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【勉強の始め方】京都市教採の一般教養を徹底攻略【過去10年分の出題傾向】

こんにちは。専業で教採アドバイザーをしている福永ふくなが@kyosai365)です。

教養試験のよくある悩み
・「何から勉強すればいいんだろう…」
・「出題科目が多すぎる…」
・「範囲広すぎやろ…」

上記の悩みを解決するには、これまでの「出題傾向」を理解することが超重要。

僕はツイッター公式LINEで受験相談を受けていますが、的外れな(悪くいうとデタラメに)勉強をしてしまっている方は多いです。

毎日仕事や大学の授業でクタクタのなか、なんとか勉強しているのに…。出題傾向を理解していないだけで、時間と労力を消費するのは本当にもったいない。

そこで今回は、一般教養攻略に必要不可欠な過去10年間の出題範囲を科目別に、分野別に一覧化してみました。

【本記事を読むメリット】
効率よく勉強を進めることができる
・自分で出題傾向をリサーチする必要がなくなる
・教職・一般教養で点数を取るまでの方向性が明確になる
・入手が難しい出題傾向を知ることができる
・無駄な努力、時間を削減することができる

このデータを活用すれば、具体的な京都市教員採用試験の出題傾向を理解できるため、何から始めていいかわからない方でも、効率的に教職・一般教養の勉強を進めることができます。

前置きが長くなりましたが、そろそろ本編を見ていきましょう。

京都市教員採用試験の教職・一般教養とは?

教職・一般教養とは、一次選考で行われる筆記試験の一つです。

教職に必要な専門科目と人文・社会・自然科学といった幅広い分野の知識がどれくらい備わっているのかを評価します。

  • 試験時間:30分

  • 問題数:30問

  • 配点:30点満点

具体的な試験科目と出題数は以下の通り。

京都市教員採用試験の出題傾向
*令和3、4年度は中止

上記のように、大学の教職課程や中学~高校までに学んだ内容から出題されています。

今回紹介するのは、科目それぞれの出題範囲。教職・一般教養を効率よく勉強するために重要なデータなので、絶対に把握することが大切となります。

出題範囲の把握が大切な理由

結論、勉強すべき分野と捨てるべき分野の判断が容易にできるからです。

たとえば、教育原理の出題範囲は、

  1. 教育の意義と目的

  2. 教育方法

  3. 学習指導要領

  4. 生徒指導

  5. 道徳教育

  6. 特別活動

  7. 人権・同和教育

  8. 特別支援教育

  9. 社会教育

  10. 生涯学習

  11. 学校と学級の運営

  12. 教育時事

  13. その他・総合

の13分野ありますが、最初から最後まで均等に出ることはありません。実際には、下図のようにバラツキが出ます。

学習指導要領や特別支援教育のように100%出ている分野から徹底的に勉強し、出題頻度の低い学校教育法や学級集団は捨てるか後回しにすれば効率よく勉強ができるでしょう。

このような出題範囲を把握していれば、勉強が苦手でもできそうじゃないですか?勉強が苦手、できないと思っている人は「どこが重要なのか理解していない」ってケースが多いです。

基本的に出題範囲がガラッと変わることはないので、出題範囲に沿って勉強するだけでも、6割から7割くらいの点数は取れますよ。

もちろん、8割、9割と高得点を目指して勉強してもいいのですが、そこに時間と労力を費やすなら、専門教科や面接対策に充てたほうが最終合格に近づけるでしょう。

出題範囲データの使い方

今回紹介する出題範囲データは、多くの合格者に定評のある書籍オープンセサミシリーズ目次もくじに合わせて作成しています。

オープンセサミの目次もくじと分野がリンクしているため、参考書の該当ページから読み込んでいけば簡単に勉強できます。

もし、下図のような出題範囲なら、

学習指導要領→特別支援教育→人権・同和教育→教育方法・・・という順番で勉強すればOK。

その他、直近で連続して出ている分野(上図の場合は教育方法)は今後のトレンドになるかもなので、合わせて勉強してください。あとは捨てる(時間があったら勉強する)っという感じ進めていけば、短時間でも効率的な勉強になるはずです。

*教育時事は早めに準備しても効率が悪いため、直前期に詰め込むのが良いでしょう。

京都市教員採用試験
教職・一般教養の出題範囲

過去10年分(2013年〜2022年実施)の出題範囲データ(PDF)は以下のとおり。

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