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【高松宮記念2024】S評価はビッグシーザー!スプリント王の血を引く素質馬!中京最強!

みなさまおつかれさまです。
グラスワンダーの子孫でPrix de L'arc de triomphe、ぐらそんです。

今日は高松宮記念を徹底分析していきます。

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有力馬分析

ナムラクレア 3.8倍 B++++
スプリンターズS5着、高松宮記念2着、スプリンターズS3着。全成績が5-4-4-3で1200成績は5-1-2-1とほぼパーフェクト。1200に距離短縮の場合、3戦全勝しており、京都牝馬Sからのローテとしてのもそういう意味だろう。課題は想定が1番人気か少なくとも2番人気ということ。かなり勝ちきれないタイプで馬格もそれほどないため、進路をカットされたりしやすくスプリントのG1となると勝ちきれないシーンが目立つ。2,3着は結構あると思うのだが、それも3着のような気がしてならない。今回は素晴らしいスプリンターが多いので勝ちきれないとみる。
CW86.7-54.7-23.0-11.3、坂路50.2-24.1-12.0 A

トウシンマカオ 6.8倍 S
京阪杯とオーシャンSを連勝。完全に本格化してきた。速い持ち時計まではないがオーシャンSで+12キロと成長を見せている。馬格も増えてスプリンターになってきた。オーシャンSからは間隔が短いためか、今のところ調教は軽め。それでもフォトパドックでは相当に仕上がっていて、バキバキで大腿二頭筋が膨れ上がっている。その祖父はスプリンターズS連覇のサクラバクシンオー、父は高松宮記念制覇のビッグアーサー。これにミスプロのクロスがかかっているのだからまさに高松宮記念のための血。服部牧場という日高生まれも高松宮記念ぽい。一点、去年の不良馬場の高松宮記念で15着というのが、今年も雨予報ぽいところだけ課題。
軽め?不明

ルガル 8.0倍 S+
シルクロードS 0.5差圧勝。現地で見ていたがパドックから抜けていて強すぎた。1200でこれだけの圧勝を決めたのは素晴らしい。ステップとしては完璧なレースで高松宮記念とシルクロードSの好相性からも普通なら文句なく本命にしていい。調教もかなりいい。坂路であがり11秒台を連発しているのは凄い状態。フォトパドックもバキバキに締まっていて相当な状態の良さをみせている。とくに素晴らしいのが胸前の筋肉と太腿の大腿二頭筋。さらに馬体バランスも相当によく、完璧なサラブレッドとして仕上がっている。課題があるとするとドゥラメンテの中京1200適正で同じキンカメ系のロードカナロアとかと違ってあまり成績はよくない。あとはルガル自身が2,3着が多く勝ちきれないことだけが課題。週末は雨予報だが、それもプラスで橘Sでは不良馬場を0.8差圧勝している。
坂路51.3-23.8-11.9、坂路52.2-23.7-11.7 A+

ママコチャ 8.3倍 B++
去年のスプリンターズSの勝ち馬。ただ、去年のスプリンターズSは1200重賞を高速ラップで勝ちきっていた馬が少ないなかでの勝利でレベルは高くなかったとみている。ママコチャのベストパフォーマンスは安土城Sの京都1400で左回りハイラップ1200の高松宮記念にはそれほど適正ないように思う。ただ、調教はいいし、なにせ川田騎手なので2,3着はある。
CW80.2-51.0-22.9-11.3、CW81.0-51.1-22.4-11.2 A

マッドクール 12倍 B++
中京にこだわって使っていた馬で、2勝、3勝クラスは中京1200を1分7秒台で連勝している。ただ、CBC賞は10着。香港スプリントは状態もあがっていなさそうだったしノーカンでいいとして、勝ちきるまであるかというと他のスプリンターたちには及ばない印象。2,3着ならあると思う。
CW80.8-51.1-22.3-11.1 A

ビクターザウィナー 13倍 S
香港のスプリントは相当レベルが高く、香港スプリントを勝つような馬なら文句なく、日本馬をはねのけるのだが、ビクターザウィナーは香港スプリントでは4着。そうすると最高レベルとはちょっと言えないのだが、その香港スプリントで無類の強さを誇っていたラッキースワイネスを7人気で打ち破ったのが前走のセンテナリーSS。香港スプリントの2,3着馬にも勝ちきっている。しかも、それがスーパーロケットスタートからの逃げ切りということであれば高松宮記念に対する適正も高いと考えられる。血統的にはハイシャパラルにダンチヒ、ヌレイエフとノーザンダンサー味が強いので高松宮記念にはマッチしそう。勝ちきりもあるとみる。
海外

ウインマーベル 14倍 A+
全成績でみると下記。
1200 3-3-3-4
1400 3-1-0-2
2022年のスプリンターズSでは2着に来ているが、これはジャンダルムやナランフレグといったちょっと低調なスプリント路線だった。去年の高松宮記念、スプリンターズSでは完封されていてちょっと足りない。ただ、去年は不良馬場だったが、今年は不良まではいかない程度の雨予報だとするなら前走の重馬場での阪急杯の勝ちきりは素晴らしいし、馬券には来てもいいはず。調教もかなりいい。
日曜W79.6-51.4-23.7-11.4、W85.8-52.1-11.5 S

アサカラキング 15倍 B
阪急杯ではそのスピードから本命にしたが、今まで1400までしか使ったことがなく、キズナの距離短縮は厳しいとみる。高松宮記念は昔はサンデー系も来ていたが、スプリント資質の強いレースになっており、いきなり1200で通用するほど甘いレースではなくなっている。
軽め

ビッグシーザー 16倍 S++
今年の4歳世代は弱いと言われているが、短距離はちょっと違っていてルガルがいたり、このビッグシーザーも活躍している。まず葵Sは3着まで1.07.2という超高速決着で200m~1000mまでをすべて10秒台のラップで刻んだのはかなり凄い。ビッグシーザーは4連勝中で圧倒的1番人気を背負いながら3着だったのだが、これは大分ロスした形の競馬。その4連勝中には中京1200レコードの1.07.9と中京2歳S勝ちも含み、中京1200は圧倒的に強い。秋に古馬と直接対決で1番人気を背負わされて負けたが、タイムは悪くない。淀単距離は勝ちきり、オーシャンSではバースクライに進路をふさがれてアオられる不利がありながら馬群をはねのけて最後しっかり伸びて2着の強い競馬。調教はオーシャンSから間もないためか坂路、CWで15-15程度だが最終追切でしっかり追ってくるだろう。血統はサンデーが奥深くに存在して、トウシンマカオよりもさらにサクラバクシンオー要素が強く表れた形。ノーザンダンサーやStormCatがクロスしていて、ミスプロではないレイズアネイティヴが入っているのも素晴らしい。父ビッグアーサーと同じバンブー牧場が生み出したスプリントの最高傑作と言っていい。
軽め?不明

ウインカーネリアン 21倍 B
調教はいいが、初スプリントで通用するほど今の高松宮記念は甘くない。
W79.7-50.4-11.5、W83.9-52.7-12.2 S

モズメイメイ 140倍 S
先ほどから解説しているハイレベル葵Sの勝ち馬。チューリップ賞も勝っている。この馬はまず間違いなく逃げの手でないと折り合いがうまくいかない馬で、気分よく走らせることがなによりも大事。そういう意味で葵Sはとんでもないロケットスタートを決めて逃げ切ったのだが、間のラップが全て10秒台とかなり優秀な逃げ切り。これで1.07.1なら高松宮記念でも勝負になる水準。京都牝馬Sは相当なハイラップで逃げさせられて、1~7着までが差し馬という決着だったことを考えると負けて強しの競馬。ルガルやビッグシーザーに勝った逃げがうてれば一発ある。今の藤岡佑介は覚醒している。
坂路53.4-24.8-12.5 B+

総括

ナムラクレア 3.8倍 B++++
トウシンマカオ 6.8倍 S
ルガル 8.0倍 S+
ママコチャ 8.3倍 B++
マッドクール 12倍 B++
ビクターザウィナー 13倍 S
ウインマーベル 14倍 A+
ビッグシーザー 16倍 S++
モズメイメイ 140倍 S

考察

結構ハイレベルなスプリンターが集まったと思う。とくに4歳世代。新しいスターが生まれるのではないだろうか。

全体展望

ナムラクレアは、圧倒的な1200m成績を持ち、距離短縮時の全勝記録が目を引きますが、スプリントG1での勝ち切れない傾向が懸念されます。
トウシンマカオは、京阪杯とオーシャンSでの連勝を受け、本格化の兆しを見せていますが、不良馬場への適応が課題となります。
ルガルは、シルクロードSでの圧勝が印象的で、調教状態も絶好と評価されていますが、ドゥラメンテ産駒としての中京1200への適正が注目されます。
ママコチャは、去年のスプリンターズS勝ち馬でありながら、昨年のスプリントG1のレベルに疑問符がつけられており、高松宮記念での適正が試されます。
マッドクールは、中京1200での好成績にもかかわらず、CBC賞での10着が気になるところです。
ビクターザウィナーは、海外スプリント戦での好成績を背景に、日本でのスプリント能力が期待されますが、香港スプリントでの4着が気になるところです。

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