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自宅で採血して郵送すれば結果がわかるがんリスクチェッカーを試してみました

こんにちは。がんは日本人の2人に1人はかかる病気で、早期発見と早期治療が大事と言われてます。

でも検査のためになかなか病院に行く時間もないし….

そんな方に、自宅でできる便利ながんリスクチェッカーというのを試してみたので、中身を紹介します。

■男性向けがんリスクチェッカーと女性向けがんリスクチェッカーの中身と検査項目

家族で試しました。このようなキットが送られてきました。

がんリスクチェッカー箱

男性向けの検査項目:PSAとp53
女性向けの検査項目:CA15-3とp53
これってどんながんのリスクがわかるのでしょう?

■腫瘍マーカーと検査項目PSA、CA15-3、p53の意味

まず「腫瘍マーカー」の意味について調べた内容を、こちらのサイトから引用します。

腫瘍マーカー”は、何らかのがんが疑われる場合、診断に至るまでの1つの手段として、その値を測定します。検査の結果、体液(血液)中の“腫瘍マーカー”の値が高いほど、特定のがんを発症している可能性が高くなります。ただし、“腫瘍マーカー”は、あくまでも「特定のがんを発症している可能性」として、捉えられるものです。特定の“腫瘍マーカー”が一定以上の数値を示している場合は、さらに詳しい検査を行い、確定診断を行う必要があります。

特定のがんを発症している場合に示す数値指標ということです。

あくまで、発症しているかどうかを確認するためで、数値が基準値を超えた場合は、そのリ100%がんを発症しているわけではなくて、そのリスクが高いので詳しい検査が必要ととらえれば良さそうです。

それぞれの指標の意味についても同サイトから引用します。

<PSA(前立腺特異抗原)>
前立腺がんで高値となる。“腫瘍マーカー”の中では、もっとも優れた組織特異性を持ち、前立腺がんの早期発見や再発の発見に利用される。ただし、前立腺肥大や前立腺炎、尿道刺激(内視鏡カテーテルなど)後24時間以内に軽度上昇することもある。

<CA 15-3>
乳がんなどで高値となる。「乳がんの代表的腫瘍マーカー」である。原発性乳がんと比較すると、転移性乳がんや進行性乳がんでの陽性率の高いため、再発の予知や治療効果の判定に利用されている。再発乳がんは、肝肝臓や骨へ転移するケースが多くみられるため、CEA、NCC-ST-439などと組合せることがある。

p53については、こちらのサイトに詳しく書かれています。

引用すると:

「p53抗体」は、比較的新しい腫瘍マーカーである。2007年に厚生労働省において乳がんや大腸がん、食道がんの診断に保険適用が認められてからというもの、臨床の現場で頻繁に活用されている。注目すべきは早期のがんの陽性率の高さ。乳がん、大腸がん、食道がん患者の20〜30%で、血清中の抗p53抗体が陽性となる。

こちらは、PSAとCA 15-3とは異なり、早期のがんのチェックに有効で、乳がん、大腸がん、食道がんの20〜30%ということですので、陽性だからといって残りの7、8割りはがんが発症しているとは限らないともとれます。

■がんリスクチェッカーの血液検査キットで実際の採血のやり方

箱を開けると、中に採血キットが入っています。

糖尿病の方が血糖値を自分で測定する時に使うような、針で指にキズをつける「ランセット」というもので小さいキズを付けて、小さいシリンダーに血液を採取するものです。

blog がんチェッカーやり方

こんな感じです。チクっとしますが、一瞬なのでそれほど痛くはありませんでした。大体10分ほどで採取できましたので、それを郵送するだけです。

詳しくは、メーカーのサイトに動画が掲載されてましたので、詳しく知りたい方はどうぞ。

■がんリスクチェッカー検査結果はいつどのように確認できるのか?

結果の速報がメールで送られてきて、URLをクリックすると、PCでもスマホでも速報結果が確認できます。

確認するためには、15桁のお問い合わせ番号というのを入力する必要があります。採取した血液を送付する時に、返信用封筒に申込書を同封しますがそこに記載されています。

blogがんチェッカー速報1

採血したのが5/31で報告日が6/4ですので、正味4日で速報結果が分かります。とても早いです。詳細結果は1週間後に郵送されるようです。
結果を拡大すると、

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PSAもp53も問題なしで、一安心でした。
申込書は控えを忘れずにとって置いてください。カーボンコピーになっているのですが、私はうっかり一緒に送ってしまいました。

でもフリーダイヤルで電話したら教えてくれましたので大丈夫です。

■がんリスクチェッカーはどこから購入できるのか?

この検査キットは、ネットからも購入できます。

https://amzn.to/3750dKv

https://amzn.to/2A7C9dV

■まとめ

血液を自宅で採取して郵送することで、がんのリスクをチェックできるキットを紹介しました。

あくまで、リスクがあるかどうか早期にチェックするためのものですが、なかなかがん検診に行けない方にとってはとても便利です。

参考になれば嬉しいです。

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