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【愛】に関するエッセイ

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愛についての穂乃花的哲学❁
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2021年4月の記事一覧

恋愛傾向は結局「人による」でしかない。大切なのは価値観に寄り添うこと

「おごりだけど安い店ばかりの彼」vs「美味しい店連れてってくれる完全ワリカンの彼」付き合うならどっち? ファイッ!!!! という記事を見て、色々と真剣に考えてみた。 「男性が奢るのは当たり前」 「奢られる前提の女は無理」 みたいなのは、よく物議を醸す話題のひとつでもあるし、 「奢ってもらえない女はそれまでの価値」 「男性は好きな女に金をかける生き物」 みたいな恋愛傾向あるある記事ってたくさんあるけどさ、 え、結果さ、“人による”でしかなくない…? 何が嬉し

お金がなければ愛は生まれない?「かけてくれた時間」こそが愛でしょ

「お金がなければ愛なんて生まれないんだから、お金に余裕のある人と結婚しなさい」 母には、ずっとそう言われてきた。 実家はお金持ちじゃなかったけど、特別貧乏すぎるってわけでもなかった。 何不自由なく育ててくれたし、母は毎日美味しいご飯を作ってくれた。 食べるものに困ったこともなければ、毎日学校にも通えた。 欲しいものは中々買ってもらえなかったけど、誕生日にはケーキを食べさせてもらえたし、クリスマスはうちにもサンタさんがきた。 けど、子供のころの私は「お金がなければ愛

「裏切られた」は自分の“理想像”に相手を勝手にはめ込んだ結果に過ぎない

人間関係を育んでいく上で、「裏切られた!」って感じてしまうことってよくあることだと思う。 「信じていたのに…」 「こうしてくれると思ったのに…」 でもそれって、自分が相手に期待をしすぎているだけじゃありませんか? そもそも「裏切られた」って何? そもそもの話、“裏切り”ってなんやろな、ということをおさらいしておきたい。 wikiで調べてみると、裏切りの定義はこう書かれていました。 裏切り(うらぎり、英: Betrayal)とは、約束や同盟関係を捨て相手に寝返る等の