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MIZUNOが作った最高のグローブ『5DNA TECHNOLOGY』
こんにちわ。
グラブマイスターのNAOYAです。
野球グラブについての情報を発信しています。
今回はMIZUNOの理想の型を作りたいという想いがギューギューに詰まったグラブ『5DNA TECHNOLOGY』について話していきます。
まず始めに、これまでのグラブはプレイヤーから理想の型のグラブをヒヤリングして、その理想に近づけていくというアプローチ方法でした。しかし、今回の5DNA TECHNOLOGYのグラブは数多くの使用済みグラブを解析して得られた結果から作られたグラブになっているようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1669173597531-0F0PggyTZu.jpg?width=800)
5DNAとは
MIZUNOは使用済みのグラブを「defence」「dynamic」「deformation」「dimension」「detail」の5つの観点『5DNA』でひとつひとつ検証していったといいます。その結果、型崩れが起きていない、美しい捕球面を保ったグラブが理想的な捕球フィーリングをもたらすと突き止めたそうです。
ウェブポケットとセンターポケットの型、ポケットの捕球位置まで分析して得られた黄金比率を構造設計に落とし込んだのが『5DNA TECHNOLOGY』のそうです。MIZUNOのいいグラブを作りたいという想いが伝わってきますね。
5DNA TECHNOROGYのグラブとは
使用者の技術に関わらず、グラブを使うにつれて、ウェブポケットとセンターポケットはタイプやポジションごとにMIZUNOが突き止めた理想的な方向へと伸びていくといいます。そのタイプやポジションに応じたグラブを選ぶことができれば使い込むごとに自分の理想の型に仕上がっていくようです。
理想の型はどうやって決まる
グラブの理想の型は、ポケット位置とベロ形状、背面窓形状の連動で決まる。
1.ポケット位置
ポケット位置にはセンター、ウェブ下の2カ所があり、捕球面の浮き、シワがないものが美しいポケットとなる。
![](https://assets.st-note.com/img/1669175714424-biSSvkzcuU.jpg?width=800)
2.ベロ形状
ベロ形状は、ポケットの位置に応じて理想の伸び方が縦・横の2方向存在する。
![](https://assets.st-note.com/img/1669175929044-jqlkS8fkgq.jpg?width=800)
3.背面窓形状
背面窓形状にも、ポケットの位置に応じて理想の伸び方が、縦・横・斜めの3方向に存在する。
![](https://assets.st-note.com/img/1669176051388-swLRvOpXVQ.jpg?width=800)
ポジション別「理想の型」
私は、内野手なので内野手用グラブの理想の型を見ていきます。
ポケット位置によって望ましいベロ形状、背面窓形状があるようです。
内野手用グラブでポケットがウェブ下の場合は、ベロ形状は【縦のび】
背面窓は【縦のび】が望ましい。内野手用グラブでポケット位置がセンターポケットの場合は、ベロ形状は【横のび】背面窓は【横のび】
まとめ
これまで、グラブを選ぶ基準としてはポジション、サイズ感、見た目、手を入れての第一印象などで選んでいました。5DNA TECHNOROGYのグラブではポジションと自分のポケット位置をしっかり考慮した上でベロ形状や背面窓のグラブを選ぶと自ずと理想の型になっていくということです。ということは、グラブを選ぶ際はこれまで以上に自分のタイプを理解した上で慎重に選ぶ必要があるということですね。ただ、自分の理想の型を把握できていれば実際に店舗に行かなくてもネットなどで失敗することなく理想のグラブを手に入れることが出来るということになります。
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