネル|マグ
▶︎とても興味深い番組。
配信や情報発信への繊細な調整スキルを感じますし、選書も独自目線&たまに最新もあり、面白いし、語りも興味深いです。
近々、初のご著書も出版されるようですし、楽しみにしております。
●小さく始めるサスティナブルライフ|荒井萌
▶︎フリーランスキュレーターもえさんの番組。パーソナリティの力、声の力を感じる。Voicyは、5年以上前からの老舗パーソナリティ。
ほぼ毎日、提携先のニュースサイトから2件ピックアップしてもえさんのフィルターを通して紹介。
自分としては、等身大のネットとリアルのぼちぼち感に戻れる感覚で、お昼休みに聞いてます。ちょっと東京の今を知れる気分になれるところも佳き。
コメント欄やTwitterも楽しく親切に対応していただけるので、とても好きな番組です😊
curationに興味がある私にとっては、良質な先行事例として、追いかけてます。
●子育てパパ×読書体験ラジオ|子育て×読書術研究家
▶︎凄い精力的な読書研究家の方のチャンネル。
話し方に、敬語調、丁寧語調の抑揚、リズムのある放送となっており、それが音響的存在として、安定感がある。
全体の内容と共に、タイトルが面白いと思わず聴いてしまいそうな、子育てパパさんの話し方目的でも聴ける番組。
◉番外編 ライフスタイル系YouTuber
▶︎インフルエンサーなのに、音声はやらない。でも、音声的価値に近いアプローチで情報発信をされている方。
テキストと映像を駆使して、音声的な魅力を伝えている比較的一般人よりの人として、このお2人を挙げさせていただきます。これも考えることで、Podcastの立ち位置も見えてきそう。
●塩谷舞
有名なライターの方で、ご本『ここじゃない世界に行きたかった』も拝読しました。
音声というか、スマホだけで生活を撮るというスタイルでしょうか。NY生活も素晴らしかったですが、デジタルデトックス的な東京での生活も美しい。
メディアとの距離感が表れていると思います。同じ大阪出身ということでもあり、勝手に親近感もってます。
●マコなり社長
最初のステイホーム期間に出会い、構造的な話す内容と、世の中をよりよくしたいという熱い起業家の横顔..面白いです!
実は、私は真摯なマコなり社長から、flierを知りました!
ブックLabo、オンラインも魅力的だけど、リソースが..対面だったらもっと入ってみたい、大阪にできないかな?
<スペースでの全体の感想>
のらポッドキャスターが
よりいいポッドキャスト作品を作ろうと思うと、
リソース問題もありますが、
やはり、番組のテーマ、目的を決めないとなぁー
と思い至りました。
私はまだその手前の段階に居たんだなぁとオカちゃんのお話聞いていて思いました。
芯食ったワードを発話できるのは、そう容易ではないことも認めつつ、ナチュラルに自分のPodcastも続けていけたらなぁと思いました。
ひとり語りのジレンマ
▶︎Twitterスペースでは、ひとり語りか、掛け合い(対談形式)かという話題になったのですが、
一方で1人語りのほうが、短時間に沢山のオピニオンを結論まで話しきれる。
2人語りなら、セッションになり、創発性、より深掘りが生まれる。
しかし、オンラインより本当は会って話した方が効率的なはず。
でも、オンラインは時間合わせるだけで話できますね。
これはこれで素晴らしい。どんなプラットフォームでも、適切な距離感はある。って以前マスターもいってました。
Twitterスペースでの雑談(対話)要約と
▶︎私の意見
日記か雑誌か、Podcastは、作品づくり?なのか?
▶︎自分なりのテーマを決めて作品作り的にやりたいと思いました。
荒木マスターの"コントイン"は、ある種の偶発性
▶︎落語との比較は、音像的にとても興味深かったです。
早口の弊害と情報量の関係、オンラインでは特に、発話を止めないといけない時もある。
答えは出てない。
台本のあるなし。即興のよさ、作り込むのか?
▶︎ドライブ・マイ・カーの濱口メソッドは奥行きをもった参考になるかもしれないと思いました。
上方落語の音的魅力
面白いから笑うのではないかも?内容じゃないかもしれない。心地よくて笑っている。
これは、とても音響的捉え方で、なるほどなぁと思いました。
▶︎話し方、言い方の抑揚の付け方、conさん含め、英語話せる方はお上手かも?渡邉康太郎さんも上手いし、魅力的ですよね〜(^^)
オカちゃんが1番興味があるのは
構造化、編集力、切り出す力「見出し力?」
次にリズム、間(聴きやすさ)
何を言い出すか、メッセージが大事。
▶︎狙いがしっかりしているか?が大事。
発信の自分軸|相手軸
自分が話して楽しいのか、相手に伝わってなんぼなのか。
▶︎これは、配信目的、配信内容、パーソナリティの高低やスキル、スタンスによるのではないかなぁ。
少なくとも、自分のテーマを決めないとですね。
▶︎背景からつくる。落語の背景設定ってありそう。どういう
キャラづくりをするか?ここは落語に似てるのかも。
▶︎感情を初めての状態で出す"濱口メソッド"ここにポッドキャストらしい即興の魅力も詰まっているのでは?とはいえ、1人語りでは、収録空間が寂しくて難しい...
▶︎もし、自分語りと相手に伝わるが両立できれば素晴らしいですよね。
荒木マスター VOOXの配信
一度聴き比べてみてください。bookcafeとは違い、この時は、ある程度台本を用意されていると思いますが、自分語り兼、相手にむっちゃ伝わるお手本のようなコンテンツになっていると思います。
結論
音声配信やってみて、メリットがあると感じている人が続けているのではないか?
▶︎波長が合うのが聴きつづけることになるチャンネルなんですよね。
もしかしたら、好きな番組パーソナリティが感じてるメリットをこちらが感情的にすっと受け入れれるのと、
自分が配信する番組作りのモチベーションって似てくるのかもしれません。
このあたりが、ラジオとPodcastの違いかもしれません。
SNSの中のPodcastの位置
▶︎レコメンドや嬉しい、素晴らしいの共有としてのSNS活動/個人の純粋な呟きや備忘録、ヒラメキを置いておく場としての弱いSNSの延長として、Podcastは日々生まれているのではないか。
▶︎のらポッドキャスターにとっては、Podcastの制作は、いい意味での"自分プロデュース"なのかもです。
荒木マスターbook cafeの聴きやすさ
(自分まとめ)
▶︎荒木博行のbook cafeの音像的特徴
(リズム・テンポ・リアクション)
(1人喋りでも引き込まれる理由)
・起床転結のようなものがある
・時に、登場人物、物語がある(自立/他律がある)MOD
・柔道的リライトがある(コメント返し)
対象(本や対談相手やコメント返し)に対して、相手の言いたいことを最大限引き出させる意見(質問)を置き、その力を利用する形で自分の言いたいことを端的に重ねる。(柔道のように、相手の体重を利用する)それにより、相手と同じものを見ていることをリスナー全員伝える。(細かなリライトになる)
さいごに -なぜ音声発信をするのか-
文字より話し言葉、声が脳内に残ることがあります。
これは、外で聴いてたら、後日、同じところを通って思い出す音声がある。とか、感情とセットで音声って残る。
というのと繋がっているのかもしれません。
目からじゃなく耳から、やはり、これは、音楽での感動に近い。(話す内容自体が面白い場合もあるが、やはり話し方、声色が深く関係している。このあたり言語聴覚士であるconさんは、先駆的にその価値を深ぼられていると感じています。まだ上手く言語化できないけど)
Podcasterは、生活している中で自分が思ったことを、これは合っているのかな?と世に問いたいのではないか?
音声やこのようなnoteは鮮度が大事であるので、そのようなことを吐き出す想いにも賞味期限があるのかもしれない。
情報があふれている現代、またコロナ禍や子育て中で、なかなか人と会えない時期が長く続く人々は(私も)Podcastに自らの意見を吐き出すことにより目の前の解決すべき課題に取り組む頭の余白を作り出そうとしているのかもしれない。
Podcastはニッチで断片的で深掘る世界...
先日テレビ(土曜日朝のたぶん「シューイチ」)で90歳近いおばあちゃんが、自身とテクノロジーの関係の講演?をしていた!
そこで言ってた言葉が印象的だった。
「上手くいかなかったらもう一度やってみたらいい。それくらい軽く考えている」
なぜそんなに、テクノロジーに興味があるのか?
「自分でもわからない。ただ好奇心がある。」みたいなことを仰っていた。
ドングリFMで紹介していたこのPodcastも凄い。60歳越えの方の番組である。
Podcastがあることで、自分であらゆるPodcastチャンネルを行き来することができる。自分で隙間時間をキュレーションすることができる。これは簡易な"越境"かもしれない。
以前、荒木マスターの放送で、「プラウド・ハップンスタンスセオリー」という言葉を知った。
そのセオリーで、言えば、Podcasterは皆、未来への来るべき準備をしているようにも思える。
のらポッドキャスターが進む道
現在の、"のらポッドキャスター"の方達が同時代に生き、どう未来を生きていくのか、私も微力ながら、伴走させて頂いているような気持ちになる。
魅力と繋がることができる。
🔽のらポッドキャスターの出典
それは、とても人生が充実するし、とても興味深いことである。
縁の拡張ともいえるかもしれないし、セレンディピティに溢れたとても楽しいことでもある。
Podcasterの会えなさがつくる、知りたいという感情
なぜPodcastを聴くのか?
ここまで書いてきて、気付いたことがあります。
リスナーは、リアルに直接パーソナリティと会うことはほとんどできない。声と話しか聞けない。また、音声には、最初に出逢う偶然性に余白がある感じがする。
だからこそ、パーソナリティを知りたいという感情に火がつくのではないかと思う。
であるならば、Podcasterは、聴き手にこの発信者のことを"知りたい"と思わせる要素を盛り込むのがいいのではないか?(それは無意識的に含まれるのかもしれないが)
個人的には、それが醸し出されている番組はまた聞きたくなる番組だと思う。それが人気番組の魅力の隠れたポイントとなっているのではないか?
Podcastの非サブスクリプション性
ここ3、4年だろうか、DAZNやAmazonmusicなどサブスク全盛の時代となっており、今後もこの状況は続くと考えている(とはいえ、サブスクにない曲も存在し、アメリカでは、CDの売り上げが最近再び伸び始めたらしいが)昨日、サブスクを愛用している会社の後輩と話していて気付いた事がある。
何万曲ものストックを持ち運べるサブスクは、その豊富なストックの安心感、リリース直後に聴けるスピード、リスニングの検索快適性を提供し、ユーザーにとってなくてはならないものとなった。
一方で、COTENラジオのチーム編成の変化が昨日(2022.6.9)発表されたところだが、 Podcasterの配信はしばしば不連続なものとして(とても人間的なものとして)立ち現れており、私は、そこに非サブスクリプションサービスとしての異なる体験価値として受け入れられる素養や可能性はこれからもあると思った。サブスクとの差別化を趣旨としたコンセプトデザインの思考を(だぶん)されている番組もみつけた。発注と納品の不安定性。
Podcastの非サブスクリプション性を考えることは、同時に、AmazonのオーディブルやVoicyプレミアム放送などの有料Podcastと、"のら Podcast"のがどう違うのかという問いも浮かんでくるのだが、それは余韻としておき、今後考えていきたい。
⬆️「スペキュラティブデザイン」で検索して見つけたPodcast
Podcasterは、ゲームデザイナーに近いのではないか?
最近、ゲームデザインの話をPodcastで勉強した。
誤解を恐れず書くと、ゲームデザインは、経営と相似形である。
経営とは、自分の才能は置いておいて、既存の市場に対して、自らパフォーマンスを思考し、重ね、時にカジュアルに、楽しく、イージーに、利益を得ていくということだろう。しかし、そこには、資本主義社会故のハードさとも隣り合わせなのだろうと感じる。(このあたり断定できませんが)
現在のpodcastを取り巻く環境は、書いてきたとおり、出どころ不明的であり、自然発生的であり、流動的である。
のらpodcasterの方が、プロデュースを受けずに才能を直接発揮しているような状態であると理解している。
他方、以前、一般的に企業などの組織では、ミッション・ビジョン・バリューなど規定のチューブ内の、いわば、ラットレースのような様相を呈していると思うのだが、
その緊張を緩和するルールメイクやセンスメイク、そして、メイクビリーブ(私的メリットの再発見)がリスナーとPodcasterの間で日々生じる様は、さながらゲームデザイナーのようであり、リスナーは、ゲームを選ぶように、自分にとって価値のある番組を掘り当てることを楽しんでいる状況のように思える。
また、制作者側の論理としては、新しいゲームデザインが手軽にできるという言い方もできるのではないか。そんな可能性がPodcastの世界にはあると思う。
複数の偶然性をめぐる体験ができる楽しさがある。
さて、長々と私の丸2年以上のPodcast生活を振り返ってまとめたnoteになりましたが、次回、Podcastの4回転(螺旋状に上がる)に向け、自身のPodcastの配信テーマ決めをしていきたいと思うことができました。
conさん、オカさん、おだちぃさん、きっかけをありがとうございました🙇♂️
そして、最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨
あなたはPodcasterですか?よければ、コメント欄に、あなたの好きなPodcast &エピソードやこの記事の感想を教えてくだされば幸いです😊
🔽たまたまこの後Spotifyから流れた曲
▶︎最後に、自分のまだまだ拙いPodcastチャンネルを貼り付けておきます。。
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