![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147930524/rectangle_large_type_2_231f75329e177c41f76be415e2f522e2.jpeg?width=1200)
フィルターアクションとセットアクションで選択挙動違うくない?
知っている人は当然理解してVIZを作成していると思うのですが、何か違うやんと思った事を書いておきます。ORD9のQ6『利益率ワースト3のサブカテゴリを除外すると、利益率は何%になりますか?』で、フィルターアクションだけでなく、セットアクションも用いて利益率ワーストの除外アクションを実現する事が出来ますよーとの説明でしたが、解説の中には、選択アクションがフィルターアクションでは、被選択項目を選ぶたびに選択項目がリセットされてしまう事に対して、セットアクションでは被選択項目を順次追加していく事が出来ます。
従って、被選択項目が多数あり、1回では選択しきれないようなVIZの場合、積極的にセットアクションを使う必要があるのですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1721473161998-D0cQTR3qtm.jpg?width=1200)
利益率ワースト3のカテゴリを選択すると、フィルタアクションでもセットアクションでも、平均利益率が17.06%に上昇し、同じ機能が実現出来ている事が動画でも解説されています。この状態には、3つのカテゴリを一度に選択しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1721473228745-FL78n1owMC.jpg?width=1200)
ところが、ワースト4番目のサブカテゴリ『画材』を改めて選択すると、フィルタアクションでは、画材のみが除外された平均利益率12.17%となるのに対し、セットアクションでは『画材』が追加で除外された17.41%となっているようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721473350153-a4TRBNvGJf.jpg?width=1200)
このまま、順次下からサブカテゴリを選択していき、一番上まで選択すると、セットアクションでは全てが除外された事になり、数字が表示されなくなります。フィルターアクションでは椅子のみが除外された10.41%となっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1721473680901-MlWtdI6mEE.jpg?width=1200)
フィルターアクションでも、コントロールを押しながら選択することで、セットアクションと同様に追加して選択範囲を増やしていく事が可能です。面白い事に、フィルターアクションの方は、選択範囲を誤ったときに、コントロールを押しながらもう1度選択する事で、選択範囲を1つずつ解除していく事が出来ますが、セットアクションは個別の解除はできないようです。微妙な違いですが、VIZ作る際には、複数項目を順次選択する事が必要かどうかでどちらを使うか見極める必要がありそうですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?