公式3沸島の参加キャラについて

キャラ設定に関する話題だけなのでほぼ自分用だから記事を分けました。
本当は時系列ごとに纏めていたやつにくっつける気だったけど文字数がヤバくなっちゃうから……。
大元の記事:公式3沸島について開催中考えていた事


最終プロフ

フルネーム出すチャンスが生まれて良かった

最終所持品

あんまり持ち出さないつもりが普通にいっぱい持って来てます。
海水は真水にするつもりだったけど蒸留器無かった。
燻製肉塊はシュリさんの世界に行ってからの食料予定で。
カゴ、作り直したけどもっとちゃんと名前を考えればよかったと後悔。背負子にする時に考えるつもりが作る余裕がありませんでした。
割れたスレートは砥石代わり。
クラッカーは船の上で鳴らして遊ぼうと思ってたらシリアスなので隙が無く。ロープ・燃え盛る花・種散らす花と一緒になんか荒事ある時に使うのでしょう。
ホントは船の上で花火作れないかなって思って持ち込んだんだけどな。大砲設置出来なかったからな。

日記について

小舟の上にて

燕とて 帰りし住処は 在るものを

(2023-07-08 22:01:44)

チキンレース五七五。流罪の人間に帰る場所は無いな。という気持ちで。

選択の罪

タイマンロールバトルしながら設定が煮詰まったので裏で書いていた奴。まさか書いている途中であんなことになろうとは。
最初はなんで嵐の日に外に行くような危険な真似(自分の運を試す)をするのかと、船を積極的に作ろうとしてないかへの後付けだった。
選択する事への恐怖とか主への執着もここで湧いた。

藤柳門

普通の人間枠なのになんで人外に驚かなかったのか(答え:序盤にロールし損ね)を後付けで回収するための物。
最初は暗夜と同じ感じの世界(異形の怪異が居てそれが見える人がいる)を想定していたけど、それだと討伐で対立軸になってしまうので、異世界人・人外の両方を肯定的に客扱いにすることにした。
まれびと(稀人・客人)は折口信夫さんの提唱した民俗学用語から。

異世界の知識や道具、下手をすると一気に文明が進み世界観が壊れるため、宗燕の国の人は積極的には使わずに客人のもたらしたもの、として一線引いて保管している感じです。頼ると危うさもあることを理解している。

基本的に宗燕は普通の人間のままにしたかったんですが、異世界に行く以上何かしら都合よく出来る理由(言葉とか病気への抵抗力とか)が欲しかったので、血筋的に異世界渡りへの耐性があるようにしました。
先祖が異世界人と婚姻したとかかな。
あとなんか、やりたい事とか物への欲望とか、そう言うの薄そうだなと。
逆にそれだけ執着対象が一つに向けられてるともいえる。

自作船の上にて

海原に 在処求めて 燕飛ぶ

2023-07-25 22:00:17

最初と対になるようにした句。最終日記は0時の方に出すつもりだったので。これから出発しますよ~のつもり。
なお実際ゲームが閉まるのは22時では無かった。

それからのこと

日記、最終で公開される分をちゃんと書くとゲームをうまく終えられた気分になる。なりました。
打ち合わせした内容ほぼ使わせて貰っちゃったけど、よく考えたらこれ自分が書かずにシュリさんに任せておいた方が先に世界観分かって良かったのでは……?(今更の後悔)
どういう流れになるのかは教えて貰っていたけど、あまり細かく書かない方が齟齬も出ないだろうと思って作戦に関する部分や風景については極力触れないようにした。
最初に決めていた「燕は渡り鳥~」や帰るところがない俳句のフラグが回収できて満足。
「息を吸って」と書いているのは「安穏な場所では呼吸が出来ない」と以前海上でのロールで述べたから。平和な時でも呼吸できるようになったと。
飴について書いたのはシュリさんが良く食べてたから、意図があるのだろうなあと思って何かのフラグ用に。最後の持ち物にもあります。

別ルートだった場合の日記(エンディング)

・島に残った場合
蒼い水底に沈みながら海の中に都の幻覚を見て、大婆様から聞いたわだつみの神と花嫁の物語を思い出す、「海の底にも都は有ります」な平家物語ルートでした。
この場合、1期キャラとちょっとリンクします。詳細何も考えてないけど。

ついていかずに元の場所に戻る場合
流刑先の島を今度は一人で発展させられるかどうか試そうとしつつ、刑期が終わった後は行方知らずになる「浪人の行方は誰も知らない」の羅生門ルートでした。殿の子の墓の前に島から持ち出した花を一輪だけ添えて。
不思議な石は渡す気しかなかったのでお供え予定なし。

今回のルートは名付けるなら幸福の王子ルートで良いのか? 
いや死んでないけど。
上記のルートも死亡確定ではなく解釈次第になる記載をする予定だった。
まあ人間なのでいつかは死ぬけど。

設定関連

年表

宗燕数え10(9)歳:殿の子と出会う 殿の子は5(4)歳
数え13(12)歳:初陣
数え15(14)歳:元服。銘入りの脇差しを与えられる。選択の時。
       殿の子は10(9)歳 罪人の子と同い年。
数え19(18)歳:殿の子が14になり、元服したら正式な主として誓いをする、       という時に事件
~半年程調査と裁判で入牢~
数え20(19)歳:流刑が決まり島に流される。

基本正月に年を加算するので生まれた日についてはあまり重視していない。
玄鳥至で春生まれにしようかなと思ったけど、リーダーシップを取るらしい牡羊座よりは調整役らしい天秤座っぽい気がするから玄鳥去で9/17~9/21頃が誕生日だと思います。

名前について
柳は決まっていて、藤も同じく暗夜のキャラ繋がりで秋の七草の藤袴から。
武士の名前をちょっと長かったよな~程度のふんわり知識で4文字伏せにしてたので、後でちゃんと調べてこっち(後に来る宗燕)の方が普段名乗っちゃいけない本名(忌名・諱)じゃん! と知った。
なので三郎とか人名っぽいものをつけると普通そっちを名乗るのでは……? という気持ちになり、百官名という官職風の名前を使う事があるのを知ってそれにした。
近衛や蔵人の呼び方もちょっと悩んで、最終的に門の設定を作って門司に。
普段は家系役職の門司で呼ばれる事が多かったからエマさんを倉庫番殿、レオンハルトさんを文士殿と呼ぶのに躊躇いがないという後付け。
普通は他人に呼ばせない忌名を名乗ってるのは、流刑になって死んだも同然と本人は思っているのでガンガンに名乗ってたことに。
「宗燕とお呼び下され」は自分は死んだも同然のような人間なので忌名(本名)で呼んでください の意味だったんだ―――。
全て後付けです。はい。チキレなのに決めている訳が無い。

幼名は蔵目介(くらめのすけ)でツバメの別名つばくらめのもじり。
家族や親しい友人からはエンとかツバメとかも呼ばれていたと思います。

家族構成
名前に宗って長男っぽい文字をつけちゃったけど、家系の仕事があるにもかかわらず他所に仕えるなら、兄がいるのでは? という事でいることになりました。
宗燕の性格的にもちょっと甘ったれたところがあるし。
父親:宗鷹 母親:お鶴 長兄:宗鴻(26) 次兄:宗鵠(24) 姉:朱雀(22)
宗燕(19) 幼子の妹:鶫(5) で鳥の名前シリーズの家族。
長らく末っ子三男坊。
三男坊はなんか自由人のイメージがある。

世界観的に。
家は基本長男が継ぐものでした。そして次男は悪く言えば長男のスペア。マイさんとかアイークさんから怒られそう。
三男に至っては、長男がちゃんと育ってるならもう子どもの頃から他所にやる前提の子。
とは言え家族仲が悪いわけではなく、むしろめちゃくちゃ良いです。
兄たちとはちょっと離れてるから「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」ってからかわれ(可愛がられ)てた。
それを姉が庇ってくれてたので姉によく懐いていました。マイさんとかエマさんには姉を見ていたかも。
無口で厳しいけど尊敬できる父。凛とした母。優秀な兄たちと優しい姉。
家族、温かい方が失わせたときのダメージがデカいからよ……。
死刑ではなく流刑になったのは、この一家全員、息子や弟が死刑になる事をしたとなったら腹を切って責任を取っちゃうタイプだから。宗燕より優秀なので失えない。

シュリさん第2王子で、シュリさんに不正を持ち掛けたのも第2皇子だっけ。
第2皇子もしかしたらシュリさんなら同じ弟の立場として気持ちわかるだろ見たいな感じだったのかな……(勝手な妄想)

さておき、家は宗燕にとって帰る場所ではなく、いつか立ち去る場所、という認識。
将来迎える主の元が家であり、コミュニティであり、アイデンティティであり、存在意義となる。そう言う感じでした。

世界観について

だいたいEDO。歯車などの絡繰りはわかる。電気はエレキテル……?と結びつきはするけど実用はしてない。
他に西洋風の国もあるけど鎖国で制限してる。
ファンタジーな物は異国の物語として聞いたこともある形。
経験則で科学を理解しているが詳しい理屈は解明できていない。そんな感じ。
宗燕の家は特殊な血筋なこともあって、中流上の家くらい。
文字の読み書きが出来て算術が出来て本から色々学べる知識階級。
下男下女もいる。
ただ庭には畑があって鶏も飼ってて自分たちで世話をしてたし釣りでその日のおかずを賄ったり、雨水を溜めて使ったりもしてた。飲みます。
農業が発展してないから国自体がそこまで裕福ではない。飢饉なども起こりました。
宗燕が倉に一定の食事を置きたがったのはその辺もあるかも。
宗教上でTOPの帝がおり、政治上TOPの将軍がおり、各藩が独立君主だけど名目は将軍と帝に仕えてる封建制度。
貨幣はあるけど給料は米本位制。
シュリさんの世界行ったらまず、電子通貨という信用本位制の概念(手形はあるから応用できるかな)とかそもそも大幅に違う科学知識とかを学ばないといけないから大変だろうなあと思う。
小学校の理科の教科書から行くか……たのしいかがく。
経験側だったことに説明がついて理解してくの好きそうだけど。

FSSについて
シュリさんちの世界観に関するFSS、実はお盆前くらいに手に入れて読んではいたんですが。
無茶苦茶なんでもアリで理解するには年表でのまとめがいるなコレ……という事しか分かりませんでした すみません。
いやでも場所と話によって結構文明度が違う気が(作品書かれたのも結構昔だから)
それぞれの星団ごとに惑星があって国があって、星団全体で一部の法や通貨を規定し共有。
星団全体で国家間紛争をしていて機兵に乗って戦っている。
SAもといファティマちゃんは思ってたより結構生体系のコンピューター。
龍や精霊など、化学以外での超能力・ファンタジー要素もある。
エネルギー減は光を動力源とした外燃機関 で良いのかな
フィルモア帝国の設定的にも、シュリさんの肩書の北方防衛の文字的にも寒い国……で良いのか? 吹雪になったら外行ってきていい?
PLさんの世界観公開を待った方が良さそう。纏め大変そう。頑張って欲しい(他人事)

その他

思いついたら適当に増える場所

・眠り方
 ハンモックを貰いはしたけれど、横になって寝ると悪夢を見てしまうので、基本座った状態で瞑想のように寝る。知らない人の気配がすると起きちゃう。朝は早い。

・好きな物
好意にあまり差が出ない。大抵の物・人について問われたら大体好きって答える。食べ物は食べられる=おいしい。
三男坊、お下がりばかりだから自分の物、と誇れるものがあまりなかったと思う。だから執着も薄い。
主人が全なので、他の物の価値が一律になりがち。

・嫌いな物
注射。
針を刺されるのは平気。薬品をそうやって入れられるのが嫌い。薬は口から飲めば良いのでは……?点滴も嫌い。じっとしてられない。
そもそも治療をされること自体が苦手。放っておけば治るのでは……?
怪我や病気の時に姉が泣いた記憶に結び付くのだと思う。怪我の直りは早いが斬ったり斬られたりで傷跡は結構ある。

注射が嫌いと言う設定にでもしとかないと、機兵に乗る時の負担を減らす薬を開発してるとか言われたら無限に実験体になりに行きそうなので。
でも嫌いでも受けちゃいそうだな。

・左目について
折角隠れてるのに設定を生かし切れなかった。色が違うとかはない。
人と変わりない姿の客人神を見抜けるとかそんな感じの設定にするつもりだった。
隠しているのは子どもの頃の喧嘩で石を投げられて、まぶたとこめかみの間くらいに結構深い傷ができたから。投げた相手がそれを見る度すまなそうな顔をするのが嫌で隠すようになった。あと髪を切るのめんどくさい。
他人に左目を見られるのも嫌がる。傷が出来た理由を聞かれるし、そうしたら相手を「酷いね」って評価されるのが嫌。自分は怒ってないのに。

言語能力について
喋ったり話を聞いたりする分には不都合がないんだろうけど、読むのはともかく書く文字については練習いりそう。それも技能で補填出来るんだろうか。
多分自分の名前よりシュリさんの名前を練習している。主の名前の方が個人を証明できるものだと思ってるから……。

・武士と騎士の違い
これは実際の歴史上どうとかではなく、ふんわりとしたイメージでの概念だけど。
騎士は臣民を含めて自分が守る物(国や街自体を守る)、武士は主人という人に尽くす物、みたいな認識があります。
なので宗燕には国の民を自分が守る、という意識は薄いと思う。かといって無関心というわけではなく、国民は主の立場の人間が守る物。それを守るのが自分、みたいな。分担?
なので国民を守るという意識のある人間じゃなければ、主の素質を見出さないだろうな。

関係性について

シュリさんとの関係、自分としては船での終わりが最終ではないよな~と思っており。
むしろあそこがスタートラインというか。
読み切りを終えてこれから本編というか。
まだそんな感じじゃないかな~思っておりました。はい。
だって当人達にしたら出会って二週間一週間でしかないから……。
でも余白ある関係の方がこうやって終わった後も色々考えられてよくないですか(私信)

宗燕、下された沙汰が流刑だけど、刀は普通に持たされたので、やはり腹を切れという意向なのか? どちらが正しい? というのを選べず、死が怖くない訳でも無く。
ちゃんと死を恐れた上でなお命に対する償いは命でしか贖えないという価値観を持っております。贖いたいのに自害は許されてない。
シュリさんの強さとか誇り高さに主としての素質を見て、この人は世界に必要な人だから、自分の命を代替にできるなら償いとして許されるかな、みたいなそう言う意識なのですが。
こう、主、という存在を、一種神聖化……というか、主という名の種族みたいに思っているところがあると思う。
『主人』という種族の生き物で、自分とは別の存在、みたいな。
……目の前にいるのは2歳年下の人間なんだよなあ。
2歳年下の他人相手に、命の責務を負わせることが。どれだけ身勝手で相手にとって多大な負担になるのか。
その罪深さを、ちゃんと認識しないとダメなんじゃないかな。

結局のところ、償いをしたがってるのって宗燕の勝手な都合というかシュリさんに対して代替行為を求めてるわけだし。
元々の主人の子が生きていてもシュリさんを選ぶか、という質問に迷いなく答えられるようにならないとダメだと思う。
えっでも船のあの反応で好感度100じゃないんですか??? 100になったらどういう懐き方するんだ???

シュリさんはシュリさんで、宗燕に声をかけた時、若干自棄になっていた感情もあると思っている。苛立ちがあった、は知ってるけど。
現状を打破しないとという焦りもあって声をかけたけど、後で冷静になってみれば、自国の民ですらない他人の人生を巻き込んでしまったわけで。
後悔というか、負い目というか。だから責任取って宗燕の望む強い姿の主にならなきゃ、みたいな気負いがあるのでは?
命を救ってやったんだ、って開き直れるような性格だったら楽だっただろうにね。
まあPLの罪はPCが背負うものなのでつけ込んでいきますけど……。
この辺りの主としての仮面も、無理してるなら外せる関係になれるのかだと思う。
あの笑顔スチルを見れるルートに入れる日は来るのか。

宗燕の方も「なんだかだ言うて優しい」とか「命を使わせることは出来ないのだろう」って言ってるから、素ではないと認識してる気配はある。
自分が必要だった役目はもう終わってしまったし、そもそもそれ自体、自分じゃなくてもよかった事で、他に必要とされそうな利点が自分にないし、いっそ離れた方がシュリ殿(主殿呼びではない)の精神的負担が減るんじゃないか、くらいのことまでは思い至ってそう。でもそれは嫌なのだな。

だからそのデメリットを上回れるように、早く役に立つ存在にならなきゃ、という目的のための時間稼ぎが「命の賭けどころをくれ」
何だかんだ主人の方もほいほい命を賭けがちだから、こうして脅しておかないと一人で戦場に行っちゃいそうなので……。死ぬなや(おこ)
自分の命を盾に主人を脅していくライフハック(意趣返し)

あれを言われた時のシュリさんの反応はちょっと知りたい所あります。
事件の片がついて、一息つけて、珍しく宗燕の方から触って来て「……生きてる」って存在を確かめられたのに、死に対しての重さをずっと感じてたはずなのに、あの回答。
人に言っておいてお前!!!!! ってなるな。リザベラならビンタする。

でも「側に居たい」だといざという時に庇わせて貰えないから駄目なんですね。特別扱いはされたくない。
シュリさんの守るべき国民より下の立場において欲しい。ノアの箱舟には最後に乗りたい。
報酬として約束したから、で置いてもらうんじゃなくて、便利で使えるから、と認められたい。そんな感じの理由でのあの言葉だと思います。
シュリさんは道具扱いしたくないだろうけどね。役に立つ以外で共に生きる方法が宗燕には分からないのだと思う。
ようやく手に入れた帰る場所なので必死なんです。
このそれらひっくるめた重量のある感情、本当に「忠義」という名前で括って良いのかは微妙になってくるかもしれませんけど。
でも当人、他に名付けようもないのだと思う。
今は忠義という事にしときましょう。

思いついたらまた書き足すかもしれないけれど、ひとまずここまで。
こうやってゲーム終わったのに一月近く感想戦出来るの、本当にありがたいご縁だと思いますね。本当にありがとうございます。
宗燕の設定はシュリPLさんの好きにして良いので好きにしてください。そして本編同人誌をいつか下さい。よろしくお願いします。待ってます。
こちらもこれからも時折幻覚を見てますが、また雨水キメてるなと思ってそっとしておいてください。中毒性あるからしばらく治らないと思います。

最後に関係性シートを備忘録。回答ありがとうございました。

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