韓ドラ日記28『もうすぐ死にます』

2024年初投稿になります。
韓ドラのことばかり書いているわりには更新度も低く、いつまで続くのやらという感じですが
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
新年早々なかなか大変なこともありましたが、みなさまご無事でしょうか。
健康第一で!どうにかなっていることを願います。


というわけで1本目、なかなかに物騒なタイトルの作品です。
Webトゥーン原作っぽいですよね、アマプラのメニューに出てきておもしろいと評判だし、
今年も生きたくなるような気分になりたくて(?)なんとなく視聴をきめました~
なんか最近おおいですね、マイリストとかに入れてたけどとりあえず新しくて評判のものみようかな?みたいなこと…
やっぱり一番新しいものがみたくなってしまうし、ちょっと前の作品って数年でも「なんか古い感じするな~」ってよくもわるくも感じてしまうので
楽しみな作品こそなるべく早くみてしまうに越したことはない気もするのですが….

なんだかんだといって、ソ・イングク様(様??)初作品だったかもしれないです。
ある日、私の玄関に~も気になってるんですが(なんと今みはじめた作品がパク・ボヨン主演なので、ちょっと時間おくかな)
いや、にしても、全員の演技が本当にすごかったですね…

わりと直近で書けたのであらましでも書こうかな、とはいえ完全にネタバレなのでどうか読み進める方はご自身で判断ください。。

就活最終面接の朝に遭遇した交通事故を原因に就職に失敗してしまい、貧乏と自己肯定感低下の悪循環に陥ってしまった主人公イジェは、恋人に別れを告げ母からの電話が鳴る中とうとうビルから飛び降りてしまう…….
が、その先にいた「死」(概念的人間)から、死を軽んじた罰として12回の死の苦しみを与えられる
イジェは「死」から死を与えられる度に、彼が生きていた世界のある人物としての一時的な生を受け、その人物としての境遇、能力を引き継ぐ。各人物のもと生き延びよう、生活資金を得よう、復讐を果たそうと努力するも死は訪れ、また「死」と再会して次の人生を与えられる。
何度か転生を繰り返すうちにイジェは彼らに繋がりがあり、それが恋人の死の原因、また自分の就活時の事故の犯人であることが判明。なんやかんやで自ら他人へ死を与えることなく、犯人へ復讐を果たすことに成功したが、最後に与えられる生は、自分の子を失った、イジェの母だった…。

復讐のくだりはドラマというか、勧善懲悪ストーリー特有の展開で、あとはサイコキラーを描きたかったのかな~という感じもしなくはないですが
それでも人間ドラマには心打たれるものがありました…

イジェと恋人の関係性は、まぁすごく特異なものがあるかというとそういうわけでもないんだけど、丁寧に表現されるとあまりにもきれいで尊くて…
最近あんまりラブコメものみていないような気が、個人的にはしているんですけど、二人の関係は全然コメディではないけど、そういう、人と人との繋がりとしてみると、本当に尊いなあ、出会うべくして、近づくべくして愛し合ってたんだなぁという感じがして、涙なみだでした。。
自分の人生には重ねないけど、恋人というものについてちょっと考えさせられるような、そんな感じがしました。

そして、イジェとお母さんの関係性も、この物語の肝だったように思います
正直ここまでうつくしく描けるのって、これがフィクションだからでもあるし、イジェと母との関係性が非常に良好であったからでもあるし、韓国の母息関係が根底にあるからというのも感じました
日本のドラマだと、こういう感じには表現されないんじゃないかな?と…
とにかく深く相手を想いあって、感謝と自己犠牲をもって互いに幸せを願うのが、没入できているときには自分ごととして若干重ねられるようで感動もするし、でもそこから解けると「なんか、そんなにはうまくいかなくね?」ともなるような、、(笑)
でもこの作品のメッセージって、そういうところにあったんじゃないかなとは思います。
なんだかんだいっても見てるときはかなり泣けたし。たかが人生、されど人生、ですね
わたしはあんまり生きていたくないと思うことも多いので、死は苦しみから逃げるための道具だというのはわりと頷けるし、最後イジェが母の身体を得て子を失う悲しみという最大の罰を受けながらもなお、イジェとしての自身の人生より長く生きて自然死を迎えたというのが、自分だったらそうはしないし、あんなにバタバタと人が亡くなる系のドラマにしてはいきなり?というところはちょっと思いましたけど。。

まあ、いろいろ言っても普通にめちゃくちゃおもしろかったです!
穏やかなオットケ~><><系ドラマばかり観ている身としては、大量に血はでるしサイコ殺人鬼みたいなのは、リアルさはないとはいえちょっとしんどかったけど
一気見するきもちもわからなくはない、良いエンタメでした!
人に勧めるかといわれると、相手の趣味を結構鑑みなきゃとは思うけれども見て損ではない作品だと思います!!

というわけで、今年もゆるりと、無理なく、、生きていきましょうねと他人に言うのは無責任で嫌なんですが、まぁ、生きているのはえらくて、それだけで「機会」なんですね


でもみなさん、今年はラッキーですよ!!
何せ、新年早々SF9がカムバックしてくれました!!なんだかんだと、2023年中いちばんアツかったかもしれない。我ながら謎です。だいすきなんだけど。
というわけで、タイトル曲貼っておくので、ここまで読んでくださったやさしいみなさま、ぜひぜひ聴いて、いいねして、チャンネル登録していってくださいね : )

2024年が、少しでもみなさまにとっていい1年になりますように…*

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