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ふるいにかける

移動中、畑野智美さんの著作『神さまを待っている』を読みふけっていた。世の中にうっすら存在する現代の閉塞感や資本主義の暗がりをたぐりよせて可視化していく。読む手が止まらないのは、一抹の希望を捨てきれないからか、深淵を覗きたいからか。選択の自由は自己責任へと転嫁される。欺瞞が花粉のように満ちている。ふるいにかけられるのは自己責任?そのふるいは誰のもの?

※試し読みページがあったので追記



なぜかぱっと空いた平日の夜の時間に宅録が捗る。

気に入った音に制御できたものの、つまみでピッチシフトしたエフェクト音だけを出力しているので、二度と同じ音では録音できないことに気づく。せめてでもとつまみの位置を記録した写真をコラージュしてジャケットにした。ビートがほしくなる。



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