仮想通貨、ブロックチェーン、NFT、NFTゲームについて超わかりやすく教えます

最近仮想通貨って人気ですよね。大手のGMOや楽天まで仮想通貨に参入しているから、今まで興味が無かった人たちも興味を持つと思います。まず、仮想通貨はビットコインから始まりました。サトシ・ナカモトという架空?の人物が設計したブロックチェーン=ビットコインとざっくりと覚えておいて大丈夫だと思います。

じゃあ、そのブロックチェーンや仮想通貨(ビットコイン)はどこに保存されているのかというと、僕たちがよく使うSpotifyやネトフリやYouTubeなどと同じサーバーという機械に保存してあります。ただし、サーバーと言っても今までのサーバーとは違います。いわゆる「仮想サーバー」というやつです。仮想というとヴァーチャルと訳せるので、ヴァーチャルサーバーと言っても良いと思います。そのヴァーチャルサーバーの中にブロックチェーンというネットワークが作られて、そのチェーンの上にいくつもの別のチェーンが出来上がっている感じです。例えば、ビットコインやイーサリアムというのが有名です。

流れにするとこんな感じです。

○仮想サーバー→●ブロックチェーン→(▲ビットコイン、△イーサリアム、、、、○○コイン..etc。

よく、YouTubeはあんなにみんなが大容量の動画をアップし続けてもパンクしないので不思議に思いませんか?あれはいわゆる仮想サーバー(ヴァーチャールサーバー)に保存してあるので、ほぼ無限大に拡大可能です。ブロックチェーンも同じで、ほぼ無限大に広がる世界を展開することができます。これも、仮想サーバーのおかげです。この仮想サーバーの技術自体は2000年ごろからありましたが、今はメジャーな技術になっています。

このブロックチェーンの取引を決定するには、仮想通貨を流通させてそれを発掘した人たちに報酬を払う仕組みになっています。だから、それぞれのコインに経済圏のようなものが生まれて、その中にまた様々なアプリや仮想世界が構築されています。今後は、マインクラフトなどの人気ゲームもブロックチェーンや仮想世界の入り口になる可能性が高いです。ただし、現在は大手のGoogleやマイクロソフトは様子を見ている段階なので、NFTも仮想通貨もまだ完全に信頼されたアイテムや通貨にはなっていません。それが現在の仮想通貨やNFTやブロックチェーンの状況です。

では、話題の NFTとは何でしょうか?非代替性トークン?そんな名前はどうでもいいのです。非代替性と言っても、誰も見向きもしない絵だったり作品であれば、私たちが出版した電子書籍と同じで誰にも見つけられずにネットの底に眠っているだけだからです。ただし、よくツイッターなどで「私のイラスト勝手に使わないでよ!」というのがありますが、そういうのは回避できると思います。アーティストが優遇される、というか当たり前のことは保証されるわけです。でも、だからと言ってNFT作品を出せば売れるのは話題沸騰の今だからのこそ話で、そのうちよく描けていても、ツイッターで反応が薄くなってしまうのと同じになると思っています。よく、NFTは一生残るから変な作品は残せないと言われていますが、それはネットでの発言も同じで私たちが生きている内は一生ネット内を漂っているのは一緒です。

NFTはNFT自体に価値があるというよりも(貴重な品はもちろん価値があります)、固有のNFTにいろいろな機能を後付けできる点にあると思います。例えば、有名アーティストが楽曲の提供をNFTでリリースしましたが、そこにアーティストにのライブに参加できる権利なども含まれています。このように、人が考えられるサービスならなんでも一つのNFTに搭載することができるのです。今までの美術品だと、ただ美術館に飾ってあるか人の家の倉庫やコレクションの部屋に眠っているだけでした。でも、ブロックチェーン上にその作品があったらどうでしょう?常に誰かに注目され続ける存在になるし、本人も気まぐれで手放したいと思うときもあるかもしれません。従来なら、絵画を取引してくれる業者さんを探したりオークションに出品しなくてはいけませんでした。でも、デジタルの作品ならパソコンの前にいながら作品を管理することができます。しかも、どこかの団体と関わる必要もなければ会員になる必要もありません。個人として自分の持つ作品をブロックチェーンを通して売買したり人にあげることもできるのです。

NFTゲームというのは、イーサリアムという仮想通貨を使ったブロックチェーン内にある「アプリの箱」にいろいろなゲームを詰めて、そのどれかを選んでゲームで遊ぶことをいいます。つまり、イーサリアムはビットコインと同じで現実世界のお金のようなもので、イーサリアムを使ってアイテムやキャラクターをゲットして育てることができます。だから、ビットコインとイーサリアムが2大仮想通貨と言われるんですね。そこで、そのほかにも数百、数千と仮想通貨があるわけですが情報通が「○○は将来性がある」などとSNSなどで呟いたり、架空のホームページを使って投資させる団体も存在します(そんな悪どいことを考えるのはだいたい日本人です)。

ですから、いくら今後仮想世界の時代がくる、仮想通貨の世界がくるからと言って、投資目的でただ「仮想通貨そのもの」を買って取引所に預けておくだけというのはあまりおすすめできません。なぜなら、それらが上がる保証もないからです。せっかく働いたお金をそんな訳のわからない仮想通貨に投資する必要もありません。現実世界の金(ゴールド)だって、みんなが競って手に入れるものではないですよね?デジタルゴールドであるビットコインも同じです。ただ、資産に余裕がある人が他の投資先や資産としてビットコインを買ったり、ゲームを楽しみたいからイーサリアムを買う、というのであればいいと思います。

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