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ひとくち独話集 part17

日々考えている、どうでも良いちょっとしたことをいくつかまとめて書く。


■ちょっと良いもので捗ろう

自分は、特に高級志向ではない。けど、いつも使うものを、ちょっと良いものに変えると、テンションもモチベーションも上がって、やりたいことが一気に加速する。それをさわっていたいという気持ちが強くなるからなのだろうか。個人的に買って、人生がレベルアップしたと思ったものを3点ほど。


◎アシュフォードブックカバー「ルガード」

5年以上ほぼ毎日使ってる。値段は1万円ちょいだった。文庫本のブックカバーという、限られた用途のものとしては高い物だと思う。それまでに、まじで100以上のブックカバーを試してきたけど、これが一番良かった。これを買ってからブックカバーはこれしか使ってないほどに、自分の全所有物の中でもかなりお気に入りのもの。ただ、自分が持っているものは、今は絶版になっているらしい。

これを買ってからまじで読書がめちゃくちゃ加速した。触り心地が良くてずっと触っていたくなるのもあるし、とにかく高級感からかモチベが上がる。これを買った2018年以降、年間読了冊数が100を下回ったことがない。


◎PFU 「Happy Hacking Keyboard」

HHKB。2年ほど毎日使っている。ずっと墨色を愛用していたんだけど、どうしても白が欲しくなって最近もう1台買ってしまった。昔の小学校のパソコンの授業で使っていたようなダサすぎる見た目があまりにもかっこよすぎて。

文章を書くモチベを上げるにはやっぱりこれ。いまもこの文章をこのキーボードを使って書いている。文章を書きたいのか、キーボードを叩きたいのか、どっちなのかわからない。一時期キーボードにハマって、10種類ほど買って試したけど、自分なりの最終的な結論としては完全にHHKB一択だった。

皆が使う際の注意点としては、キー配置が一般的なキーボードと違うので、慣れるまではミスりまくると思う(ミスったとしても、大惨事にはならないようなキー配置ではある)。慣れれば使えるようになるけど、このキー配置が使いやすいのかというと、自分はそうは感じていない。あと、普通に3万円以上するのも注意点かも。


◎ニーモシネ ノート 無地

小学生の頃から当然ノートはずっと使っているけど、人生常に良いノートを探し続けて行きついたのがこのニーモシネだった。ニーモシネを見つけて以来、仕事にも落書きにもずっと使い続けている。モレスキンと違って、リングノートなので気に入らないページは破り捨てられるところが良い。

自分は、罫線や方眼のあるノートが苦手なので必ず無地を使っている。罫線とかあるとなんか縛られている気がして心地が悪い。表計算でも絶対に罫線を非表示にする。比較的高めだけど、一度A3サイズを買って、ワーーーーっと頭の中のことを書き殴りまくったときはすごい心地よかった。


■壊レンジ

電子レンジが壊れた。強弱が変えられず常にMAXで動いてしまうようになり、レンジで目玉焼きが作れないという最悪の事態になった。

一人暮らしするときに、家電一式揃えようと、親に買ってもらったものだった。「金稼げるようになったら、ちゃんとしたの買えや。」って言われて、その電気屋のプライベートブランドみたいな一番安いものを、一時凌ぎ的な扱いで買ってもらった。それがいまだに、強弱が変えられなくなった以外は普通に使える。見た目も綺麗。むしろ、完全に使えなくなるくらい壊れてくれねえかな?捨てづらいんだけど・・。

さすがに電子レンジが完全に壊れるのはちょっと怖いので買い替えることにした。見てみたら、つないでる電源タップも20年くらい使っているものではないか・・ていうか、そもそも電子レンジって電源タップにつなぐってNGなのでは??

とにかく、自分は物を手放すことが苦手だから、わかりやすく完全にぶっ壊れて欲しいってこと。綺麗なまま20年くらい着てる服もある。穴でも開いてくれれば捨てられるのに、捨てるタイミングがなさすぎる。まじで何もしなくてもすぐに壊れるのはXbox360とkindleとWindowsPCだけ。


■詐欺師も逃げていく最悪のコミュ力

街を歩いていると、人に話しかけられることが多い。体が小さくて弱く見えるから、話しかけやすいんだと思う。

さっき歩いていたら、若い男2人組に話しかけられた。
人「今年新卒で東京に来て、この辺のことがわからないんですけど、この辺に良いご飯屋さん無いですか?」
俺「何が食べたいんすか?」
人「え、、パスタとか。」
俺「じゃサイゼリヤで。」
人「サイゼ・・wこの辺にあります?」
俺「知りません。スマホで調べてみてください。」
おわり。

駅で若い男2人組に話しかけられた時
人「この辺でおいしいラーメン屋知りませんか?」
俺「カップヌードルのカレーのやつが一番美味いんで。」
おわり。

スーツ着た若い女に街中で話しかけられた時
人「名刺交換の練習させてください。」
俺「今名刺持ってないんで、そっちの名刺もらうだけならやります。渡す練習だけして良いですよ。」
人「それだと意味ないじゃないですか~!」
俺「なんで?渡す練習をしたいんですよね?」
人「また次の機会におねがいします~!」
おわり。

アンケートっぽいやつに話しかけられた時
人「1分だけアンケートにご協力いただけませんか?」
俺「〇▽&■◎%△・・」
人「え?」
おわり。

おいしい店聞いてくるのが、最終的に連絡先交換・勧誘の話に持っていかれるっていうのはよく聞く。見た目弱そうだし勝てると思ったか?残念、俺は人とまともに会話できないんだよ。スマホでなんでもできる時代に、人に話しかけるなんてことがありえないと思っているから、まず若い奴が話しかけてきたら全部詐欺と思ってるし、不愛想モードで接するか無視しかできない。

じいちゃんやばあちゃんにもよく話しかけられる。じいちゃんばあちゃんの場合は、単純にどの電車に乗れば良いかとか、道を聞いてくるだけなので、ちゃんと応えてる。スマホで調べてあげれば「それ見ればわかっちゃうんだね~。」と喜んでもらえるから良い。

皆さんも、街中でじいちゃんばあちゃん以外に話しかけられたら、全部無視で良いです。


■作品

最近、たまたまYoutubeで見かけた動画で、まじで自分の感覚に突き刺さってきたものがあった。とある不気味なドキュメンタリ動画をたくさん作っている方で、何気に幅広く活躍している方らしい。なんか、ものすごいリアルで、不気味で、ずっと嫌なんだけど、どうしてもやめられず見てしまう。見ていて、ああ、自分ってこういうのがやりたかったんだな、って本気で思った。っていうか、それを見てようやくそれがわかったというかんじ。

何年か前まで、自分も動画を作って投稿していたけれど、自分が作った動画を自ら見たことはほとんど無かった。自分が過去に作った動画ってどんなのだったっけ?って思って、ここにきてついに自分の過去の動画を見てみた。動画作成日時を見ると、もう10年も前らしい。ドキュメンタリ動画とは全然違くて、ゲーム実況動画なんだけど、いくつかおもしろいと思える動画があった。

印象に残った一本は、ファミスタの実況動画。野球のルールもよくわかっていない自分が、ずっとめちゃくちゃなことを喋って珍プレーをしまくるという内容。動画の最後に、打者にデッドボールを食らわせると画面が赤に染まり、遠くから応援歌が聞こえてきてそのまま終わる。自分が作った動画にしては珍しい演出だけど、自分がやりたかったのってこういうのだったんだと思った。そういえば、流血エフェクトは昔自分が作ったゲームで使っていたものを組み込めないか?とか考えてちょっとだけテクを使ったんだっけ。あまり見せすぎると露骨になりすぎるから0.5秒以内に抑えるようにしたけど、そこに数日の制作時間を掛けていたと思う。変なところでムキになって時間を掛けすぎているところは今後も続けたいと思う。動画時間20~30分のうち、その中の1秒が気に入らなくて動画自体を没にしてしまうようなところも、唯一自分が自分を褒められるところだと思う。

実況動画をやる前には、自作ゲームや自作アニメやら作っていたんだけど、久しぶりに見てみたら、一人で大騒ぎするほどおもしろかった。他人に見せるわけでもなく作っていて、もう未来の自分をおもしろがらせるためだけに作ってるんだと思うほどだった。

ここ数年、適当な言い訳をして、「作品」って感じのものを何一つ作っていない。未来の自分を楽しませるために、「作品」を生み出すことを止めてはならないと思った。

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