仮想通貨がブームだけど、どれを買えばいい?

仮想通貨がブームになっています。でも、どれを買えばいいのでしょうか?仮想通貨はご存知のように、国を跨いだ送金も簡単に送れます。実際には、仮想通貨は送っているのではなくて、元の通貨の凍結→送信先で生成しています。仮想通貨は、最近イーサリアムやMakerDAOのMKRなどでステーキングができるようになっています。これは、いわゆるそのブロックチェーンの金庫に一定のETH(現在1ETH30万円代)やMKR(現在1MKR20万円代)を預けることにより、ETHやDaiという通貨を利子のような形でもらえるものです。預かったものは、そのプロトコルが運用して様々な形で運用されます。預けた方も一定期間は売ったり換金することはできないので、いわゆる「ガチホ」よりも精神的に安定するのではないでしょうか?

ただ、MKRのいいところはMKRをブロックチェーン上の金庫に預けてDaiというコインを生成してもらえるのですが、これはドルと関連してるので現在では常に115円前後で一定しています。つまり、イーサリアムを預けている場合よりも安心感は高いです。ETHをあずけて利子となるETHをもらっても、相場が下がってしまってはそのコインの価値も下がってしまうからです。MKRももちろん、相場によっては下がりますが、生成されるDaiの価格は常に一定しています。しかし、まったくリスクがないわけではなく、預けるMKRが少ないと利子を生まない分、今度はこちらが手数料のようなDaiを払わなくてはいけません。ですから、できるだけMKRをたくさんもっている人がリクスも少なく有利に働く仕組みになっています。価格も高額なので購入するのは大変ですが、最初にビットコインやアルトコインをどんどん買っていると50万円、100万円と簡単に損をしてしまうので、それなら5MKRを購入して預けるというのも一考だと思います。

MakerプロトコルはMKR以外にもETHやwBTC(Wrapped Bitcoin)も担保として利用可能です。wBTCはビットコインとは違いERC20トークン(イーサリアムブロックチェーンで流通するトークン)なので、Uniswap,Compound,Aaveでスワップ可能です。このようにMakerDAOプロトコルは、MKRやETHやwBTCを担保とすることでDaiを生成することが可能です。

ただし、MKRを購入するときはホワイトペーパーなども軽く目を通したり実際にMKRを運用している人のブログなどを参考にしてからの方がいいと思います。日本の仮想通貨販売所ではMKRとDaiはGMOコインで購入できます。または、海外のバイナンスなどの大手仮想通貨販売所を利用するのもいいと思います。購入したら、販売所に預けておくのもいいですが、USBメモリのような形をした「コールドウォレット」を一つ購入して持っておくと便利かもしれません。

仮想通貨は他にもたくさんの種類があり、「これは将来上がる」と言われている仮想通貨がたくさんあります。でも、将来的には上がるかもしれないけど、その間にはかなり下がる相場も多いので、その人がどれだけの期間所有するかにもよると思います。ただ一つわかるのは、ビットコインやイーサリアムや他のアルトコインは、価格の上下が激しいので、「ステーブルコイン」という価格の一定したコインを購入すると「価格が気になって眠れない」ということがないと思います。今回紹介したDaiの他にもステーブルコインはたくさんあるので、調べてみるといいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?