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「偏执皇帝的黑月光师尊」(偏執皇帝的黒月光師尊)を読みました。お勧め度★801

森森先生の作品を読んだのはこれで二作目です。
一作目は「别养黑莲花皇帝当替身」ですが、こちらの「偏执皇帝的黑月光师尊」は、别养~の前に書いていた作品のようです。
感想を……人様の感想を吸いたいのですが、まず感想を書いている人が少ない!? 私の探し方が悪いだけ???

おかしい……となったので、あらすじと共に感想をネタバレしないように紹介します。

あらすじ(晋江文学城に載っているのを魔翻訳しただけ)


皇帝の弟子を置き去りにして飛昇した。 5年後に目覚めた私は、皇帝の弟子に捧げる見事な美人になっていた!

私は生まれてこの方、山から出たことのない天才的な剣の修行者だ。 掌門師兄は、私が飛昇したければ、地上に出て弟子をとらなければならないと言った。

地上の皇帝が無能で民衆が苦しんでいると聞いて、私は人間の姿になって、いじめられている若い皇子を教え、王位に就かせ、天下を平定することにした。
その過程は困難だったが、成功した。

若き皇帝が登極した日、空は暗雲に包まれ、雷鳴がとどろいた。
私は金欒殿の外に立ち、最後にもう一度、彼を遠くから眺めた。
彼はこれから起こることを知らずに、黒い瞳に千の言葉を浮かべながら、笑顔で私を見つめていた。

そして、振り向きざまに飛昇した。

ちゃんとお別れの言葉も言えなかった。

目を開けると、そこは仙界ではなかった。
私は御書房の絨毯の上で困惑して横になっていると、隣の老宦官が目を低くして「陛下、これは晋王が献上した見事な美人です」と紹介していた。

聞き覚えのある、冷酷な声が聞こえた。
「晋王は本当に苦心した。 しかし、朕が生涯でもっとも嫌いなことは、他人があの人に似ていることである」

【情深偏執狂皇帝攻×迷妄大美人剣修受】
情が深すぎる狂った皇帝×世俗慣れしてない剣修美人……みたいな意味でしょうか。

飛昇とは……人間が神様?になることですかね。正しい意味がよく解ってないけど、詳しくは天官賜福を読め(乱暴)


秋雨桐 Qiūyǔ tóng( チ(ォ)ウ (ユ)イー トォン)(よめん)
師尊!絶世の美人(♂)200歳超え。
剣の腕は天才的だけど、不器用で、世事にうとい。皇帝になった弟子の男妾という立場から始まるものの、脳筋よりなので、序盤に悲壮感はない。
弟子の作るお菓子が好き。パワーオブパワー。力で局難を乗り越えようとする。
弟子のためなら何でもする。けど弟子以外にも優しく寛容なので、それが陆霄の感情ジェットコースターを巻き起こす。


陆霄 Lǔ xiǎo(ルーシャオ) (たぶんそんな読み方)
師尊が飛昇するまでは、「師尊!!」と慕っていたものの、皇帝になった途端いなくなり、裏切られたという気持ちから、序盤は秋雨桐に冷たい。
雷が怖いふりして師尊と一緒に寝る。
師尊のためならなんでもする。料理上手。


【感想】

章の長さ的には别养黑莲花皇帝当替身と同じくらいなんですが、次々と色んな事件や過去の出来事が挟まるからか、ジェットコースターに乗り続けている感じで展開が早い。緩やかな監禁が始まったと思った瞬間、終わったりする。
あと、晋江文学城にも「重生」という記載がありますが、転生モノ。魔道祖師や天官賜福などで中華BLには割と生まれ変わりがナチュラルに出てくるのでお馴染みだとは思うのですが、もしこの作品が初めて読む中華BLだったら「なんじゃこりゃ!?」という展開になるのでお気をつけください。
そして、めちゃくちゃ先生ご自身が感想でネタバレしてくるのでご注意ください。「〇〇かな」って思って読んでたら、その章の下に来たとき「〇〇は〇〇です」とはっきり書いてあるので、割と想像の余地を残さないw作品です。ネタバレ嫌な方は、スクショ時に先生のコメントを省くことをおすすめします。
あと、森森先生は番外を含めて本編です。現代も含めて本編です。
あと婆からの助言ですが、「ハンカチは用意しろ!!!!」


ここまで感想を書いといてなんですが、魔翻訳の流し読みなので、今までで一番理解度が低い中華BLな気がします。
けど、人渣反派自救系統で仙侠モノになれておけばなんとなく年功序列?が理解できるし、一つの宝(みたいなもの)を奪い合う点は山河令を思い出し、「人間は愚か」となったりして、読み流しであれば数日で終わると思います。私は、ラスト一日は66章から116章まで駆け抜けました。もちろん休みの日にですが……
たぶんはやければ三連休あれば駆け抜けられると思うので、連休のお供にいかがでしょうか。そして「なんじゃこりゃ(いろんな意味で)」と一緒に叫びましょう。


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