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さはん読了!!お勧め度★801

 今年に入って初めて書くnoteが人渣反派自救系統とはびっくりです。ていうか今年ももう5カ月も過ぎたことにびっくりする……しかもnote、謎の機能が増えてるな。謎なまま使うとします。
 
本日をもってわたくしは人渣反派自救系統を読破したことをここに報告いたします。

 芸能人の報告風に書いてみたけど誰だよって感じですね。私です。(…)
 人渣反派自救系統を購入したのが去年の8月だか9月だかで、それから半年以上寝かせていて、それからはずっと有名な有志翻訳の方の話を読ませて頂いていたのですが、「小説が……小説が読みたいんじゃ!」という欲求が突如高まって、自分で翻訳して読むことにしたのでした。ちなみに山河の番外編、七爷は翻訳途中……

 すごくすごく面白かったです!!お勧め度は★801です!
 山の翻訳でだいぶ苦戦した私ですが、さはんはすごく翻訳しやすかったです。
 それも師尊が現代人でなんとなく意味が分かることが多いからかもしれません。あと、一方的にお世話になっていた有志翻訳の方の翻訳がとてもとても分かりやすくて読みやすかったので、その続きを自分で翻訳してもすんなり頭に入ったのだと思います。山のときは、あんなに登場人物紹介をネットの海で漁ったのに、さはんはそれをせずとも誰が誰だか分かる!という感じで読みやすかったです。本当に有志翻訳のあの有名なお方には一方的にお世話になりました。ありがとうございました(とチキンなので本人には言えずここで言う…)

 これから人渣反派自救系統を読んでみたいけど、翻訳に自信がないという方でも、人渣反派自救系統は分かりやすいと思うので、どうかチャレンジしていただきたいです。私自身はもっと早く読んでおけばよかった!と後悔する気持ちと、もっとじらしてゆっくり咀嚼すれば良かったという気持ちがせめぎあってます。それくらい面白かった。

 MX先生は話の最後の一文の締め方がとても良くて、久しぶりに「だから小説って面白いんだよな!自分でも何か書きたい!」という意欲が湧きました。魔道祖師の最後の締め方も、藍湛の「また明日」という言葉で日常が続いていく温かさを感じるのですが、さはんはもう~本編の師尊視点の締め方も、尚清華視点の締め方も読後感がすごくよかった……!ちなみに沈九視点の締め方はとてもつらかったので、これから読む方、ぜひ同じ地獄を共に……
 
 下巻はほぼ番外編なのですが、これから読まれるという方には順序よく読まれることをおすすめします。
 これまで本を読みたいところから飛ばして読む、なんてことはしたことがなかったのですが、元が繁体字で何が書いてあるか分からないのをいいことに、欲望に忠実になって柳清歌の話を飛ばして蜜月読んだりしてたのですが、「何このエピソード……知らん……」ってなるところが愚かな私にはありました……
 順番よく読むと時系列に添って読めるので(何言ってるんだこいつ)、順番よく読むことをおすすめします……(日本語……)

 それにしても漠北君、本編ではちょろちょろしか出て来ないけど、こんな魔だったんだね!?って向天打飛機先生の番外編で思いました。ボロボロの板車を尚清華を乗せてドナドナしていった美貌の魔族・漠北君。二人がどこに向かって何したのか続きが読みたい……だれか続きを………

 そしてMX先生の作品、魔道祖師を読んだ後にも思ったのですが、みなさんが書いてる二次は幻覚と妄想の産物じゃなくてほぼ原作通りなんですね!?誰かの妄想だと思ってたものが原作にちゃんとあった……さすが御大………

 7月になって日本に上陸する、天官賜福1巻も今から楽しみです。ただ天官賜福は長い上に、どれだけ続きが気になっても、長いゆえに自分で翻訳して読むガッツがないので、地獄シーンとかで続きは次の巻……となったらどうしようかと脅えています。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
そうしたらまた違うBL読んで気持ちを落ち着けるしかない……

 よしまた人渣反派自救系統読み返そう。
 そして人渣反派自救系統の日本語訳が発行されるのも待ってますので、出版社におかれましてはよろしくお願いいたします……!!

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