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2020年分の路線価が公開されました

国税庁は、7月1日に今年の路線価を公開しました。
路線価は、相続税や贈与税を計算する際に、土地などの評価額の基準となります。また、路線価と併せて評価倍率という基準も税額計算に使用しますが、こちらも公開されています。

最高路線価の動向
路線価が発表されると、最高路線価の場所とその価格は気になるところです。今年の全国一の最高路線価は、東京都中央区銀座5丁目銀座中央通りでした。この場所は今年だけでなく35年連続で最高路線価となっているようです。そして、その路線価は4,592万円と昨年4,560万円より0.7%上昇し、過去最高の路線価となりました。
全国的には、那覇が最大の上昇率で40.8%。以下、大阪35.0%、横浜34.5%、奈良21.2%、京都18.1%、神戸17.6%、札幌17.2%、熊本16.5%、さいたま15.1%、宇都宮13.7%、名古屋13.0%、そして福岡11.8%と続いており、この12都市が10%以上の上昇でした。

コロナウイルスの影響
公開された路線価には新型コロナウイルスの影響は反映されていません。もし、大幅に地価が下落する地域が出たときは、路線価を減額する措置が講じられる可能性があります。

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