アニマーアンケート振り返り

こんばんは。あおです。今回は少し前にtwitterに投稿されたアニマーユーザーアンケートの回答を振り返って感想とかこのカードにまつわる思い出とかを適当に垂れ流してゆきたいと思います。未使用のカードについてはあまり触れないことにします。

今回はハイシナジーカード編です。

※本当に一個人がただ感想を垂れ流すだけなのでご注意ください。

☆アニマーユーザーアンケートって何?

アニマーアンケートはWisha0311氏が企画したものです。アンケートの詳細は、氏の投稿をご覧ください。なお、集計結果一覧の一番右端の回答が私のものになります。

企画をしてくださったWisha0311氏にはこの場で御礼申し上げます。ありがとうございました。

では、早速スタートです!

☆ハイシナジーカード編

〇歩行バリスタ(確定)

祖先の像コンボの相方筆頭候補。0マナクリーチャーとして使うこともあったり、憎き静寂をもたらすものに向かって射出したりとコンボパーツ以外の役割もたくさんあります。たとえ無限マナにならなくても無限+1カウンターで勝てるのは、アニマーならではですね。

〇ファイレクシアの変形者(確定)

実質0マナで唱えられるクローンであり、私の脳内のアニマーにおけるクローンランキング堂々の1位です。実質0マナであることがとにかく強く、祖先の像や霧女でEtB能力を再利用するときに、能力持ち本体ではなくファイレクシアの変形者を手札に戻すことで、実質的に色マナを誤魔化せるのがコンボに必要なマナの削減に役立っています。

登場以来、色マナが大事なアニマーにとって色マナを使わないことがどれほど強いかを示し続ける強力なクリーチャーだと思います。

〇祖先の像(確定)

2015年3月アニマー界隈に激震走る…!

…と言うほど盛り上がったかどうかは分かりませんが、タルキール龍紀伝で刷られた時には、結構驚いた記憶があります。ただ、このカードがより一層輝くようになったのは、2017年に歩行バリスタが刷られてからだと思います。最高の相方を手に入れた祖先の像は、今日もアニマーの傍らで元気にピョンピョンしています。

とは言え、デッキに入るカードのインフレが日に日に進む中で、祖先の像のサーチ手段に乏しい点は、今や明確なデメリットとして扱われることも多いです。もし仮に歩行バリスタが禁止になったときこのカードがデッキに入るのかどうかについては結構意見が割れるかもしれません。

このカードの誘発型能力は対象をとらないため、戻すカードは解決時に決めますし、被覆を持っているカードも戻すことが出来ます。偏向はたきもされません。仮にこのコンボが妨害されても、戻すカード次第で攻めを続けられるのは、地味ですが結構嬉しいポイントです。

〇鏡の間のミミック(確定)

イニストラード:深紅の契りで登場したクローン。裏面はアニマーの能力でコストを軽減できないため、「なんだただのクローンか…」と思ったのも束の間、このカードには隠された力がありました。

クリーチャータイプ「スピリット」。多くの人にとってインクの染みだと思われたこのテキストはアニマー界隈を大いに賑わせました。このテキストのお陰で、唱えたときに霧女(後述)を手札に戻せるようになったのです!これにより、従来の霧女コンボの条件を大きく緩和することが可能になりました。

カード単体ではただのクローンですが、霧女が確定ならこのカードも確定になると思います。

〇鏡割りのキキジキ(確定)

アンケートでキキジキを確定にしていたのが私だけだったので少しでもこのカードの良いところを紹介したいです。

キキジキのここが凄い!

①アニマーが居なくても勝てる!

②帝国の帳簿兵、出産の殻、ヴァニファールで(ほぼ)一枚コンボが可能!

③歩行バリスタが追放されても、無限速攻トークンで勝てる!

さあ、みんなもキキジキを使おう!!

赤赤赤がキツいと思ったら、デッキの中の基本地形を抜いて多色地形にしましょう。意外となんとかなります!

〇流浪のドレイク(確定)

青1マナで土地5枚アンタップしたくてアニマー使っているみたいなところあります。無限マナのコンボパーツであることはもちろん、アドリブでチェインを繋げるときにも非常に重宝します。

ティシャーナなどの大量ドローでこのカードを引けると、生を実感できます。アニマー使っていて良かった~!

〇霧女(確定)

鏡の間のミミックを獲得したことで、確定枠として評価を伸ばしたと思います(個人的にそれまでは選択肢の一つ、といった印象でした)。特に帝国の帳簿兵からのコンボルートの比較では、キキジキコンボより軽く、祖先の像コンボと違って否認系のカウンターに引っかからない明確な利点があります。

〇狙い澄ましの航海士(確定)

何種類かあるクリーチャー無限出し入れのコンボパーツの一角。これも確定枠で挙げたのは私一人でした。情of情なのですが、一応、激情の共感者から持ってこられる無限コンボのパーツで、アニマー無しでも勝てるカードです。あと、私は激情の共感者ってカードが大好きです。

しかし、今やその役目すらほぼ船砕きの怪物に取って代わられそうになっているのは時代の流れなのかもしれません。

アニマーがいないときに流浪のドレイクとコンボできるのは、怪物には無い強みです。

〇船砕きの怪物(確定)

何種類かあるクリーチャー無限出し入れのコンボパーツの一角にしてニューカマー。ダブルシンボル7マナはアニマーが許容できるギリギリくらいの重さですが、アニマー無しでも勝て、しかも妨害置物にもある程度強く、瞬速で一応分割払い可能と、令和のカードパワーを感じさせるカードです。

コントロール奪われたりコピーされたりすると悲惨なことになるので、あんまり適当に唱えるのはやめましょう。アニマーはインスタントタイミングでの動きが非常に少ないので、ターンを渡してしまうと怪物が無防備になってしまいます。

〇フェアリーの大群(強い)

「このカードのお陰で勝てた!」と思うことはほとんどありませんが、アニマーのデッキを支える縁の下の力持ちです。これだけシンプルにかつ低コストで色マナを加速できるクリーチャーは波止場の恐喝者が登場するまでほとんど存在しませんでした。波止場と言う化物が幅を利かせる現在でも、アーティファクト対策をすり抜けたり、船砕きの怪物のお陰でコンボパーツになったり、果ては飛行を活かしてトスキと一緒に殴ったりと、まだまだ現役です。

ほとんど使われることはないですが、実はサイクリングを持っているため、教示者で積み込んだカードを引くために使うことがあります。

〇幻影の像&玻璃池のミミック&替え玉(強い)

コピーランキング2位~4位です。それぞれ、「2マナだから強い」「土地にもなれるから強い」「瞬速だから強い」となります。

自分の中での順位は、替え玉>幻影の像>玻璃池のミミックです。

僕はコピークリーチャーが大好きなので、全体的にランク付けが甘めになっているかもしれません。

〇ティムールの剣歯虎(強い)

何種類かあるクリーチャー無限出し入れのコンボパーツの一角。バリンと比較すると、流浪のドレイクともコンボできる点で勝っていますが、代わりに対戦相手のクリーチャーに干渉できません。また、帝国の帳簿兵に対応していないのもマイナスです(代わりに緑契約に対応していますが)。コンボの初動に最低緑緑緑がかかりますが、バリンの青青とはどっこいどっこいな気がします(個人的には青青の方が面倒な印象)。ちょっと前まではラワンをすり抜けて波止場で無限マナ出す役割があったりなかったりしましたが、最近はあまりラワン自体見かけないので、あまり加点にはなりません。

後から見返すと剣歯虎が強いでバリンがギリギリ採用になっているのはかなりバイアスがかかっている気がします。今考えなおすならどちらも有力候補くらいのイメージです。

〇雲石の工芸品(強い)

何種類かあるクリーチャー無限出し入れのコンボパーツの一角。手札に戻すためにマナが必要ないため、コンボパーツの受けが広い点が、航海士、バリン、剣歯虎と比べて強い点で、代わりにサーチがし辛く、種となるクリーチャーが2枚必要で、否認系の打ち消し呪文に引っかかってしまいます。やすいです。

個人的には、航海士、船砕きの怪物、工芸品>剣歯虎、バリンの評価です。

〇金切り声のドレイク(有力)

手札の消費なしで+1カウンターを稼ぎつつ、使い終わったEtB能力を使い回すこともでき、色々器用なカードです。

器用なカードではあるんですが、EtB能力の再利用能力ではクローン系の方が色マナが少なくて済むケースが多く、+1カウンター稼ぎ能力が凄い強いかと言えばそうとも言い切れず、今やなんとも器用貧乏な印象のカードになってしまいました。

余談ですが、ツイッターなどのアイコンにするくらいには好きなクリーチャーです。

〇詐欺師の総督、やっかい児(有力)

キキジキ入れているならどちらかは確定ですが、単体のカードとしては、喜んで入れられるほどの性能はありません。役割を挙げるとすれば、①アニマー下で実質0マナクリーチャーとして扱う、②瞬速を活かしてアニマーのP/Tをインスタントタイミング上げることで除去をかわす、③対戦相手のクリーチャーやマナを寝かす、④出産の殻やヴァニファールをアンタップする、⑤花を手入れするものをアンタップしてあたかも強そうな動きをする、などです。意外とありました。

一度だけ等時の王笏の刻印に対応して王笏をタップし、敗北を阻止したことがありましたが、そんな場面には早々出会えないでしょう。

〇鍛冶の神、パーフォロス(有力)

祖先の像の相方その2。適当にポン置きしても10点くらいは削れるので、コンボによらない勝ちを見据えるならば投入を検討して良いと思います。基本的にはライフ削る以外に役目が少ないカードのため、私の評価はぼちぼちです。

〇巨大原形質&なりすましの壁&クローン(有力)

4マナシングルシンボルのクローンで未紹介の方々。自分のクリーチャーしかコピーできないものや、ダブルシンボルのものよりは評価高いです。シングルシンボルで戦場のクリーチャーどれでも選べるのは偉い。

〇パリンクロン(有力)

土地6枚から最低青4つ以上でアニマーに無限カウンター、土地7枚ならばついでに無限マナになる1枚コンボのパーツですが、この条件を達成するのはかなり困難です。そもそも土地がそんなに並ばないし、並んでもダメージ受ける土地が含まれていると無限コンボになりません。構築にもよりますが、基本的に、流浪のドレイクより強いと思えるシーンは少ないでしょう。

ここまで減点要素ばかり書きましたが、青青で土地を4~7枚くらい起こせるマナ加速としての強さは十分ありますし、私自身がコンボ大好きなのでコンボパーツへの評価は甘々なこともあって、有力候補となります。

例によって激情の共感者対応のフリースペルクリーチャーなのも◎

〇夢で忍び寄るもの(ギリギリ)

金切り声のドレイクより1マナ重く、ドレイクより強いシーンはほとんどないため、評価は一段落ちます。パーマネントなら何でも戻せるので、使い終わった出産の殻を戻したりできるかもしれません。凄いマナがかかりますが。

〇語りの神、ビルギ(ギリギリ)

アニマーは使いたい青赤緑まんべんなく使いたいことが多く、赤マナだけ供給されても使い道が薄いのが残念です。絡み樹の根が使われているのを見たことがないので、このカード(根よりは10倍くらい強いですが)も、アニマーにおいては上手に扱うのが難しい印象です。

ゴブリンばっかりのアニマーだったらスカークの探鉱者と併せてもしかしたら何かできるかもしれません。

〇もう一人の自分ほかその他のクローンたち(ギリギリ)

色マナは命より重いのでダブルシンボルクローンの評価は落ちます。同様に、自分よりも対戦相手のコントロールするクリーチャーの方が強いので、自分のクリーチャーしか選択できないクローンの評価も落ちます。

灯の分身でダブルアニマー!は加点要素ですが、対戦相手のクリーチャーになれる方が強力だと思います。

〇深海住まいのタッサ(ギリギリ)

明滅能力との相性は良いですが、ターン終了時なのは少し悠長だと思います。

明滅にマナがかからないのは利点で、しかもオーナーではなくコントローラーのコントロール下で戦場に戻るため、誘惑蒔きで奪ったクリーチャーを固定したりも出来ます。

裏切りの工作員なんかを使い回せると宇宙ですね。

〇士気溢れる徴集兵(ギリギリ)

キキジキとの相性面では、やっかい児&詐欺師の総督の方が、出産の殻との相性が良かったり、帝国の帳簿兵からサーチできたりと完敗です。

単体での能力は流石にこちらの方が強いですが、5マナのクリーチャーであることを加味すると及第点には届かない印象です。

現代EDHなら、他人の奥義寸前のテヴェシュザットを奪って奥義撃ったりすると楽しそうですね。

〇影武者(ギリギリ)

相手の墓地のクリーチャーになれたり、色マナの必要数が少ない永遠の証人になれたりしますが、効果が限定的な印象です。あんまし褒めることができなくて悲しい。

〇東の樹の木霊(ギリギリ)

効果自体は強力ですが、やることがアニマー本体の軽減能力と重複してしまっている部分が大きいため、これを使わないといけないシーンが余り想像できないです。また、これは構築にもよりますが、6マナをクリーチャーを出した後、踏み倒したいほどの手札はアニマーには残っていないでしょう。

どうしてもカウンターをすり抜けて道三やバラクータ、テフェリー(クリーチャー)を置きたいとか、そんな時に検討するのかもしれません。

〇巨大鯨(ギリギリ)

パリンクロンと違って手札に戻せないので、さらにワンランクダウンです。パリンクロンも巨大鯨も大好きなんですけどね!土地アンタップするのって気持ちが良いです(個人の感想)。

〇潮吹きの暴君(ギリギリ)

何種類かあるクリーチャー無限出し入れのコンボパーツの一角にして雲石の工芸品と同じ一番最初のラヴニカ産の古株。船砕きの怪物がトリプルシンボルになるだけで滅茶苦茶使いづらくなりました。

このカードのオンリーワンは、祖先の像とも完全な2枚コンボを形成することです。土地まで戻せるので流石に勝てます。

航海士やキキジキを使っている癖に今更トリプルシンボルガーとかこいつは何言ってるんだ。

〇大地の知識(ギリギリ)

きちんと機能すれば非常に強いですが、現状の私のリストでは基本土地はたった1枚しか入っていないので現実的に機能させるのは難しいです。

アニマーにおける基本土地の是非についてはそれだけで議論ができるレベルの火種だと思いますので触れませんが、使うならウッドエルフや真面目な身代わりなどの土地サーチカードが必要そうですね。

〇魔の魅惑(ギリギリ)

コンボパーツなのかと思いきやどちらかと言えば色マナを踏み倒すカードです。このカードを出せば勝てる訳でもなく、しかも対戦相手にもメリットのあるカードなため、評価は低いです。

アニマーいなくても徴募兵→バリン→徴募兵→波止場みたいな動きが出来るかもしれません。

〇ぶどう弾(ギリギリ)

祖先の像の相方その3。マナがかかりますが、歩行バリスタと違って呪われたトーテム像や無のロッド下でも勝てます。しかしほとんどの面でパーフォロスを超えることはできないのでコンボパーツとしては3番手だと思います。

単なる除去として使えるのはパーフォロスには無い利点なので、ストーム2とか3くらいで妨害置物を割る選択肢があるのは◎

〇タッサの神託者(弱い)

無限ドローからの勝ち筋以外の役割がほぼなく、青青払ってカード1枚使って占術3するくらいならもう少しまともなカードがあると思います。

無限ドローじゃなくてキキジキで無限にコピートークンを作っても勝てます。信心10兆くらいありますからね。このカードの正しい使い方です。

<番外編>

〇無謀な炎織り(未使用)

まだハルクフラッシュが現役だった頃に、変幻の大男爆発から無謀な炎織り+パーフォロス+0マナクリーチャー全部と言う非常に荒々しいコンボ(?)が一部界隈で話題になったことがあります。実践した方、いたんでしょうか。

☆おわりに

さて、いかがでしたでしょうか。ここまで読んでいただきありがとうございました。次回に続くかは分かりませんが、また気が向いたら感想を綴りたいと思います。それでは。

ご参考まで、今の私のアニマーのリストはこちらです。




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