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【教員採用試験】養護教諭の勉強法と過去問【最難関】

⏰更新日:2024年10月21日

どうも、ふくながです!

今回は、教員採用試験の中でも超難関である養護教諭の勉強方法を徹底解説します。

最低でも7割以上は必要なので厳しい道ですが、少しでも合格に近づけるようなヒントをつかんでもらえればと思います。

過去問もいくつかまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。


【教員採用試験】養護教諭の出題範囲

教員採用試験における養護教諭の主な出題範囲は次のとおりです。

  • 学校保健

  • 学校安全

  • 養護教諭の職務と保健室

  • 保健教育

  • 健康診断

  • 健康相談・健康観察

  • 疾病とその予防

  • 救急処置

  • 学校環境衛生

  • 関係法令

  • 学習指導要領

  • 教育時事

これらの範囲を勉強しなくてはいけないので、簡単なことではありません。

最近は問題集に載っていないような、各種法令や資料からも出題があるため、年々レベルは上がっています。

基礎的な問題は確実に取ることが大事です。

各分野の詳細は下記記事を参考にしてください。

【教員採用試験】養護教諭の合格ラインは最低7割

得点目標としては、まず「7割」というのが第一目標です。合格者の多くがこの程度を取ってきます。

目標は8割以上。最低でも7割程度は必要です。

当然、教職教養・一般教養の1問に深入りするより、配点が高く、最終合否に影響する専門知識を極めることが大切。

くれぐれも科目間の重要性と勉強時間の配分を間違えないように注意しましょう。

【教員採用試験】養護教諭の勉強方法

ここからは、実際に養護教諭の専門科目について勉強方法を解説します。

  1. 出題傾向を把握する

  2. 問題集で必要箇所を覚える

  3. 過去問で知識の定着と底上げ

①出題傾向を把握する

まずは、志望先の過去問分析をして出題傾向を把握しましょう。

なぜなら、自治体によって出題傾向(範囲)は異なるからです。

たとえば、学習指導要領は約半分の自治体で出題があります。内容も小学校の体育から高校の体育分野・保健分野など様々です。自治体によっては、総則から出ることだってあるんですよね。

このような傾向は事前に過去問分析をきちんとすれば把握可能です。

手っ取り早く出題傾向を把握したいなら、協同出版の過去問シリーズがオススメ。

過去5年間の出題傾向表がついているので、簡単に傾向を把握できますよ!

②問題集で必要箇所を覚える

傾向を把握したら、出題頻度の高い分野から勉強しましょう。

使う教材は「ステップアップ問題集(養護教諭)」や「養護教諭の完全攻略」がオススメです。

進め方は、

  1. 説明文を読む

  2. 問題を解く

  3. 解説を読んで、再度、解けるまで解く

といった流れで覚えてみましょう。

とくに「3.解説を読んで、再度、解けるまで解く」という過程が超重要です。

「覚えられない…」と嘆くほとんどの人は復習を怠る傾向が強いです。空で言えるくらい復習に力を注ぎましょう。

③過去問で知識の定着と底上げ

必要箇所を覚えたら、全国の過去問を使って初見問題への対応や知識の定着を行いましょう。

また、出題頻度が低い分野もここで一気に覚えていってください。

ここでは時間のある人とない人に分けて過去問の使い方は次の通り。

■試験まで時間のある人

  1. 時間を計って問題を解く

  2. 答え合わせをする

  3. 参考書・問題集で正答に必要な知識を覚える

  4. 再度、問題を解く

  5. 全問正解できるまで繰り返す

  6. 数週間後に再度、解く

■試験まで時間のない人

  1. いきなり解答を見る

  2. 解答を移しながら知識を覚える

  3. 解答を見ずに解く(時間を計る)

  4. 全問正解できるまで繰り返す

  5. 数週間後に再度、解く

このような使い方を推奨します。

時間がある場合は、腕試しとして使ってもいいですが、知識があまり頭に入っていない状態なら、いきなり解答を見て覚えていくのもアリです。

「いきなり答えを見て意味あるの?」と思うかもですが、いいんです。だって、本試験で解けるようになるために過去問を使っているわけですから。

だから、知識の入っていない頭を抱えて問題を解くよりも、ササっと解答を見て必要な知識を覚えていった方が効率的なわけです。

養護教諭の過去問は次の記事で公開しています。ぜひ、活用してください。


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