ネットでマスクを購入したお話(5/29オチ追記)
松茶です。
今日はポケカの話ではありません。
マスクの話!
家のマスクが底を尽きかけ、週に2枚で回すも、そろそろ限界がきました。最近は、ようやく市中に出回り始めたようですが、未だにマスクを売っているところを見たことがありません。
シャープマスクの抽選にも落選したため、ネットで注文しようと思って検索。
↑Yahoo !ショッピングにて
4月始めに見たときは、50枚で3500円くらいだったので、少し値下がりましたね。
とりあえず、在庫のありそうなところで注文。
普通に1000人以上の人がカートに入れてたので、いつ届くんだろうと思ったら・・・
翌日に届いた!はやっ!!なんか箱破れてるけど!!!
とりあえず、ちゃんと日本語のパッケージ。名古屋の会社名が書いてある。でも、住所はマンションの一室っぽいので、そんな大きな会社ではなさそう。
中を開けると、
中国の合格証が入ってました。
現在、中国からマスクを輸出するときには、【合格証】が必要のようです。少し前に、欧米へ粗悪品が輸出されため、かなり政府の管理が強化されています。
〈中国マスクの規格〉
では、表示の内容を見ます。中国にも日本と同じく表示法というのがあり、【执行标准】(執行標準)の番号と、それに合格していることを表記しないといけません。通関時には、第三者試験機関のテストレポートも提出します。
このマスクの場合、GB /T 32610-2016という国家標準をクリアしたものということになります。国家標準というのは、日本のJIS規格みたいなものです。このGB規格の適用範囲を見ると、「日常生活で空気汚染環境下の粒子状物質を防ぐためのマスク」なので、PM2.5用のマスクの規格みたいです。
ちなみに、日本には一般のマスクのJIS規格がなく、マスク工業会の自主基準があります。
http://www.jhpia.or.jp/standard/mask/index.html
次に、GB /T 32610の内容を見ると、有害物質(ホルムアルデヒドや特定芳香族アミン類)、ゴムの取付強度、微生物、視野、ろ過効率などの項目があります。これに合格していたら、まぁちゃんとしたマスクなのではないでしょうか。
先ほども書きましたが、このGB規格はPM2.5用マスクの規格なので、ウィルスの効果については不明です。中国には、医療用サージカルマスクの規格(こちらは強制規格)もあり、こちらはバクテリアと微粒子の捕集効率の試験が入ってます。よく、パッケージに「BFE ○○%」とか「PFE○○%」とか書いてあるあれです。
ちなみに、日本でこの試験をできる「カケンテストセンター」さんは、試験依頼が殺到して受付を中止しています。これを機にマスク販売に参入しようっていう会社が多いんだと思います。
ただ、原材料として使う不織布自体に、「BFE」や「PFE」が何%くらいかっていうグレードがあるそうなので、どんな不織布を使うかで、だいたいのマスクの性能が決まります。逆に言うと、目指す性能によって、使用する不織布の種類が変わるってことですね。
↑カットしたとこ、3層構造でした。
正直、マスクの性能については見た目で判断できないので、何とも言えません。表示されている「无锡中德医疗器械制造有限公司」のHPを見ると、ちゃんとした医療機器メーカーっぽいので、ちゃんとしたマスクだと信じています。
〈使用感〉
見た目は普通のマスクです。ただ、昨日まで着用していた日本の大手メーカーのマスクとは違い、不織布が少し硬めな感じがします。でも、着けた感じは悪くありません。
ゴムについては、しっかり圧着してあるので、引っ張ったくらいで外れたりせず、1日問題なく使用することができました。
↑結構、しっかり圧着されてました。
性能は不明ですが、使用感は普通で、十分使えるマスクだと思います。
〈最後に〉
最近マスクは、ドラッグストア以外のお店でよく売られていますし、ネットでも色んなお店が取り扱っています。なので、レビューの数が多いところで、使用感など問題ないかよく見て購入した方がいいと思います。
でもやっぱり、日本のメーカーのマスクが一番なので、早く買えるようになってほしいです。
ここまで、長文を読んでいただきありがとうございました。
ではまた(つづく)
5/29追記
結論、ここまで書いておいて、結局は不良品でした。購入後は在宅勤務が多く、マスクの消費量がかなり少なかったのですが、途中から付けたらすぐにワイヤーが飛び出すものが続き、ダメダメな商品だということが分かりました。
ご覧のようにうまく不織布の圧着ができておらず、簡単にワイヤーが飛び出します。約半分が同じ状態で不良品でした。当時50枚で2720円、今は1000円で叩き売られてます。ほんといい経験をさせていただきました。
もう1箱、別の通販で購入したマスクがあるので、今度はそちらを試してみようと思います。あちらは、中国大手の紙オムツとか作っているメーカーのものだったので、どういう品質のものか気になるところです。
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