いつかまた忘却の彼方へ

今、日本人の心を掴んで離さないコロナ。

アレがない、コレが足りない、その先どうするの?どうなるの?とあっちもこっちももちきりです。もはや大人気。

そんな中での私のある意味楽しみとなっているのが「その後どうなるのか」ということ。

人間の脳の機能として「忘れる」というものがあります。それは人間の心を保つため、生きていくために備わっているもので、そうなっちゃうんだよねー的なもの。

「楽しみ」と表現すると、ちょっとおかしいのかもしれないけれど

でもさ 振り返るとかなりの事象が記憶からだんだん薄れてきてません?あれだけ騒動になったのに。ということでも。


メディアに流され、買い物難民になり、見つけた時には買い占めをする。

不安からくる行動は恐ろしいものでそれを止められない人がどれだけ多いか。今回のトイレットペーパー、米騒動を見れば誰でも意識の中のどこかで「おかしい」と思う。なのに、目の前でそうなっていることに振り回される。

日々の蓄え、用意というものも必要なところだけれど  無くなる不安を持ちすぎないことも必要だと思う。そして、慌てずに対応していくことが大切な事なんじゃないかなー。

あれがないこれがない、に振り回される人、それを冷静に見る人、その後、どのくらいの感覚でこの騒ぎを忘れていくんだろう。

そして、また同じことを繰り返す人がどのくらいいるんだろうね。

実際体験した時には「まだ終わっていない」「ふとした事で思い出す」ということがあるでしょう。それでも日々の暮らしの中で毎日毎時間考える、ということは多くはないと思います。

この話題が収束に向かった時に、そして、何かで似たようなことが起こった時に、どのくらいの人がまた同じような行動をするんだろう、と斜め48°くらいの方向から見ている私がいるんだろうな、と密かに思っております。









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