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SDGsに取り組む 「この街の母屋のような存在でありたい」てくのハウス株式会社

私たち、日本青年会議所 近畿地区 京都ブロック協議会 グローバル人財育成委員会では2021年の一年間で、より地域にSDGsを浸透させることを目指します。今回は、SDGsに積極的な「てくのハウス株式会社」の取組みを投稿します。

取材協力店:てくのハウス株式会社
代表取締役:牧野 伸哉

てくのハウス株式会社とは
てくのハウス株式会社は1976年にマキノデンキとして家電販売業を個人で創業されました。1984年株式会社マキノデンキとして法人化され
2020年12月に「てくのハウス株式会社」へと社名変更されました。家電販売業から始まり、リフォーム事業・福祉用具貸与事業の三本柱で事業を拡大されておられます。地域に住む人たちの困りごとを解消し電球1つでも交換に伺い地域の方々と直接会う仕事を続け、困ったときは気軽に頼ってもらい、「人・心・モノ・情報」が行き交うそんな母屋の存在でありたいと考えられておられます。

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てくのハウス株式会社の主な取組内容

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てくのハウス株式会社では地元宇治市のecoット宇治さんと協力し、市民・事業者・市が協働 し、地球温暖化防止に向けた取り組みを行っておられます。
宇治川の川の力を活かした水車を作り、水力発電の成功もされています。
 


また、地域住民にゴーヤの種を配り、グリーンカーテンの推奨を行っていたり誰にでもできる持続可能な開発目標を地域を巻き込んで活動されておられます。


グリーンカーテンとは
緑のカーテンがある部屋とない部屋を比べてみました!
緑のカーテンがない部屋では、日光をさえぎるものがないので、太陽の熱によって壁やガラスがあたためられます。その熱は部屋の中にも伝わるため、結果的に部屋の温度が高くなります。
一方、緑のカーテンがあると、日光をさえぎり、熱の原因となる赤外線の多くを反射するため、部屋の中の温度を低く保つことができます。
エアコンの冷房を同じ温度に設定しても、温度が高い部屋はその分だけ負荷がかかるため、電力を多く消費します。
緑のカーテンは、エアコンの消費電力をおさえるという省エネ効果があります。

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地域住民に向けたSDGs

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地域の住民を巻き込んだイベント開催
ecoット宇治さんと協力した水力発電の活動や地域を巻き込んだグリーンカーテンの推奨
京都府と連携した事業継続力強化計画(BCP)にも取り組まれており地域が被災した時にいち早く回復できる持続可能な活動をされておられます。
てくのハウス株式会社では太陽光蓄電池があり、災害時に地域一帯が停電になった時でもスマホの充電など地域の人に使っていただける環境づくりを
率先し地域内での助け合いが必要であり、地域でなにかできることはないかと考えておられます。

地域住民に向けたSDGs

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私たちの生活は便利なものであふれています。その一方で私たちの目の届かないところでは大量破棄による環境汚染が深刻となっております。
さまざまな資源を活用してモノを生産する人には「つくる責任」があり、それを消費する人には「つかう責任」がある。それを示したのが、SDGsの「つくる責任つかう責任」です。てくのハウス株式会社では環境問題を考えて廃家電のリサイクルに取り組んでいます。

社内スタッフに向けたSDGs

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社員の採用を積極的に実施し、毎年2名の新卒社員を採用しています。また若手中堅社員にも資格試験を受験する制度を設けていたり、社内で商品研修や販売研修も繰り返しみんなが成長できる環境を整備しています。

社内スタッフに向けたSDGs

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社員が楽しんで成長できる働きがいのある職場作りをされています。女性専用のトイレ・更衣室を整備し、有給休暇取得率100%、産休育休制度も積極的に取り入れ、年に1回は社会保険労務士さんに社内研修を実施し、常に労使見解の見直しを図っています。社員評価制度も充実していて、年齢に関係なく努力した社員が報われる制度を多数取り入れています。


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③ 全ての人に健康と福祉を
⑦ エネルギーをみんなに そしてクリーンに
⑩ 人や国の不平等をなくそう
⑯ 平和と公正をすべての人に

今後の課題として、上記の4つを提案していける企業を目指されておられます。

ご協力ありがとうございました。

公益社団法人日本青年会議所 近畿地区
京都ブロック協議会 グローバル人財育成委員会



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公益社団法人日本青年会議所 近畿地区
京都ブロック協議会 グローバル人財育成委員会






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