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9/28 ●1-2 77勝、5999勝の優勝球団。未来へ向けたクライマックスへ。

点、入らなかったですねえ……。

消化試合なので特にあれが悪いこれがどうこうとか言う事もないですが、消化不良な感じですよねえ……。


まあ兎にも角にも、これにてペナントレース143試合が終了しました。
77勝64敗2分。
球団通算勝利数は5999勝止まり。

物足りない! と言いたいところですが、何とも今年の巨人らしいフィニッシュだなと思ってしまいました。

思い通りに行ってくれることの方が少ないじゃないですか、今季。
良くも悪くも途上の巨人軍らしいです。


けれど、優勝できたという事実が全てをひっくり返しますよね。

試合終了後のスタンドへの挨拶のときの歓声も、何と言うか1位だと何か雰囲気違いました。
「ありがとう!」じゃなくて、「頼むぞ!」っていう。

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もうNPBは半数の球団が2019年シーズンを終えようとしています。
各球団の主力を担っていた名選手たちの引退セレモニーも行われています。おかげで涙腺が壊れつつあります笑。

秋は深まっています。


勝負の9月を乗り越えた先、いよいよ再来週から東京ドームでのCSが始まります。

正直、今年は足をもつれさせながらのフィニッシュだし、CSは最悪負けちゃっても仕方ないかなとか思ってたんですが、そうも言っていられない事情になってしまいました。

今年のCSは、日本シリーズ挑戦権を得るための戦いから、巨人軍のこれから先の未来を照らすための戦いに変容しました。

CS、巨人軍の選手が背負って戦うものは、
純粋なファンや関係者の期待であり、
阿部慎之助への感謝であり、
過去の巨人軍が積み重ねてきた歴史です。


ここから先は恐ろしいまでに結果が全てです。どう転がるかは全く分かりません。

ただ、彼らが背負い応えようとするものを意識するかどうかで、プレーを見た我々に刺さってくるものって全然変わってくるんですよね。

結果が全てだからこそ、過程が輝くんです。




朝帰り、二日酔いに悩まされながら始発電車を降りると、明け方の涼しさが肌にスっと染みました。

心地良さを感じる涼しさでもあり、やがてやってくる厳しい寒さを予感させる冷たさでもありました。


今年はいつまでジャイアンツを見れるだろうか。
慎之助の打席はあと何回見れるだろうか。

最後に笑顔になれるだろうか。


いっそう寒さがやってくるであろう10日後、
今季の終局へ向けて、
思い描く未来へ向けて、
熱気の蘇った東京ドームで、
巨人軍は佳境を走り始めます。


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