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9/20 〇9-4 さあ歓喜へ。 熱く、熱く、熱く、勝ち取ろう。

腰がねぇ……痛いんですよ…………。

めっちゃ真剣に見ちゃって……背筋ぴーんってして見てたせいで……。
一試合見るってこんな疲れるんですね。

自然体でいつも通り見ようと思いながらも、肩肘力入りまくりで疲労困憊です笑
見てる方がそうなんだから、やってる両軍選手にかかる負荷なんて想像することすら難しいですね。


試合は今年の総決算に相応しいゲームだったとしか言えません。

なんと言ったって山口ですよ山口。
堂々たる、今季ここまでチームを引っ張ってきた彼の力が存分に発揮された投球じゃなかったでしょうか。

序盤捕まりましたし、最後はちょっと後ろ髪引かれるような降り方でしたけど、それでも今日の試合の価値を考えれば、十二分の、エースと称する他ない結果です。


相手先発はなんの巡り合わせか平良。
敵地、横浜スタジアム。
治療に下がるだけで浴びせられるブーイング。

彼が"勝者"としての誇りを示すには、十分過ぎる舞台でした。

前球団を去った際、敵将からは
「移籍は痛くない」
「脅威にはならない」
と、プライドをへし折りにかかるような洗礼を浴びました。
(出て行かれる側のコメントとしては極めて正しいとは思いますが)

その彼が、今季最多勝利をあげ、
横浜スタジアムのマウンドで、
彼等を仕留めようと踏ん張る姿を見て、
後ろ指を指す巨人ファンなどいるものでしょうか。


去年の夏、山口俊のタオルを東京ドームで買いました。
失礼な話ですけど、冗談半分で買ってて、ハマスタでたまに掲げられたらいいな程度に考えてました。

「山口のタオルください」って言ったら、店員さんに
「えっw山口ですか?w」って言われたのを記憶してます。

僕も、そら笑うよなw とか思ってて、思い入れなんて特にない選手だったんです。


けれども、優勝を目前にした一戦で、かつての所属チームの前に立ち塞がり、結果を出した彼は紛れもなく、
読売巨人軍の、我等のエース、山口俊でした。

ヒーローインタビューも最高のものをかましてくれましたね。


今こそ言うべきでしょう。


ようこそ、読売ジャイアンツへ!

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にしても7回裏は痺れました。
腰痛の原因、完全にこのイニングです笑

もうゲロ吐きそうだったし、ソトのホームランどこに着弾すんだろうしか考えられなかったでしたね……

そこにあの澤村のピッチングですよ。

賞賛の言葉をどれだけ並べても重ねても足りない、試合を支配し制圧した、圧巻の火消しでした。
最高の投球でした。

巨人ファンのスタンディングオベーションで投手を称える画ってなかなか見れないですがけども、今しないでいつするんだと言わんばかりの投球に、ビジターにいた人皆震えたんじゃないんでしょうか。

続く回も田口やデラロサも危なげなく締め、最後は安堵感の漂う中でのゲームセットになりました。



寄せては引いてまた寄せる攻撃に晒され、
必勝を期した投手リレーをぶつけられ、
それでも次々に敵地の観衆の中へ刺していった打球は、
勝者のプライドを見せつけているかのようでした。

1つのホームランが飛び出すごとに、
「勝つのは俺たちだ」
「勝つのは俺たちだ」
とダイヤモンドを回る選手たちの背中から叫ぶ声が聞こえてくるような、強い意思を感じました。



歓喜は目前に迫りました。
今季競い合った敵の前で優勝を決めて欲しい気持ちは確かにありますが、正直そこまで強い思い入れはありません。
ただただ、143試合の最後に、笑って終わりたいです。


巨人軍は、勝ってなんぼです。
正直、負けてるシーズンは"不器用"で、"かっこわるかった"です。

けれども、巨人軍は今季、彼等の力によって布陣を整え、胸と胸を突き合わせた勝負をし、優勝マジックを2にするまで歩みを進めました。

僕らの"想い"がチームに届いたのかは分かりません。
しかし巨人軍は、巨人軍自らの手によって"変わり"、その結果を示そうとしています。

勝って、クールでかっこいい巨人、見せつけてほしいですね。



巨人軍は巨人軍らしく、今こそ、
熱く、
熱く、
熱く、
勝ち取ろう。

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