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愛する人を失うということ…

私。朝ドラが好きで毎日欠かさず観ています。
特に今期の「おかえりモネ」には心を掴まれています。
そして視聴後にNHKのホームページで、歌広場さんの感想も毎日読ませて頂いています。

今日はこんな投稿をされていました。

◇築地から帰ってきたみんなの中にレンレンの姿が見えず、気になって探すモネ。浅野忠信に電話をしたというレンレンとモネの間に沈黙が流れます。ここで思い出すのは、レンレンがモネに「そういうの、もういいから」と言ったあのバス停のこと。あの時、浅野忠信のことで悩んでいたレンレンは自分がモネに同情をかけられているんじゃないかと思い「そういうの、もういいから」と言いました。そして、今レンレンは自分の置かれた状況を盾にモネに安らぎを求めます。それはレンレンにとって「もういいはず」のことなのに…。
◇そう思っていたらレンレンが「(そういうの)もう…いいんだった…」と一言…。これはなかなかその気持ちにはなれないけど…泣ける…。なんかさっきから状況の整理だけでうまく言葉が出てこなくてサーセン。今週こんなのばっかりです。僕はある程度は今作を言葉で説明できると思っていたのですが、まだまだ作品の深いところは「各々の受け取り方に任せる」を享受せざるを得ません。皆さんはどう思ったのでしょう。この時のレンレンになんて声をかけてあげられたのでしょうか。

歌広場さんのこと。私はあのバンドのメンバーだと言うことしか知りません。
文章もわざと明るく書いてらっしゃいますが、感想には優しさがあって、物語や人物の心情に寄り添いながらも客観的に向かい合っていて、こういう方だからNHKにこのページをオファーされたのかな?と思うんです。

このあと永瀬蓮くん演じるりょーちんが、
「大好きな人を失って、自分が壊れるとか怖すぎる。」みたいな台詞を言うのですが、これをこの歳で知ってしまうのは辛すぎますね。本当に辛すぎる。光がない。

私は23歳の時にこんな体験をしたけれど、その後の世界はまるでモノトーンのようでした。
その中を生きて行かなきゃいけないから、生きて行くのは、苦しい。

私の世界に色が戻って来たのは、それから約10年後。
斎藤由美先生に2度目にお会いした時でした。

今日はこんな日記でした。
失礼しました。

園香


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