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プリコネの復帰ガチャを二回天井した

ふと思いついて、パソコンに入れてあるDMMゲームプレイヤーからプリンセスコネクト!Re:Diveを起動した。

最初にプレイしたのがいつかも分からないしやめたり復帰したりを繰り返しているゲームである。
本作は「盆栽」に例えられることがあり、その例えが果たして誉め言葉なのか揶揄なのかは別として、一人でも非常にまったりさっくり暇をつぶすことのできるゲームである(私は盆栽ゲーは結構好きなほうだ)。
こういう時期にピッタリかと思って起動してみたのだろう。

相変わらずむちゃくちゃに更新データが重いが、まぁそれも別のことをやっている間に終わって、ゲームは無事に起動した。

このゲームの良い点……と言っていいのか分からないが、ありがたい点を一つ挙げるとすると、「ゲームにログインしていない期間中にあったキャンペーンで配布されたものがほぼ全部プレゼントボックスに入っている」というものがある。

大抵ソシャゲというのはログインボーナスがあったりアニバーサリーや季節のキャンペーンがあったりして、その類のものは基本的に遊び続けている人間が享受できるものである。
しかし本作を含むいくつかのゲームは、年単位でログインしていなくてもその間に行われ配布されたゲーム内通貨だとか便利アイテムだとかをいっぺんに受け取ることが出来たりする。

確か以前私がプリコネにログインしたのは正月だがそれくらいの時期で、毎日十連キャンペーンか何かに釣られてプレイを再開したのだが、その十連と配布石だけでガチャの天井(今やほとんどのソシャゲのガチャに実装されている、ランダム性を排して好きなゲーム内アイテムを手に入れることができる回転数の通称)に達することができた。

そして、昨日また復帰した時も配布石はめちゃくちゃ大量に配られており、復帰者限定の強キャラが出やすいガチャを2回天井できるくらいだった。
その強キャラというのも、ゲームから離れていても名前だけは聞こえてくるようなキャラクター(いわゆる覇権とか人権とか呼ばれているキャラクターたち)ばかりであり、やたら手厚いなぁと感心した。

当然というかなんというか、ガチャを回すのは楽しい。
射幸性の高い娯楽は楽しいのだ。パチンコや廃課金にずぶずぶとハマっている人々がいるのも当然の道理だと言える。

そういうわけでキャラクターがかなり揃ったので、しばらくはプリコネのモチベーションが高まるかもしれない。
モチベーションが高まるとは言っても、先述したようにこのゲームは盆栽ゲー、プレイヤーがすることと言えばキャラクター達を強化することと彼女らが戦っているのを鑑賞することくらいであるが、400連ガチャ(無料)分の熱意でもってその作業に励むだろう(その熱意が長続きするかそれとも早々に揮発してしまうかは不明である)。

あともう一つこのゲームのいいところを挙げると、「ストーリーを読む必要がない」という点がある。
私は本作の設定や世界観について「ファンタジーっぽいけどいわゆるフルダイブ型MMORPGの世界である」ということくらいしか知らない。
ゲーム部分である「クエスト」と物語部分である「ストーリー」がほぼ完全に分割されており、それぞれを好きな時間に楽しめるわけだ。

私は疲れ切ったオタクなので、寝て起きても疲労感を感じるような日々の合間を縫って物語を消費することになんとなく抵抗を感じることがある(それが原因でやめたゲームも無数にある)。
その点この様式だと「イベントだけやる」とか「日課だけやる」みたいなプレイングが非常に快適にこなせるため、一つの類型として優れているのではないかと思っている(プリコネのストーリーを読みたくないわけではないし、全てのゲームがこうなったらそれはそれで困るが、物語を読むことに疲れを感じる人間にとって、これは確かな癒しの形だと言えるのだ)。

この記事をアップロードしたらまたスタミナを消費して(一瞬で終わる作業である)、他のゲームをやったり早々に寝たりすることにしよう。

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