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【愛】に関するエッセイ

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愛についての穂乃花的哲学❁
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2021年2月の記事一覧

結局女は「追う恋」と「追われる恋」どちらが幸せなのか

「女は追うより追われる方が幸せ」 最近だと、そう言われることの方が多い気がする。 実際には答えはないと思うし、これは恋に関する永遠の課題なのかもしれない。 結局のところ、「人による」で終わることのできる問題でもあるし。 けど私は、結局女は「追う恋」と「追われる恋」どちらが幸せなのか、自分なりにちょっとだけ考えてみたい。 追う恋・追われる恋、どちらが好き? っていうアンケートを各メディアで散々見てみましたが、媒体によってかなりの差がでました。 追う恋派が多かったア

誰かを「好き」と自分の中で認めることは案外勇気のいること

“人を好きになること”に対して、あなたはどんなイメージを抱きますか? “幸せなこと”? それとも、“辛くて苦しいこと”? 考え方や感じ方は人それぞれですが、後者の印象を抱いてしまう方って、意外と多いんではいないでしょうか。 「好きになっても、その人が振り向いてくれなかったら傷付くだけ。」 「好きになりすぎて、愛情が重たくなりすぎて、苦しくて辛くなる。」 そうそう。だから、自分の中で誰かを「好き」と認めることって、結構勇気のいることだったりする。 「好き」のブレー

「あの人がいないと生きていけない私」にはなっちゃだめ

「あの人がいるから頑張れる」 「この人がいてくれるから私も生きられる」 そう思えることは、とても素敵なことです。 そう思えるほどの大切な人に出会えたことも、計り知れず幸せなことだと思う。 だけど、「あの人がいないと生きていけない」 そうなってしまってはいけません。 これは、“依存”です。 “あの人がいないと生きられない私”になっちゃだめなんです。 生きることの軸を“誰か”にしない 生きていく上で、“生きがい”を見つけるのはとてもいいことだと思います。 その生

愛って「ギブアンドテイク」なの?テイクが前提の愛は弱い

「私がこうしたんだから、あなたもこうしてくれるでしょ?」 「私がこんなに愛したのに、何であなたは愛してくれないの?」 人は人に対して、見返りを求めがちだ。 “恋愛は、ギブアンドテイクで成り立つ” なんて一説もあるが、テイクが前提の愛、見返りを求める愛が、本当の愛だとは到底思えません。 テイクが前提の愛は弱い もちろん、感謝の気持ちからギブアンドテイクの精神を持つことは大切だと思う。 けれど、テイクが前提の愛は、結局相手への愛ではなく、自分への愛でしかない。 「