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「魚の釣り方を教える」話の続きを聞いて(2020/04/19現状)

自分がやろうとしていたことは、介護職が稼げて、周りも救えて、皆が幸せになる方法はないかと模索して、良くしてくれている会社の方等とも協議を重ね考えたことではあったけど、あまりうまくは進まなかった。

人集めは目的ではないんだけど、魅力があれば人は集まったかなと思うと反省、改善点を探る。

そんで考える中でやりたいことがもっと明確になってきたというか、なんというか

ある人の話を聞いたことから
・自分のやりたいこと
・人の役に立つこと
を無理矢理つなげようとしていたところが
「自分のやりたいことが人の役に立つこと」
に自動的に繋がることに結びついた。

よく聞く話ではあるんだけど、その続きを聞いたことで、これまでを振り返ってすごくたくさんの未来を想像することができた。

魚を与えるのではなく、釣り方を教えてあげる的な話


まずこの話自体の意味は分かっていたし、こんなん当たり前だろぐらいに思っていた。

「釣り竿の作り方を教えられるようなると尚良なんだよ」

たったこれだけの言葉で、走馬灯をみるように自分のこれまでのことが振り返ったというより、蘇ってきた。

自分のもともとの思いと行動
良い介護をしたい→現場改善→壁になるもの(当時は経営層)は可能な限り駆逐、若しくはめちゃくちゃ仲良くなる
などしてきた。

結果
・大幅な残業の解消(ほとんどない)
・おむつ代等のコスト削減
・全体的な介護度の向上(※5が3になるとか)

そんなことは簡単にできる。

ただノルマ的なものが悪者になっちゃって、やり方の善し悪しがどんどん置いてけぼりになっていった。

全部自分が決めていた…

スタッフの意見は聞いていなかったし、利用者のことしか考えていなかった。
もちろんそれは良いことであることに間違いないんだけど、皆でそう思える環境にしなきゃいけなかったのに、自分の言うことを聞かせるという状態が生み出されていたんだと思う。

それから約半年自分の色を出さずに様子をみてみることにしてみた。

自分の能力不足のせいだと思う。
思考停止人間しかいないのか?ってゆう状況になっていた。

その時の自分にはその流れを変えることは出来なかった。

「良い介護をしたい」

当初の目的とは離れ離れになってしまっていた。

長くなってしまったけど、まとめれば自分は自分のおすすめの魚を与え続けていたんだとこの時初めて気がついた。

改めてチームで行う仕事なんだなと気づかされた。

それから自分自身の成長や出会いのために退職して、完全俯瞰で現場を見られる状況をつくった。

介護職が普段当たり前のように行っている
【介護過程の展開】
【アセスメント】
【追い込まれる中での判断と行動】
それらのすごさを再確認出来たし、もっと誇っていいと思った。

そこには価値がある。

そもそもは会議を外部で行うことで、改善策を提供しようと考えていたけどそうじゃなかった。

改善策を考え、改善することが出来るようになるチームを作る方法を提供するべきなんだ。

という考えに至った。

そんな方法があるのか?

ある

元職場でチーム、スタッフの育成をしているなかで行っている方法だ。
更に介護職がいつもしていることと類似した動きである為すぐに取り入れることが可能。

会議の方法として考えていたものだったが、気がつけば案を出すスタッフが増え、互いの思い違いなどもなくなりスムーズなやりとりをするようになっている。
課題解決に対しチームで動き、それぞれの悩みごとの解決なども同様の方法でうまくいっていることに気がついた。

そのプロセス自体が
・何にでも汎用性がある物事の解決方法
・チーム、または個人が自力で課題発見から解決まで出来るようになる
=正に釣り竿だ!!

それを広めようと思う。

それを広められる人を増やそうと思う。

釣り竿の作り方を広める。

以上!

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